看護師が退職届を出す時のマナーや注意点を知りたい!

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退職届は最低でも1ヶ月前には出しておきたいものです。

看護師が退職届を出す時には、どんなマナーや注意点があるのでしょう?退職届なんて、今まで出したことがないという人も多いと思います。

スッキリ&スムーズに辞めるためにも、看護師が退職届を出す時のマナーや注意点などを知っておきましょう!

看護師は退職届をいつごろ出せばよいの?

看護師は退職届をいつ出せば良いのでしょう?ドラマで、上司にバーンと退職届を叩きつけて「もう辞めます!」と言い放ち、そのまま職場を去るというシーンを見かけることがありますよね。これってアリなんでしょうか?

ズバリ言うと、「退職届を叩きつけ、そのまま辞める」というのは、完全にNGでマナー違反です。そして、法律違反でもあります。

民法の第627条第1項で、「雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」と定められていますので、最低でも退職日の2週間前に退職届を提出しなければいけません。

ですから、退職届を叩きつけて、その当日に辞めるのはNGなんです。

ただ、民法では退職日の2週間前と決められてはいますが、もしあなたの職場の規則で「退職日の1ヶ月前まで」など決められていたら、そちらが優先となりますので、辞めることを決めたら、まず職場の就業規則を確認しましょう。

そして、就業規則で退職届の提出日に関して指定がなかったら、退職日の2週間前までということになりますが、2週間前ギリギリに出すのではなく、余裕を持って1ヶ月前から2週間前くらいを目安に出すようにしてください。

看護師の退職届の正しい書き方を知りたい!

退職届の正しい書き方は、やはり押さえておきたい?

看護師の退職届の正しい書き方ってあるんでしょうか?退職届を書こうと思っても、どんな風にどんなことを書けば良いのか全然わからないですよね。

まず、退職届を書く前に、自分の職場に指定された退職届の書式があるかどうか確認しましょう。

大きな病院には、指定の書式があることが多いですので、もしあなたの職場に指定の書式がある場合は、その書式に従って退職届を書いてください。

指定の書式がない場合は、自分で退職届を書かなくてはいけません。この時に迷うのは、手書きなのかパソコンで作るのかだと思いますが、退職届は手書きが一般的ですので、白の便箋と封筒、黒のボールペンを用意しましょう。

便箋の一行目には大きく退職届と書きます。一行空けて三行目の下のほうに「私事」や「私こと」と書いた後、次の行に「一身上の都合により、平成××年×月×日をもって、退職いたしたくここにお願い申し上げます。」と書きましょう。

そこから一行空けて、日付と所属部署、自分の名前を書き、名前の下に判子を押します。さらに一行空けて病院や施設の正式名称と代表者(病院長や施設長)の名前を書けばOKです。代表者の名前の敬称は「殿」が良いでしょう。

相手に対して敬いの気持ちを表すために、自分の名前は便箋の下のほうに書き、代表者の名前は上のほうに書くようにしてくださいね。

そして、封筒には表に大きく「退職届」と書き、裏には所属部署と名前を書いて、退職届を三つ折にして入れ、封をすれば出来上がりですが、封筒に入れる前に誤字脱字がないか確認しましょう。

看護師が退職届を出す時の注意点は何?

退職届を書くときの注意点はなんだろう?

看護師が退職届を出す時の注意点には、どんなものがあるでしょうか?まず1つ目の注意点は、退職理由についてです。

退職届には、「一身上の都合により、平成××年×月×日をもって、退職いたしたくここにお願い申し上げます。」と
退職理由を一身上の都合と書きます。

でも実際の退職理由は、「人間関係にウンザリしたから」、「お給料が安すぎるから」、「残業ばかりでもう嫌!」というもので、「一身上の都合」というわけではないことも多いですよね。

だからといって、退職届に本当の退職理由を書く必要はありません。むしろ、本当の退職理由は書いてはいけません!

どんな理由で退職するにしても、退職理由には「一身上の都合」と書くようにしましょう。大人のマナーというやつですね。

注意点の2つ目は、誰に提出するかについてです。退職届にはその病院や施設の代表者の名前を書きましたが、わざわざ病院で一番偉い人(病院長や施設長)のところへ行って、退職届を提出するわけではありません。

実際に提出するのは、直属の上司です。一般的な看護師さんの場合は、師長になります。間違っても代表者のところへ提出しに行かないでくださいね。

仕事を辞めようと思って退職届を書いたあなたは、仕事を辞めたあとにどうするか決めていますか?次の職場は決まっていますか?

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