看護師の楽な仕事16選!のんびり働きたい人向けの職場は?

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看護師の楽な仕事6選!低収入だが楽&疲れない&ゆるい職場はある!

「看護師には楽な仕事ってあるの?ないよね…」

「給料はそんなにこだわらない!とにかく楽な仕事をしたい!」

なるほど。

あなたはとにかく楽な仕事をしたいのですね。

看護師の仕事は、体力面でも精神面でもハードであることが常識。

 

でも、大丈夫!

看護師の仕事の中でも、本当に楽で疲れなくて、ゆる~く働ける職場はあります

 

どうせ、パートでしょ?

 

いいえ、違います。

 

常勤で楽な仕事はある!

 

常勤で楽な仕事、本当に楽で疲れなくて、ゆるく働ける職場をご紹介します。

パートで本当に楽な仕事も教えます!

今の仕事に疲れてしまった看護師さんは必見です。

看護師の楽な仕事:日勤のみ&常勤10選!

看護師の楽な仕事をご紹介します。

 

「どうせ、『ちょっと楽』とかその程度でしょ?」

と疑っているかもしれませんが、本当に楽な仕事はあるんです。

 

贅沢できるような高収入ではない。

平均~やや低収入かもしれないけれど、生活するには困らない程度は稼げる

でも、とにかく楽な仕事

本当に楽な仕事。

楽で疲れなくてゆるく働ける仕事を10個ご紹介していきます。

 

私自身の経験や友達・先輩の証言から厳選した10個ですから、本当に楽な仕事であることは間違いありません!

 

療養型病院の外来

看護師の楽な仕事の1つ目は、療養型病院の外来です。

外来は忙しいでしょ!?

と思うかもしれませんが、それは間違い。

確かに、急性期病院の外来は忙しいけれど、療養型病院の外来は患者数が少ないし、定期受診的な軽症の患者さんがほとんどだから、楽なんです。

  • 患者数が少ない
  • 重症度が低い
  • 残業がない
  • 土日祝日休み(病院によっては土曜日は午前だけ診療)
  • 力仕事がない

こんなに楽な条件がそろっているのが、療養型病院の外来です。

外来なので夜勤手当がない分、給料は高くありませんが、低収入というほどでもないのでおすすめですよ。

 

療養型病院の外来で働いていた看護師の証言

私が療養型病院で夜勤専従のバイトをしていた時に、その病院の外来で働いていた看護師さんの話をしますね。

私が夜勤明け、その先輩は勤務開始という時に何度も話す機会があったんですが、いつも暇そうでした。

その先輩曰く、内科系の患者しかいないし、たいてい糖尿病とか高血圧とか、いつも飲んでいる薬を取りに来る患者がほとんど。

5年間働いているけれど、急変なんて1度も当たったことがないとのこと。

しかも、外来に来る患者はみんな高齢者だから、午前中に来る人がほとんどで、午後は患者が本当に少ない

やることがなさ過ぎて、仕方がないから掃除したり、看護雑誌を読んで時間を潰すこともしばしば。

これを楽な仕事と言わずに何と言う?

療養型病院の外来は、看護師にとって楽な仕事であることは間違いありません。

 

健診センター

看護師の楽な仕事、2つ目は健診センターです。健診センターは、 採血が得意な看護師さんにとっては、本当に天国のような職場です。

  • ひたすら採血をするだけ
  • 座ってできる仕事
  • 急変なし
  • 残業なし
  • 力仕事はない
  • 土日祝日は休み

健診センターはこんなにも楽な仕事なんです。

健診センターは確かに給料は高くなく、収入は低めです。

でも、体力的にも精神的にも疲れない仕事!それが、健診センターの仕事なんですね。

 

健診センターで働いていた看護師&バイトした私の証言

私は健診センターの単発のバイトを10回程度したことがありますので、私の体験談とそこで常勤で働いていた先輩の証言をご紹介します。

健診センターでの看護師の仕事は、基本的に採血をするだけです。

ひたすら採血をしていればOK。

しかも、病棟・外来のように血管が虚脱したり、ボロボロの人も少ないので、採血しやすい!

私は大学病院出身なので、採血は得意というわけではないんですが、それでも「楽な仕事だなぁ」と感じました。

1日の受診者数は決まっているから、その人たちの採血をしてしまえば、その日の仕事は終わり。

残業?何それ?

