看護師の3交代制の求人のメリットや選ぶ時のポイントを知ってますか？

看護師の勤務体制は、2交代制を取っているところが増えていますが、まだまだ3交代制も根強く残っています。

3交代制の勤務のメリットやデメリット、さらに3交代制の求人を選ぶ時のポイントやコツを知っておくと、失敗しない転職への近道となるでしょう！

看護師の3交代制の求人のメリットって何？

看護師の3交代制の求人のメリットって何でしょう？最近は、2交代制の勤務体制のところも増えていますが、まだまだ3交代制のところも多いんです。

2交代制が増えるにつれて、2交代制のメリットばかりに注目が集まっていますが、3交代制のところが残っているということは、3交代制にだってちゃんとメリットはあるっていうことですよね。

3交代制のメリットは、なんといっても1回の勤務時間が短いという点です。

2交代制だと、日勤が9時から17時、夜勤が17時から翌朝9時など夜勤が16時間以上になるのですが、3交代制は日勤が8時から16時、準夜勤が16時から0時、深夜勤が0時から8時というように、1回の勤務が8時間となりますので、拘束時間が短くて済むんです。

1回の勤務時間が短ければ、体力面でも精神面でも余裕がありますよね。これが3交代制の最大のメリットと言えるでしょう。

2交代制の場合、夜勤の終盤である朝方にインシデントが頻発するというデータがありますが、これは長時間の夜勤による疲労と集中力の低下が原因と言われています。

その点、3交代制の勤務であれば、1回の勤務時間が8時間ですので、集中力が途切れるほどクタクタになることも少ないですので、インシデントを起こすリスクも少なくなると思います。

3交代制のメリットは、1回の勤務時間が短くて体力的にも精神的にも余裕があることですが、デメリットは日勤の後たった8時間後に
深夜勤に入らなくてはいけないなどプライベートな時間が少なくなることです。

では、次に2交代制のメリットとデメリットを考えてみましょう。2交代制のメリットはプライベートな時間が取りやすいこと、デメリットは夜勤の勤務時間が16時間以上の長時間になることです。

つまり、3交代制のメリットと2交代制のデメリット、3交代制のデメリットと2交代制のメリットはそれぞれ関係していて、表裏一体に近いんです。3交代制でも2交代制でも、メリットだけでデメリットはないというわけではないんですね。

「じゃあ結局、看護師は3交代制と2交代制のどっちを選べば良いの？どっちが楽なの？」と思いますよね。この答えは、「あなた次第。好みのほうを選んでください。」としか言えません。

1回の勤務時間が短いほうが良いのか、プライベートな時間が長く取れるほうが良いのか、これは好みが分かれるところですので、最近は2交代制が主流だから2交代制を選ぶというのではなく、自分の好みで選ぶと良いですよ！

看護師の3交代制の求人を選ぶ時のポイントを教えちゃいます。このポイントを知っていれば、3交代制の勤務でもプライベートな時間をしっかり確保できるようになりますよ！

3交代制の求人を選ぶ時のポイントは、その病院は看護協会のガイドラインに書いてある「勤務と勤務の間隔は11時間以上あける」、「交代の方向は正循環の交代周期とする」という項目を守っているかどうかを確認することです。

正循環の交代周期とは、「日勤→深夜勤→準夜勤」などのシフトではなく、「日勤→準夜勤→深夜勤」のように開始時刻を遅くするシフトです。

これを守っていれば、勤務と勤務の間がしっかりと空きますので、「8時間後にまた仕事…」という事態は避けられますので、プライベートな時間をちゃんと確保することができます。

また、このガイドラインを守っている病院は、それだけ看護師を大切にしているということですよね。

このポイントを知っておけば、3交代制のデメリットを小さくすることができます！でも、3交代制の病院がこのポイントを守っているかどうかは、なかなか自分では調べられないと思います。

そういう時は、転職サイトに登録しましょう！担当のコンサルタントが、病院の細かい部分まで調べてくれますので、簡単に希望に合った求人を見つけることができまよ！