看護師が試用期間を延長されたらクビになる?3つの対処法と最終手段

「試用期間の延長を言い渡されたんだけど…。クビになりそうで怖い」

「試用期間を延長するって言われた。違法じゃないの?」

 

看護師が試用期間の延長を言い渡されたら、

「クビになりそう」

と不安になりますよね。

 

看護師が試用期間を延長されたら、必ずクビになるというわけではありません。

ただ、あなた自身の権利を守るために、3つの対処法を実践する必要があります。

 

試用期間の延長を言い渡された看護師さんのために、過去の裁判の判例に基づいて、対処法と最終手段を説明していきます。

これを読めば、クビになるかもという不安はなくなり、前を向いて働くことができますよ。

 

看護師が試用期間の延長を伝えられたらクビになるフラグ?

 

看護師が試用期間の延長を伝えられたら、

「え?クビになるフラグ?」

と不安になりますよね。

 

試用期間は常勤で採用するかどうかを決める「お試し期間」のようなもの。

きちんとした雇用関係を結んでいるとはいえ、本採用に比べると、不安定な立場にあるのは間違いありません。

試用期間中は本採用された後よりも、解雇されやすいことは確かです。

その状態を延長するなんて、不安になるのも当然です。

 

看護師が試用期間の延長を言い渡されたといっても、必ずしもクビになるわけではありません

ただ、あなたは試用期間の延長を言い渡されて、何も考えずに試用期間の延長を承諾してしまうと、安い給料で働かされて使い捨てられ、最終的にはクビになるという可能性もあるんです。

 

あなた自身を守るためにも、試用期間の延長について正しい知識を持ち、必要な対処法を実践する必要があるのです。

 

試用期間中に解雇された場合については、次の記事で詳しく説明しています。

 

 

看護師の試用期間の延長は違法ではないの?

 

看護師が試用期間の延長を言い渡されたら、

「試用期間の延長?違法じゃないの?」

と疑問を持つと思います。

 

しかし、試用期間の延長は違法ではないんです。

これは過去の判例でも試用期間の延長は認められています。

 

ただ、なんでもかんでも試用期間を延長して良いというわけではありません。

次の3つの条件に当てはまる場合のみ、試用期間の延長が認められています。

 

  • 試用期間の延長に合理的な理由がある
  • 試用期間の延長について就業規則に記載がある
  • 試用期間の延長を伝えられ、双方で合意がある

 

試用期間の延長は、きちんとした理由があって、就業規則には「必要に応じて試用期間の延長がある」と記載されていて、さらにあなたにきちんと、

「試用期間を延長します。良いですね?」

と伝えられて、あなたも

「はい。わかりました」

と合意した場合のみに認められているんです。

 

これを踏まえて、看護師が試用期間の延長を伝えられた時の対処法を見ていきましょう。

 

 

看護師が試用期間の延長を伝えられた時の対処法

 

看護師が試用期間の延長を言い渡されたら、次の3つの対処法を実践しましょう。

そうすれば、いいように使われて、最終的にクビになってポイ捨てされるということを避けることができます。

 

 

延長の理由を聞く

 

まずは、延長の理由を確認しましょう。

先ほども説明しましたが、試用期間を延長するためには、合理的な理由が必要です。

ブラザー工業事件でそのような判例が出ています。

 

合理的な理由とは次のようなものです。

 

  • 無断欠勤や遅刻が多かった
  • 試用期間中に病気療養などで勤務日数が少なかった
  • 勤務態度に問題があった
  • 履歴書での経歴詐称があった

 

このような理由の場合、試用期間を延長して、常勤として本採用すべきかを見極めることができます。

 

逆に、これ以外の理由では、試用期間の延長は認められていないんです。

だから、まずは師長に試用期間の延長の理由を聞きましょう。

そうすることで、不当な試用期間の延長を避けることができます。

 

 

就業規則を確認する

 

次に、就業規則を確認しましょう。

 

就業規則に

「試用期間の延長があるかも」

のような記載がなければ、試用期間の延長は認められません。

 

 

期間を確認する

 

最後に、試用期間の延長期間を確認してください。

合理的な理由があり、就業規則に試用期間延長の旨が書かれていても、いつまでも試用期間を延長して良いというわけではありません。

 

そもそも試用期間は3〜6ヶ月が妥当とされています。

長くても6ヶ月までとしているのは、入職してから6ヶ月後に有給休暇が付与されるからです。

有給休暇が付与されれば、本採用とみなすのが一般的だからですね。

 

そして、延長期間に関しては特に決められていませんが、試用期間は長くても1年という見方がありますので、入職してから1年を超えるような試用期間は不当と言って良いでしょう。

 

また、大阪読売新聞社事件の判例では試用期間の延長は1回のみとしていますので、複数回にわたり、

「延長。また延長。もう1回延長」

ということは認められていません。

 

試用期間は最長1年、延長は1回のみ。

これを覚えておくと、看護師は不当な試用期間の延長を避けることができますよ。

 

 

看護師が試用期間の延長を伝えられたら転職を視野に入れたほうが良いことも

 

看護師が試用期間の延長を言い渡されたら、転職を視野に入れたほうが良いかもしれません。

無断欠勤や遅刻が多かったり、経歴詐称があったなど、あなた自身が

「延長されても仕方ないな」

と思える合理的な理由があるならともかく、

「試用期間の延長の理由にいまいち納得できない」

という場合は、転職を考えたほうが良いです。

 

試用期間を延長したからと言って、クビになると決まったわけではありません。

でも、その職場はきっとブラックです。

試用期間中は給料が安いし、本採用よりもクビにしやすいという職場側にとって大きなメリットがあります。

 

「もっと良い人材が見つかれば、クビにしてしまおう」

「本採用するにしても、できるだけ安く使い倒したい」

という職場側の考えが透けて見えてきそうです。

 

だから、試用期間の延長の理由に納得できないなら、早めに転職した方が良いんです。

 

「早めに転職って言われても、試用期間中の辞め方がわからない!」

という人もいますよね。

看護師の試用期間中の辞め方については、こちらの記事で説明していますので、参考にして下さい。

 

「試用期間中に退職すると、次の転職にマイナスにならない?」

と不安に思う看護師さんもいると思います。

確かに、短期間でまた転職すると、採用担当者の心証は悪くなります。

でも、転職サイトを使えば、その不安は解決します。

転職サイトを使うと、転職コンサルタントが採用担当者にあなたが試用期間中に退職した事情をきちんと説明してくれますので、採用のマイナスにはなりません。

 

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