という職場ですね。

しかも、時々は採血ではなく腹囲測定担当の日もあって、ひたすら腹囲を測定するという楽な仕事の日もありました。

常勤で働いている先輩曰く、早く終わると、午後は暇な日もあって、データ入力とか物品のチェックとかをのんびりやって時間つぶしをすることもあるんだとか。

採血すると、ごくまれに迷走神経反射で気分が悪くなる人もいますが、そういう受診者さんは横になってもらうだけでOKなので、急変とは無縁な世界。

健診センターというと、「患者さんへの接遇が…」と心配になるかもしれません。

健康指導をする保健師さんは、接遇に気を使うかもしれませんが、看護師は基本的に採血担当なので、普通に接していれば大丈夫ですよ。

 

介護業務なしのデイサービス

デイサービスも看護師の楽な仕事の1つです。

これも、介護業務なしという条件付きですね。

介護業務をしなければ、デイサービスは看護師にとって楽な仕事であることは間違いありません

  • 力仕事なし
  • 残業なし
  • 重症患者なし
  • 夜勤なし
  • 日曜祝日休み

これだけの条件がそろっている職場はそうそうないと思います。

バイタルサインのチェックをして、薬の管理をして、リハビリの手伝いをするのが、基本的な仕事になりますね。

デイサービスは日勤のみなので、やや低収入ですが、それでも楽なら良いですよね。

 

介護業務なしのデイサービスで働いた先輩看護師の証言

大学病院時代に一緒に働いていた先輩が、「もう燃え尽きた…」とのことで、デイサービスに転職したんです。

先輩が転職して半年後に久しぶりに食事をしたんですが、見違えるように生き生きしていました。

大学病院の時の最後は、顔色も悪かったし、本当に燃え尽きた感があったので、良い意味での変貌にビックリでしたね。

先輩曰く、

「こんなに楽な仕事があるなんて、もっと早く知りたかった!」

とのこと。

先輩が働くデイサービスは、もちろん介護業務なし。

自分が本当に暇な時は手伝うこともあるけれど、基本的には入浴介助とか移動介助、排泄介助はしないそうです。

バイタル測って、利用者さんとおしゃべりして、昼食後は薬を配ってしまえば、1日の勤務はほぼ終了!

もちろん、時々は利用者さんが体調不良になることもあるけれど、そういう時は主治医にすぐに電話して判断を仰げばOKだし、電話する間も惜しいほど具合が悪かったら、救急搬送すれば良いから、別にプレッシャーもないとのこと。

大学病院時代は勤務後は疲れすぎて、何もする気になれなかったけれど、今は楽で疲れないから、子どもと遊んだり、夕食を1品多く作る元気もあるそうですよ。

 

 

産業看護師

看護師の楽な仕事の5つ目は、産業看護師です。

産業看護師は企業の医務室・健康管理室で働く仕事ですね。

デスクワークが多いので、基本的に座ってできる仕事です。

  • 力仕事がない
  • 座ってできる仕事
  • 健康な人が対象の仕事
  • 医療行為なし
  • 残業はなしのことが多い
  • 夜勤なし
  • 土日祝日休み

 

産業看護師は、これだけ楽な条件が揃っています。

だから、楽に疲れずに働くことができるんです。

ただ、産業看護師は求人数が少なめなので、求人を見つけるのが大変ですが、これは転職サイトを使えば解決します。

産業看護師は一般企業に属しますので、一流企業を選べば、低収入ではなく、そこそこの給料を稼げます。

 

産業看護師をしている友人看護師の証言

私の看護学校時代の友人が、上場企業の産業看護師として働いていますので、その友人の証言をご紹介します。

彼女は総合病院で3年間働いてから、産業看護師に転職したのですが、

臨床には戻りたくない!

とのこと。

理由は、

産業看護師は楽な仕事

だから。

急変にビクビクすることもないし、重い患者さんの移動介助もない。

夜はゆっくり眠れるし、カレンダー通りの休みだから、予定も立てやすい。

こんな楽な仕事、ほかにないじゃないか!

