「看護師のシフトって辛い…」
「マジできつい。今月のシフト何なの?こんなに辛いのはうちだけ?みんな辛いの?」
「こんなに辛いのはシフトの種類が合っていないから?」
シフト表を見て、
今月のシフト辛すぎぃ!
と思ったことは何度ありますか?
私は、シフト表を見るたびに思っていました。
勤務表を見てため息をつく。
このルーティンを何度繰り返したことか(泣)。
あなたは看護師のシフトは辛いのが当たり前と思い込んでいるかもしれません。
でも、看護師の職場の中には、
「このシフトなら、意外といける!」
「思ったよりもきつくないかも!」
と思えるシフトのところがあるんです。
この記事では、看護師のシフトの種類と2交代・3交代の辛さの比較、それぞれのシフトでのきつい例などを私の勤務経験に基づいて説明していきます。
この記事を読めば、あなたは今の感じているきつさから解放されて、
「このシフトなら意外と楽かも!」
と思って働くことができるようになりますよ。
看護師のシフトの種類は基本2つ
看護師のシフトの種類を見ていきましょう。
これは、看護師のあなたに説明するまでもないと思いますが、看護師のシフトは次の2種類があります。
- 2交代
- 3交代
この2つのシフトの種類を詳しく説明していきます。
2交代のシフト
2交代のシフトの例は次の通りです。
日勤:8時30分~17時30分
夜勤:17時00分~9時00分
日勤は8時間勤務、夜勤は16時間勤務となります。
最近は3交代から2交代にシフト変更する病院・病棟が増えてきていますね。
<シフトの例>
パターン①:日勤→日勤→夜勤(入り)→明け→休み
パターン②:日勤→夜勤→明け→夜勤(入り)→明け→休み
看護師のシフトで「入り」は夜勤に入る日、「明け」とは夜勤明けのことです。
夜勤明けの日は残業がなければ、9時~10時頃には勤務が終わりますので、ほぼ丸1日オフのようなものです。(もちろん、夜勤明けでクタクタですが)
2交代のシフトでは、朝食・夕食の忙しい時間帯が、人数の少ない夜勤者が担当することになるため、早番・遅出のシフトを作ってカバーしていることもあります。
また、長日勤(ロング日勤・日長)のシフトで、早番・遅出のシフトをカバーし、さらに夜勤時間を短くするという工夫をしている病院・病棟もありますね。
長日勤(ロング日勤・日長)のシフトについては、「看護師はロング日勤(長日勤)がきつい!疲れるならシフトに注意!」で詳しく説明しています。
また、2交代のシフトの職場では夜勤専従の看護師を置いていることも少なくありません。
夜勤専従の看護師のシフトについては、「夜勤専従の看護師は、実はメリットが沢山あることを知っていますか?」で詳しく説明していますので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
3交代制のシフト
3交代制のシフトの例をご紹介します。
日勤:8時00分~17時00分
準夜勤:16時00分~1時00分
深夜勤:0時00分~9時00分
<シフトの例>
パターン①:日勤→日勤→準夜→深夜→休み
パターン②:日勤→日勤→深夜→深夜→休み
3交代制のシフトの場合は、準夜勤の人数を深夜勤よりも増やすことで、夕食時の忙しさをカバーしています。
また、日勤を2交代よりも早めに開始することができるので、朝食時の忙しさもカバーできます。
そのため、3交代のシフトでは、早番・遅出・長日勤のシフトを作ることは少ないです。
看護師のシフトは2交代・3交代どっちが辛い?
「看護師のシフトって2交代と3交代、どっちが辛いの?」
看護師なら1度は考える疑問だと思います。
この疑問に一言で答えるなら
「あなた次第!」
という答えになります。
結局それか!!
