看護師は夜勤の受け持ち人数が多すぎると不安になることはありませんか?
日勤の受け持ち人数だけでいっぱいいっぱいなのに、夜勤になると受け持ち人数はさらに増えてしまって、どうしたら良いのかわからないという看護師さんも多いと思います。
夜勤の受け持ち人数が多くて不安という場合、どうしたら良いのでしょう?
看護師の夜勤の受け持ち人数って、どのくらい?
看護師の夜勤の受け持ち人数は、日勤よりも多くなることが普通ですよね。日勤の受け持ち人数だけで大変なのに、夜勤になるとさらに受け持ち人数が増えます。
そうすると、ミスや事故を起こさずに夜勤を終わることができるのか、患者さんの一人ひとりにきちんと時間を割いて看護できるのかを不安に思ってしまうと思います。
看護師は夜勤でどのくらいの患者さんを受け持つのでしょう?ほかの病院やほかの看護師の夜勤の受け持ち人数って気になりませんか?夜勤の受け持ち人数は、看護師の配置基準や重症度によって異なります。
重症な患者さんを受け持つICUや救命病棟は、日勤でも夜勤でも受け持ち人数は変わらず、受け持ち人数は1人だけということもよくあります。
7対1の看護体制の病院の場合、夜勤の受け持ちは10~14人程度になることが多いようです。そして、療養型病院になると20人以上を受け持つのは当たり前。看護師1人で30人以上を受け持つことも珍しくありません。
夜勤の受け持ち人数は、その病院や患者さんの重症度によって変わってきますので、何人以上だと大変という基準はありません。でも、やっぱり日勤より受け持ち人数が増えるというだけで不安になるものですよね。
看護師が夜勤の受け持ち人数が多くて不安な時は、情報収集を念入りに!
看護師が夜勤の受け持ち人数が多くて不安になる時は、どうしたら良いのでしょうか?どうしたら、その不安を解消することができるのでしょう?
受け持ち人数が多くて不安な時は、いつもより少し早めに出勤しましょう。早めに出勤して、受け持ち患者さんの情報収集を念入りにするんです。勤務前に受け持ち患者さんの情報収集をすることは、看護師の基本です。
でも、いつもよりも丁寧に受け持ち患者さんのことを把握しておくと、患者さんそれぞれの観察ポイントや注意点などがわかりますので、少し不安が解消されるはずです。
そして、しっかり情報収集をしておけば、患者さんのケアもスムーズにできますので、仕事の時間短縮にもつながりますよね。
「夜勤の前は少しでも長く寝ていたい」、「早く病棟に行くなんて面倒・・・」と思うかもしれませんが、夜勤への不安を解消するためですから、一度やってみてください。
情報収集のコツがつかめれば、情報収集にかける時間も短くなりますし、情報収集をきちんとして夜勤がスムーズに進めば、自信を持つことができます。
大変なのは最初だけです。最初だけちょっと頑張って、コツをつかんで自信を持つことができれば、受け持ち人数が多いことへの不安は解消されるはずです。
看護師が夜勤の受け持ち人数が多くて不安な時は、師長に相談してみよう
病棟に早く行って、きちんと情報収集をしているのに、どうしても不安が解消しない。また、どうしても受け持ち人数が多すぎて、夜勤の勤務時間中に仕事が終わらないという場合は、一度師長に相談してみましょう。
師長に情報収集を念入りにする等自分で対策はしているけど、受け持ち人数が多くてミスをしないか不安であることを相談してください。
スタッフの人数的に、受け持ち人数を減らしてもらうことは難しいかもしれません。でも、病棟の中でも比較的軽症な患者さんを中心に受け持たせてもらうことはできるはずです。
同じ受け持ち人数なら、重症な患者さんよりも軽症な患者さんを受け持ったほうが、仕事量も不安も少なくなりますよね。そして、慣れてきたら、少しずつ重症な患者さんを受け持つようにすれば良いんです。
「夜勤の受け持ち人数が多いから不安に思っているのは自分だけ」、「自分の能力が低いから」と自分を責める必要はありません。
最初から大人数の患者さんを受け持ってスムーズに仕事はできる人なんていませんし、慣れるまでの時間にも個人差があることが普通です。
そういうことに対処するのが師長の仕事ですから、師長に相談してOKなんです!師長に相談しても何の対処もしてくれない、どう考えても仕事量や重症度と受け持ち人数のバランスがおかしいという場合は、転職を考えてみても良いと思います。
転職を考えている人は、転職サイトを使いましょう。担当者に、「夜勤の受け持ち人数が少なめのところに転職したい」と伝えれば、そういう病院をピックアップしてくれますよ!