と友人は力説していました。

健康診断の季節、つまり春は忙しくて少し残業しなくてはいけないこともあるけれど、普段は定時退勤できるのも嬉しいそうですよ。

精神科や心療内科クリニック

看護師が楽な仕事をしたいなら、精神科や心療内科クリニックもおすすめです。

精神科や心療内科クリニックは医療行為はほとんどありません。

採血がメインの仕事になります。

  • 夜勤なし
  • 力仕事なし
  • 重症患者なし
  • 採血メイン
  • 残業なし

クリニックなら精神科病棟のように重症の患者さんはいませんので、患者さんに暴力を振るわれるような心配もほぼありません。

また、精神科クリニックは予約制のところが多いので、残業もほぼありませんから、とても楽な仕事なんです。

 

精神科クリニックで働いていた友人看護師の証言

出産で臨床から離れていた友人は、育児と仕事を両立するために精神科クリニックで働くことになりました。

彼女が復職してから数ヶ月後に、「仕事どう?両立大変じゃない?」と久しぶりに連絡してみたら、

「全然余裕だよ~!精神科クリニックは楽だし!」

とのこと。

もちろん、患者さんへの言動は気を使うし、採血する時にはリラックスさせたり、心配りが必要だけど、病棟勤務の時と比べたら、

本当に楽!

と笑顔で話してくれました。

 

病院の採血室

看護師の楽な仕事には病院の採血室勤務もあります。

これは、採血が得意な患者さん限定の楽な仕事になりますが、あなたが採血が得意で楽に働きたいなら、転職先は病院の採血室一択です。

とにかくひたすら採血をすればOK!

採血好きには最高の仕事ですよね。

  • 座って仕事ができる
  • 重症患者なし
  • 力仕事なし
  • 夜勤なし

しかも、病院はクリニックや介護施設よりも福利厚生が整っていて、ボーナスも多めなので、常勤として働くメリットが大きいです。

 

病院の採血室で働いている先輩看護師の証言

育児休暇明けで病院の採血室に配属になった先輩看護師は、「最初はルーティンワークでつまらなかったけれど、今じゃ楽だし、気楽に働けて最高!」と話しています。

血管がなかなか見えない患者さんももちろんいるけれど、採血室には神業レベルの看護師が必ず1人はいるので、その人にお願いすれば良いし、自分の採血スキルもどんどん上達するのが嬉しいそうです。

「難しい血管の患者さんの採血を一発で成功させた時の快感は、何物にも代えがたい!楽なのに快感を得られる採血室。もう病棟には戻れない!」とのことです。

 

保育園

あなたが子ども好きなら、保育園も楽な仕事です。

  • 夜勤なし
  • 残業ほぼなし
  • 医療行為ほぼなし
  • 日曜祝日休み

保育園の看護師の仕事は、職員や子供の健康管理や緊急対応、感染症対策などです。

ケガや病気での緊急時の対応は、適切な対応が要求されます。

でも、保育園は医療施設ではありませんから、何かあればすぐに病院受診というプロトコールにしている保育園がほとんどですので、精神的にもプレッシャーを感じずに働くことができます。

 

保育園で働いていた看護師の証言

私の看護学校時代の友人は、保育園で働いています。

子どもの健康管理は大変なこともあるけれど、ケガをしたり、体調不良があれば、すぐに保護者に連絡して、病院を受診させるようにしているそうです。

「とにかくすぐに保護者に連絡!」

これを徹底しておけば大丈夫とのこと。

もちろん、保護者対応には気を使うことはあるし、子どもの具合が悪くなった時は緊張することもあるけれど、それ以上に元気でかわいい園児たちに癒してもらえるから、精神的なストレスが溜まることは少ないと話していました。

 

施設内訪問看護

看護師の楽な仕事には施設内訪問看護もあります。

施設内訪問看護とは、患者さんの自宅を訪問するのではなく、有料老人ホームなどの施設を訪問して、その入居者の看護をする仕事です。

  • 夜勤なし
  • 力仕事ほぼなし
  • 残業なし
  • 日曜祝日休み

一般的な訪問看護は患者さんの自宅を周るので移動距離が長いですし、患者さんの自宅を1人で訪問する不安がありますが、施設内訪問看護はそれがありません。

移動はその施設内の各部屋を周るだけで済みますし、介護施設を訪問しますので、患者さんや家族からの暴力・セクハラの心配等もありません

しかも、施設の職員(介護士)が手伝ってくれるので、皮膚処置などが楽にできるんです。

訪問看護に興味があるけれど、楽な仕事をしたいという人は、施設内訪問看護をおすすめします。

 

