看護師の大学病院の転職(辞める)理由には、どんなものがあるか知っていますか?大学病院に興味がある人は、そこで働く看護師がなぜ辞めるのかを知っておくと、転職成功へ一歩近づくことができますよ!
大学病院の看護師の転職(辞める)理由は何?
大学病院の看護師の転職(辞める)理由には、どんなものがあるのでしょう?大学病院の看護師に多い転職(辞める)理由を挙げてみました。
看護技術が身につかない
大学病院には研修医がたくさんいますので、採血や静脈注射、胃管チューブの挿入や交換などの医療行為は研修医が行い、看護師は行わないというところが多いんです。
そのため、必要な看護技術を身につけることができず、「このままでは転職した時に困るかも・・・」と思って転職を決意する看護師さんもいます。
研修会、勉強会の強制参加が嫌になった
大学病院は、教育制度がきちんと整っている分、研修や勉強会がたくさんあります。院内研修もありますし、病棟内での勉強会もあるでしょう。
そして、その多くが強制参加なんです。勉強会の日が休みだろうと、夜勤明けであろうと出席しなくてはいけず、そのことに嫌気が差して辞めたくなることも多いんです。
マニュアルや細かい部分までの規則が多くてウンザリ
民間の病院に比べると、大学病院はマニュアル化されている部分が多く、看護師の仕事も細かい決まりごとがたくさんあります。
仕事をしていても、すぐに「マニュアルどおりに」、「マニュアルを見て!」と言われて、自由に自分の判断で仕事を進められる部分が少ないので、そのことにウンザリしてしまうケースもよくあります。
若い看護師が多く、育児との両立に理解がない
大学病院は新人看護師として入職する人も多いので、普通の病院に比べると看護師の年齢層が低い傾向にあります。
そうすると、どうしても育児に理解を得られないことも多いですし、民間の病院に比べると院内の託児所の整備が進んでいない場合もありますので、育児との両立が難しく、ママさん看護師は大学病院から転職しようと考えるようになります。
大学病院への転職を考えている看護師の方は、こんなことをチェックしよう!
大学病院への転職を考えている看護師の方に、ぜひチェックしてほしいポイントを挙げてみました。このチェックポイントを確認すれば、希望に合った大学病院へ転職できると思います。
託児所の有無はママさん看護師の割合をチェック
育児と両立させたいママさん看護師は、大学病院に託児所が併設されているかを確認しましょう。託児所があるかどうかだけでなく、
病児保育OKかどうかや24時間対応で夜勤にも入れるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。
また、その病院のママさん看護師の割合も大切です。ママさん看護師が多いほうが、育児との両立に理解が得られやすく、働きやすい環境と言えるでしょう。
勉強会や研修は勤務扱いになるのかをチェック
大学病院の中で、「勉強会や研修がない」というところはありません。最先端の高度な医療を行うのが大学病院の特徴なんですから、これは仕方ないことですよね。
ただ、勉強会や研修に参加した場合、きちんと勤務扱いになるのか、どの程度まで強制参加させられるのかを確認しておきましょう。
休みの日や夜勤明けに、わざわざ病院に行って勉強会に参加したのに、手当も何も付かないのでは、ウンザリしてしまうのも当然です。また、休みの日にも強制参加だったら、それは休みではないですよね。
勤務外の時間に勉強会に参加したら、時間外手当は付くのか、強制参加はどの程度強制なのかは大切なポイントです。
看護師の業務範囲をチェック
大学病院では看護師が採血や静脈注射は行わないことが多いのですが、どこまで看護師が医療行為を行うのかはその大学病院によって異なりますので、事前にきちんと確認しておきましょう。
もし、医療行為をする機会が少なく、看護技術が身につかない場合、それを補うための研修があるのかなども確認しておくと良いですね。
大学病院への転職を考える時のチェックポイントを挙げてみましたが、どれも細かいものばかりですよね。このような細かい部分を知りたい場合は、転職サイトを利用しましょう。
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