新人看護師で子育て中の人は、どんな職場を選ぶと、看護師の仕事と育児を両立させることができるのでしょうか?
新人看護師の中には、子育て中の人もいますよね。子育てにも仕事にも頑張りたいあなたのために、新人看護師が子育てしながら働くための4つの注意点をご紹介します。
目次
新人看護師は子育てと仕事を両立するなら、やっぱり常勤がおすすめ!
新人看護師が子育てと仕事を両立させようとした場合、働き方をどうしようかという悩みをかかえると思います。
常勤ではなくパートとして働いたほうが、子育てとの両立ができるのではないかと思うんですよね。
確かに、一般的には常勤よりもパートの方が時間の融通が利くので、仕事と子育ての両立がしやすいです。
でも、新人看護師の場合は違います。新人看護師は、子育て中でも常勤という働き方を選んでください。
なぜなら、パートは基本的に即戦力を求められているからです。つまり、パートではきちんと指導してもらえません。
基本的な仕事はできるという前提で採用されますし、周囲の人もそのように接してきます。
子育てしやすいからという理由で新人看護師がパートという働き方を選ぶと、なかなか採用してもらえません。
運良く採用されたとしても、その職場では即戦力として扱われますので、何もわからず、何もできずという辛い悩みをかかえてしまうんです。
だから、子育てと仕事を両立させたい新人看護師は常勤で働くようにしましょう。
常勤なら、しっかりと教えてもらえますので、新人看護師でも少しずつ成長していくことができるんです。
「でも、常勤で子育てと仕事を両立させられるの?」と疑問を持ったあなたのために、子育てと仕事を両立させるための注意点をさらにお話していきます。
新人看護師は子育てと仕事を両立するなら、託児所がある病院を選んで!
新人看護師は子育てと仕事を両立するためには、託児所がある病院を選びましょう。
未就学児のお子さんがいる新人看護師が、育児と仕事を両立させるためには、託児所は絶対に必要です。
「保育園でも良いよね?」と思うかもしれません。確かに、平日の日勤のみの仕事なら、保育園でも良いでしょう。
でも、看護師の仕事は土日もあります。認可保育園は日曜日は閉園していますよね。
また、夜勤の時はどうしますか?小さなお子さんを見てくれるご家族がいれば良いのですが、そうではない人も多いですよね。
そんな場合も、24時間対応の託児所があれば、夜勤中は託児所に預けて働けます。
資格を持った保育士さんがみてくれるし、子どもが急病になっても、病院の中なんですから、すぐに対応できるという安心感もあります。
日曜日や祝日、年末年始も開いている託児所も多いです。
だから、子育て中の新人看護師は託児所がある病院で働くべきなんです。
新人看護師は子育てしながら働くなら、子持ち看護師が多い職場を選ぼう
新人看護師は子育てしながら働くなら、子持ち看護師が多い職場を選びましょう。子育て中の新人看護師は、独身の看護師さんが多い職場はきついと思います。
あなた自身が独身だったころを思い出してみてください。子育てがこんなに大変だなんて思わなかったですよね。
独身の看護師は、子育て経験がないので、子育てと看護師の仕事を両立させる大変さがわからないのです。
そういう職場だと、「今日は子どもが熱を出したので休みます」という理由で欠勤しなければいけない時には、「子育て中だからって、甘えているよね。」とか「新人看護師のくせに」のように思われてしまいます。
でも、子持ち看護師が多い職場なら、同じように欠勤したとしても「子どもが熱を出しちゃったなら仕方ないよね。」、「こういうのはお互い様だし」と思ってもらえます。
だから、子持ち看護師が多い職場を選ぶと、子育て中の新人看護師でも働きやすいのです。
新人看護師は子育てしながらの夜勤が難しいなら、面接時に正直に言ってみよう
新人看護師が子育てと仕事を両立させるためには、常勤として、託児所があって、子持ち看護師が多い職場を選ぶべきです。
ただ、小学生以上のお子さんがいる新人看護師さんもいますよね。ほとんどの託児所は未就学児しか預かってくれません。小学生以上は預かってくれないんです。
平日の日勤は学童保育に預ければ良いですが、日曜日や夜間は学童保育はありません。小学生を夜に1人で過ごさせるのは、やっぱり不安ですよね。
高学年になれば、旦那さんと2人で過ごしても大丈夫ですが、低学年の子の場合は子供への影響が心配です。
そういう時は、面接の段階で子育て中なので、夜勤に入れません。ということを正直に伝えましょう。
そして、同時にこの病院で働きたいこと、子育てがひと段落(お子さんが高学年になるなど)したら、夜勤に入りたいことを伝えてください。
子育てに理解がある病院なら、外来勤務や病棟の日勤のみの勤務にしてくれるはずです。
もちろん、「新人看護師なのに夜勤に入れない人は、うちは採用しません」という病院もあるでしょう。そういう病院は縁がなかったと思って、次の病院の採用試験を受けましょう。
夜勤に入れない、もしくは夜勤に入ると子育てが疎かになってしまう状況なのに、嘘をついて「夜勤に入れます!」と言って採用されたとしても、長続きしません。
それに、子供への影響が悪く出ますので、良いことではないですよね。
だから、正直に夜勤に入れない事情を伝えて、それでも採用してくれるところを選ぶようにしましょう。
新人看護師でも外来へ配属する総合病院はありますので、そのような病院を中心に採用試験を受けてみると良いかもしれません。
まとめ
新人看護師が子育てと仕事を両立させるための4つの注意点をまとめました。新人看護師が子育てと仕事を両立させるのは、簡単なことではありません。
子育ても大変ですし、看護師の仕事も大変。しかも、あなたは新人看護師なんですから。
でも、せっかく看護師になったのですから、子育てと仕事を両立させましょう。そのためには、4つの注意点を守って、職場を選ぶようにしてくださいね。
24時間対応の託児所があって、子持ち看護師が多い病院を探したい人は、転職サイトを使うと良いですよ。
転職サイトは担当コンサルタントが、託児所の有無や子持ち看護師の割合を調べてくれるんです。
また、夜勤に入れない新人看護師さんは、新人看護師でも外来に配属してくれる病院を紹介してもらうこともできますよ!