施設内訪問看護に転職した看護師の証言

一般的な訪問看護ステーションから、施設内訪問看護をやっている訪問看護ステーションに転職した看護師は、「同じ訪問看護でもこんなに違うんだ。施設内訪問看護は本当に楽!」と話していました。

「雨の日に自転車を漕がなくて良いから楽」

「前の職場では、正直不潔な家の患者さんもいたけれど、施設内訪問看護ならそれもない」

「患者さんの自宅を訪問すると、アウェイ感を感じるし、患者さんからのセクハラ発言もあったけれど、今はアウェイ感もないし、何かあればすぐに職員さんを呼べる環境だから、精神的に本当に楽」

「施設の職員さんという第三者がすぐそばにいるという安心感が大きい」

とにかく、普通の訪問看護に比べて、

体力的にも精神的にも楽!

このような感想を話していました。

 

美容外科クリニック

看護師の楽な仕事の9つ目は、美容外科クリニックです。

美容外科クリニックでは美容系の点滴をしたり、脱毛のレーザーを当てたり、手術介助などが主な仕事になります。

  • 夜勤なし
  • 重症患者なし
  • 力仕事なし

美容外科クリニックは、基本的に健康な人が来院するので、重症患者さんがいないという安心感があります。

また、夜勤もないので、楽に働けます。

ADLが自立しているので、力仕事もありません。

接遇が厳しかったり、クリニックによってはノルマがありますが、それを苦にしないタイプの看護師さんなら美容外科クリニックは楽な仕事と言えるでしょう。

 

美容外科クリニックに転職した後輩看護師の証言

大学病院から美容外科クリニックに転職した後輩看護師によると、美容外科クリニックは

本当に楽です!

とのことです。

急変などの精神的なプレッシャーがないのが一番楽だと話していました。

彼女が転職した美容外科クリニックはノルマも厳しくないし、給料が高いから、多少のノルマも気にならないそうです。

そして、美容グッズを社割で購入できるのもお得感があって最高と力説していました。

 

学校保健室での勤務

看護師の楽な仕事の10個目は、学校の保健室での勤務です。

特に、大学や専門学校の保健室勤務がおすすめです!

大学や専門学校の保健室での勤務は、養護教諭や保健師の資格は必要なく、看護師資格でOKとしている求人が少なくありません。

  • 夜勤なし
  • 土日休み
  • 力仕事なし
  • 医療行為なし
  • 残業なし

この条件を見ると本当に楽であることがわかりますよね。

小学校の保健室だと、健康管理に加えて、ケガや病気の対応とそれに付随する保護者への対応などで大変なこともありますが、大学や専門学校なら職員・学生の健康管理の仕事がメインになります。

だから、学校保健室の勤務は楽な仕事なんです。

ただ、学校保健室の看護師求人は、常勤は少なめでパートが多いですので、常勤として働きたい場合は、求人探しが大変かもしれません。

でも、看護師転職サイトを使えば、あなたの代わりに担当者が探してくれるので、楽に学校保健室の常勤求人を探すことができますよ!

 

学校保健室で働く看護師の友人

大学の学校保健室で働いている看護師の友人は、「看護師の職場の中では学校保健室はトップクラスに楽かも!」と話していました。

教職員の健康管理のほかに、学生のメンタルの悩みの相談、ダイエットのし過ぎでの貧血の対応、「妊娠したかも」などの相談はあるけれど、緊急性が高いものは少ないから、落ち着いて働けるそうです。

その友人の知り合いは養護教諭として小学校で働いていますが、小学校の養護教諭はいろいろ大変らしいです。

それに対して大学の保健室は気楽に緩く働けるから最高とのことでした。

 

看護師の楽な仕事:夜勤あり&常勤3選!