というあなたのつっこみが聞こえてきそうですが、事実そうなのだから仕方ありません。
「私は2交代の方が辛い」
「私は3交代の方がきつい」
と人それぞれなのです。
2交代制のシフト
2交代制のシフトの辛い点・きつい点
- 長時間勤務になる
- 夜勤後の心身の疲労が半端ない
- 集中力が持たない
2交代制のシフトの楽な点・良い点
- 1回の夜勤で2日分働くので休みが多く感じる
- 深夜の通勤がない
3交代制のシフト
3交代制のシフトの辛い点・きつい点
- 休みが少なく感じる
- 深夜の通勤がある
- 無理なシフトが組まれやすい
3交代制のシフトの楽な点・良い点
- 1回の勤務時間が短い
- 夜勤後でもまだ体力的な余裕は多少ある
どちらが良いかはあなた次第。
私は3交代制の方がきついと感じるタイプでしたが、友人は
「2交代はマジで辛い。無理」
と言っていました。
だから、あなたが
「看護師のシフトは辛いしきつい」
と感じているなら、シフトが合っていないのかもしれません。
2交代で辛いと感じているなら3交代のシフトの病院に、3交代できついと感じているなら、2交代のシフトの病院に転職すると、
「意外といけるじゃん!」
と思えるようになるかもしれません。
看護師のシフトがきつい例に当てはまっていませんか?
看護師でシフトがきつい、辛いと感じている人は、あなたの職場のシフトが原因かもしれません。
2交代・3交代のシフトの種類の問題ではなく、あなたの職場のシフトが無理で無茶なブラックシフトを組んでいることが問題の可能性もあります。
自分では、
「え?うちの職場のシフトってヤバいの?」
となかなか気づかないと思いますので、きついシフト・辛いシフトの例をご紹介します。
<きついシフト・辛いシフトの例>
- 2交代で明け日勤がある
- 3交代で日勤→深夜勤、準夜勤→日勤のようなシフトがある
- 5連勤の後なのに連休じゃない
- 連休は月に1~2回程度
- 土日の休みがほぼない
- 突然の出勤・休みがある
この5つの中で1つでも当てはまっていれば、あなたの職場の看護師シフトはブラックであると認定できます。
2交代で夜勤明けの翌日が日勤。
これは間違いなく辛いです。
私が働いていた大学病院の師長は、
「明け日勤は絶対に作らないから安心して!」
とみんなに宣言していて、実際に明け日勤はありませんでした。
でも、夜勤専従でバイトしていた病棟では、常勤の看護師さんは月に1回はみんな明け日勤をやっていて、
「うわぁ…。辛そう…ひどいシフトだなぁ」
と心の中で同情していました。
また、3交代の場合、勤務と勤務の間が8時間しか空いてないという地獄のシフトを作っている病院・病棟も少なくありません。
ようやく日勤が終わったのに、
「8時間後にまた勤務」
となれば、辛いのは当たり前です。
また、「深夜勤の翌日に準夜勤」のように逆循環シフト(前日のシフトより勤務開始時間が早い)だと、きついと感じる看護師さんが多いです。
また、きついシフトによくあることは、
連休がない!
ということです。
月の休みは8~9日はあるのに、なぜか連休はほとんどなくて、1日休みばかり。
2交代で日勤→夜勤→明け→夜勤→明けというきついシフトをこなしたのに、1日休んでまた日勤だったら、誰でも
シフトきつい!
と思いますよね。
また、明日は休みだと思ってウキウキしていた日の夜に師長から電話があって
「明日、日勤で出てくれる?」
と言われたり、逆に翌日日勤のはずだったのに
「明日、休みで良いから」
と言われたりするのもきついですよね。
「休みって言われるのは良いんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、前日の夜に突然、明日休みと言われても、何の予定も立てることができません。
そんな休みで、大切な公休を1日消化してしまうのは、もったいないと思いませんか?
あなたが、
「看護師のシフトがきつい!もう無理!」
と感じているのは、あなたの職場のシフトがただ単にブラックすぎるからなのかもしれません。
看護師がシフトで辛いと思っているなら転職を!
看護師でシフトがきつい・辛いと思っているなら、転職を考えてみましょう。
今までの説明で、
「どの職場でも看護師のシフトがきついのは同じ」
という考えは払しょくできたと思います。
あなたが、
「シフト、マジできつすぎでしょ」
「なんでこんなにきついシフトなの?」
と感じているのは、あなたが2交代・3交代のシフトの種類選びを間違っているか、あなたの職場のシフトがブラックだからの可能性が高いです。
だから、あなたに合ったシフトで、ホワイトなシフトの組み方をしてくれる職場に転職すれば、今よりももっと快適に働くことができるはずです。
転職を考えているなら、転職サイトを利用することをおすすめします。
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どっちが自分に合っているかわからないという人は、転職コンサルタントに相談すれば、入職後に2交代・3交代を選べる病院・病棟の求人を紹介してくれるので安心ですよ。
また、ブラックなシフトではないかを徹底的に調べてくれるので、安心して転職できます。
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