看護師の楽な仕事を探しているけれど、それなりにお給料は欲しいし、夜勤はそれほど嫌いじゃないから、夜勤ありで楽な仕事を探したいという人もいると思います。

そんなあなたのために、夜勤ありで楽な仕事を3つご紹介します。

 

介護業務なしの介護施設

看護師の夜勤ありで楽な仕事、1つ目は介護施設です。

介護老人保健施設や有料老人ホーム、特別養護老人ホームですね。

ここで大切なことは、

看護師は介護業務なし

の介護施設を選ぶことです。

介護業務がなければ、体力的に楽ですから。

  • 力仕事なし
  • 重症患者なし
  • 残業なし
  • 職場によっては夜勤なし

ただ1つ気を付けなければいけないことは、入居者さんの重症度です。

最近、老健や有料老人ホームの中には、気切+人工呼吸器だったり、ドレーンが入っている入居者を受け入れているところがあります。

いくら介護業務なしでも、そのような入居者さんがいる介護施設を選んでしまうと、楽どころか、忙しいし、精神的なプレッシャーが出てきます。

だから、楽な仕事をしたい看護師は、介護施設の中でも、

  • 介護業務なし
  • 重症な入居者なし

というところを選べば、楽で疲れなくて、ゆる~く働けますよ。

有料老人ホームや老健で夜勤をすれば、比較的給料は高めになりますので、低収入ではないのに、楽な仕事をすることができます。

 

介護業務なしの介護施設の私の体験談

介護業務なしの老健で、私は月4回夜勤専従として働いていました。

本当に楽でしたね。

その老健は、看護師は介護業務をしないという決まりがありました。

最初の夜勤に入る時、日勤の看護師さんに言われたことは、

「介護業務は絶対にしないで!そういう決まりだから。看護師が介護業務をしちゃうと、大変じゃん?1度手伝うと、キリがなくなっちゃうからさ。だから、介護業務は手伝わなくて良いから」

ということ。

だから、介護業務は一切ない介護施設での夜勤。

何度も言いますが、楽でした。

薬配って、翌日の薬を準備したら、朝までやることなし。

朝になったら、体温測って、薬配って、勤務終了。

立っている時間よりも、座っている時間の方が確実に長い。

ちなみに、日勤の看護師さんも、

「基本的にゆっくり仕事してる」

とのことでした。

高齢者とお話しながら、まったりと楽に仕事したい人はおすすめですよ。

 

 

精神科の慢性期開放病棟

看護師の楽な仕事の最後は、精神科の慢性期開放病棟です。

精神科の中でも慢性期、しかも開放病棟は病状が落ち着いている患者さんが多いので、楽な仕事なんです。

  • 残業なし
  • 医療行為少なめ
  • 力仕事なし
  • 重症患者なし

精神科では看護助手(介護士さん)がいることが多いので、介護業務をしなくて良いことが多いですね。

患者さんとお話して、薬の管理をして、バイタルサインを測って、指示があれば採血や点滴をするのが、看護師の仕事になります。

精神科でも急性期病棟や認知症病棟は忙しいし、大変だし、ストレスが溜まる仕事です。

閉鎖病棟も症状が重かったり安定しない患者が多いですし、閉鎖病棟特有の閉塞感があるので楽とは言えません。

でも、慢性期開放病棟なら、楽に働くことができるんです。

精神病院は給料が高いところも少なくないので、そこそこの給料を稼げるでしょう。

 

精神科の慢性期開放病棟勤務の友人の証言

看護学校時代の友人が、精神病院の慢性期開放病棟で働いていますので、その友人の証言をご紹介します。

彼は、元々精神科希望で、新卒で精神病院に入職しました。

最初に配属された部署は精神科救急。

忙しくて大変だけど、やりがいのある充実した日々だったとのこと。

1年前に、精神科救急から慢性期開放病棟へ異動になってショックを受けていましたが、今では、

まったりぬるま湯最高!

とのことです。

患者さんに暴力を振るわれることもなく、患者さんのペースに合わせて

「まったり、ゆっくり、ゆる~く」

働く毎日。

あまりせかせか忙しく働くと、患者さんのペースを乱すことになるから、

「まったり、ゆっくり、ゆる~く」

が基本。

時々は暴言を吐く患者さんもいるけれど、流しておけばOKだし、夜勤中もしっかり仮眠を取れるし、医療行為も少ない。

身体拘束をすることもほぼないから、看護師側の精神的な負担・罪悪感もない。

しかも、同じ病院だから、精神科救急の時と給料は同じ!

「こんなに楽な仕事をしていて良いのか?」

と自問自答したり、罪悪感に近いものを感じることもあるけれど、

「慢性期開放病棟だって立派な看護師の仕事であり、精神看護である。それなら楽な仕事の方が良いじゃないか!」

という結論に達して、楽で疲れず、ゆるい毎日を満喫しているとのことですよ。

 

慢性期病棟

看護師が夜勤ありで楽な仕事を選ぶなら、慢性期病棟もおすすめです。

慢性期病棟は急性期病棟に比べたら、確実に楽な仕事です。

ただ、慢性期病棟で楽に仕事をするためには、職場選びのポイントが2つあります。

  • 寝たきりで意識レベルが低い患者さんが多い慢性期病棟を選ぶ
  • 介護業務は介護士がほぼ全部行う慢性期病棟を選ぶ

この2つのポイントを満たす慢性期病棟なら、看護師は楽に働けます。

寝たきりで意識レベルが低い、いわゆる「植物状態」の患者さんが多い慢性期病棟の場合、ナースコールで呼ばれることはほぼありません。

また、食事介助もないので、看護師はサクサクとルーティンワークを行うことができます。

もちろん、勤務中はやるべきことがたくさんあるので、「暇で暇で仕方がない」というレベルではありませんが、残業が発生することはほとんどありません。

看護業務と介護業務のすみわけがしっかりできている職場なら、看護師は力仕事はほとんどないので、楽に働けますよね。

だから、寝たきり&意識レベルが低い患者さんが入院していて、看護業務に専念できる慢性期病棟なら、看護師は楽に働くことができるんです。

 

慢性期病棟で働いていた私の証言

私は慢性期病棟でダブルワークのバイトをしていたことがあります。

初めて慢性期病棟で仕事をした時は、「急性期病棟と比べてこんなに楽なのか!」と驚きました。

オムツ交換や体交は介護士さんがやってくれます。

清拭も介護士さんの仕事。

だから、力仕事はほぼありませんでした。

そして、何より自分のペースで仕事を進めていけるのが楽でした。

ナースコールで呼ばれることなく、淡々とルーティンワークを進めていきます。

普通にやっていれば、時間内に仕事が終わるくらいの仕事量なので、時間に追われてせかせか働く必要もなく、残業もありません。

慢性期なので、患者さんの状態もほぼ変わることがないので、看護記録で書くべきことも少ないし、申し送りもシンプル。

状態が悪くなったり、急変しても、積極的な治療をすることはほぼなく、お看取りになるので、病棟内を走り回ることもありません。

だから、日勤後も夜勤後もへとへとになることはないし、ストレスも溜まらないので、楽な仕事だと思います!

 

 

看護師の楽な仕事:パート3選!

看護師の楽な仕事を探している人の中には、「楽な仕事と言っても、常勤だとやっぱり大変。パートで楽な仕事を探したい!」という人もいると思います。

ここまで紹介してきた常勤の職場でパートの求人を探すのもありですが、パートの中でも本当に楽な仕事を探してみましょう。

 

健診のバイト

看護師がパートで楽な仕事をしたいなら、健診のバイトがおすすめです。

健診のバイトはひたすら採血・ひたすら腹囲測定・ひたすら12誘導心電図測定など、シンプルな作業を繰り返し行うだけになります。

残業もないし、場合によっては予定していた時間よりも早く終わることもあります。

 

健診バイトの経験がある私の証言

私は、健診のバイトに何度か行ったことがあります。

採血や腹囲測定を任されたのですが、腹囲測定は本当に楽でした。

ただひたすら腹囲を測定して記入していれば良いので、「こんなに楽で、これだけのバイト代をもらって良いのか?」と思ってしまったほどです。

私は採血はあまり得意ではなかったのですが、それでも健診に来る人は健康な人が多く、「血管が見えない!」という人はほぼいませんでした。

また、健診バイト常連の採血がうまい看護師さんと2人1組で行うことが多いので、どうしても採血が難しい人が来たら、その採血が上手な看護師さんにおまかせしていたので、楽に仕事できましたよ!

 

ツアーナース

看護師がパートで楽に働いたいなら、ツアーナースもおすすめです。

ツアーナースは修学旅行や旅行会社のパッケージツアーに同行して、急病人が出た時に対応する仕事です。

ツアーナースの仕事を選ぶ時のポイントは、健康な人が参加するツアーや中高生の修学旅行・企業研修などを選ぶこと!

ツアーナースの仕事は千差万別です。

車いすの透析患者の旅行に同行する仕事もあります。

幼稚園のサマーキャンプに同行する仕事もあります。

高校生の修学旅行や新入社員の企業研修に同行する仕事もあります。

さて、上記3つの中で一番楽なツアーナースはどれか?

もちろん、高校生の修学旅行や新入社員の企業研修ですよね。

ツアーナースの仕事は急病人の対応です。

急病人が出なければ、特に仕事はありません

ということは、できるだけ急病人が出にくい仕事、出たとしても対応が楽な仕事を選ぶべきなんです。

 

ツアーナースのバイトをした友人看護師の証言

ツアーナースのバイトを2回したことがある私の友人の証言をご紹介します。

「1回目は小学校の修学旅行に同行しました。

この時は夜に熱を出した子のほかに、バス酔いをした子が複数人いたり、旅行中に月経が来てしまった子の対応などがありました。

それでもそんなに大変なことはなく、教員の方と協力しながら、スムーズに仕事ができました。

2回目は高校の修学旅行に同行しました。

高校生だとみんなしっかりしていて、体調を崩す子もいないし、拍子抜けするほど楽でした。」

 

イベントナース

イベントナースはスポーツイベントやコンサート、音楽フェス、その他の人が多く集まるイベントで急病人の対応をする仕事です。

この仕事は本当に楽です。

なぜなら、急病人がいなければ、何もすることがないのですから。

このイベントナースもツアーナースと同じように、急病人が発生しないイベントを選ぶと、楽な仕事度がアップします。

楽な仕事順で考えると、「真夏の音楽フェス>>>オールスタンディングのライブ>>>スポーツイベント>>>座席ありのコンサート」となります。

真夏の音楽フェスは熱中症患者が続出するので、楽とは言えないと思います。

それ以外は楽な仕事ですが、その時の状況次第なので、時々は忙しい現場に遭遇してしまう可能性もゼロではありません。

 

イベントナースをした私の証言

私は今までに3回、イベントナースの仕事をしたことがあります。

1回目はオールスタンディングのライブ、2回目はアイスショー、3回目は武道館でのライブです。

1回目は具合が悪くなる人も多かったですが、病院に搬送するような重傷者はいませんでしたので、「意外と楽だな」と思うくらいでした。

2回目のアイスショー、3回目の武道館は急病人はゼロ。

ただ、救護室で時間を潰して勤務時間(イベント終了)を待って、お給料をもらって帰っただけでした。

「私、何もしていないのに、お給料をもらってしまった・・・」と罪悪感を抱くほど暇でした。

だから、看護師が究極に楽な仕事を探すなら、急病人が出にくいイベントのイベントナースがおすすめです。

 

看護師が楽な仕事をしたいなら、年間休日数&有給消化率も重要

看護師の楽な仕事の中でも厳選した13個をご紹介しました。

本当に楽な仕事をしたいなら、13個の中から選べば間違いありません。

 

ただ、常勤勤務で楽であることをもっと追求したいなら、もう1つこだわるべきポイントがあります。

それは、

年間休日数&有給消化率

 

休日数が少なければ、どんなに力仕事がなくても、やっぱり疲れますよね。

そして、有給を使えなければ、好きな時に休めないので、本当に楽な仕事とは言えません。

 

だから、年間休日数と有給消化率はとても大切なんです。

年間休日数は120日以上、有給消化率は50%以上ある職場なら、ゆっくり休めるので、本当に楽だと思いますよ。

 

先ほど紹介した常勤10個の楽な仕事の職場から、年間休日数は120日以上、有給消化率は50%以上ある職場を探して転職すれば、

「こんなに楽な仕事があるなんて!」

と感動すること間違いなしですよ。

 

 

看護師が楽な仕事をするなら転職サイトで求人探しを!

看護師が楽な仕事をするなら、転職サイトを使うと良いですよ。

転職サイトを使えば、転職コンサルタントがあなたの転職を手伝ってくれます。

 

だから、介護施設の中でも重症者がいない、介護業務がない求人をピックアップしてくれます。

求人が少ない療養型病院の外来や産業看護師、学校保健室の求人を探してくれます。

精神病院で慢性期開放病棟に配属されるように交渉してくれますし、慢性期病棟での勤務を希望する場合は、どんな患者さんが多いか、介護業務と看護業務の線引きはできているかなども調べてくれます。

 

そのほか、あなたの希望を聞いて、最も楽に働ける職場を見つけることができます。

パートで働きたい場合も、楽な職場の求人を紹介してもらえます!

 

だから、楽な仕事をしたいなら、転職サイトを使うことをおすすめします。