新人看護師で貯金をしたいと考えている人は多いと思います。新人看護師の頃から貯金をしておくと、将来的にも安心です。
新人看護師が貯金をする3つの方法と注意点をまとめました。
目次
新人看護師は貯金をするのに適した時期です!
新人看護師は貯金をするチャンスだって知っていますか?「新人看護師の頃は、まだ給料が安いから、貯金なんてしなくて良いよね?」と思っている人は、大間違いです!
新人看護師の時こそ、貯金をするチャンスなんですよ。新人看護師の時に貯金なしだったら、2年目以降も貯金なしになってしまう可能性が高いんです。
確かに、新人看護師はまだ基本給が安いので、先輩看護師に比べると、給料は高くありません。
でも、新人看護師は住民税がかからないんです。
住民税は前年度の収入に対してかけられる税金ですので、前年度が学生だった新人看護師は住民税はかかりません。
2年目になると、住民税がかかるようになります。収入や自治体にもよりますが、住民税は馬鹿にならない額ですよ!私は、3年目の頃は毎月3万円近く払っていたと思います。
新人看護師と2年目の看護師の給料差なんて、月数千円程度です。だから、住民税がかからない新人看護師は貯金のチャンスなんです!
また、新人看護師は独身の人が多いですよね。結婚して子どもができると、いろいろとお金がかかるようになりますから、独身のうちにお金が貯まるようにしておきましょう。
新人看護師の貯金の平均は、データがないので不明ですが、新人看護師が本気で貯金をするなら、病棟で夜勤に入っている人は、実家暮らしなら年間150万円、一人暮らしなら80~100万円を目標にすると良いでしょう。
新人看護師が貯金をする方法その1=冬のボーナスを丸々貯金に!
新人看護師が貯金をする方法、1つ目は冬のボーナスを丸々貯金することです。新人看護師は夏のボーナスはもらえませんが、冬のボーナスはしっかりもらえますよね。
その冬のボーナスは使わずに、全部貯金に回しましょう。新人看護師さんは大病院に勤めている人が多いと思います。大病院の冬のボーナスは、2.5~3ヶ月分位支給されるはずです。
つまり、冬のボーナスを丸々貯金に回せば、50~60万円は貯金できるということです。
毎月なかなか貯金ができない人は、ある意味臨時収入である冬のボーナスを貯金用にしておけば、しっかり貯金をすることができます。
新人看護師が貯金をする方法その2=無駄遣いが多い人は財形貯蓄を!
新人看護師が貯金をする方法の2つ目は、財形貯蓄を利用することです。財形貯蓄とは、給料天引きで貯金ができて、利率もちょっとだけ良い貯金制度です。
貯金をしたいけれど、いつも無駄遣いしてしまって、給料日前日には全部使い切ってしまうという新人看護師さんは、財形貯蓄がおすすめです。
財形貯蓄は給料天引きで貯金をします。つまり、強制的に給料から貯金用に回されるので、無駄遣いが多い人でも、確実に貯金をすることができます。
手元にお金があるとついつい使ってしまうという人、何に使っているかわからないけれど、いつも給料前はカツカツという人は、財形貯蓄を利用してみましょう。
財形貯蓄は職場の総務部に聞いてみると、詳しく教えてくれると思います。
新人看護師が貯金をする方法その3=2つの口座を使い分けるのもあり
新人看護師が貯金をする方法の3つ目は、2つの口座を使い分けることです。日常生活に使うための口座と、貯金用の口座ですね。
給料が振り込まれる口座を日常生活用にして、もう1つ貯金用の口座を作っておきましょう。
そして、給料日には毎月決まった額を貯金用口座に移しておくんです。また、月末に余ったお金も、貯金用口座に移しておくと良いでしょう。
そして、貯金用のキャッシュカードは基本的に持ち歩かない。何なら、両親に預けておくと良いと思います。
このように2つの口座を使い分けるようにすると、貯金がしやすいと思います。
新人看護師は貯金に必死過ぎるとストレスが溜まることもあるので要注意!
新人看護師は貯金のチャンスですから、貯金をするようにしましょう。ただ、「貯金をしなくちゃ!貯金をするために節約しなくちゃ!」と必死になりすぎると、ストレスが溜まりますよね。
お金を貯めることに喜びを感じるタイプ、通帳を見ることが趣味というタイプの人は、必死に貯金をしてもストレスはたまらないと思います。
むしろ、頑張って貯金をして、貯金額を増やしていくことで、ストレス解消になるかもしれません。
でも、そうではない新人看護師にとっては、あまり必死に貯金をすると、それがストレスになります。新人看護師は、基本的にストレスが溜まります。
ストレス解消のためには、それなりにお金が必要ですよね。美味しものを食べたり、買いたかったものを買ったり、旅行に行ったり。
貯金のために、それらのストレス解消法を我慢すると、ストレスが溜まっていく一方で、ストレスでパンクしてしまいます。
そうすると、看護師を辞めなくてはいけない状況になることもありますので、あまり貯金に必死になり過ぎず、必要なことには使うようにしましょうね。
まとめ
新人看護師の貯金についてまとめましたが、いかがでしたか?新人看護師は貯金のチャンスですので、しっかり貯金しておきましょう。
ただ、あまりに必死になりすぎると、ストレスが溜まるケースもありますので、注意してくださいね。
新人看護師が楽に貯金をするためには、ある程度の収入が必要です。もし、「私の職場は給料が安いし、ボーナスもほとんどない」という場合は、将来を見据えて、早めに転職をしたほうが良いかもしれません。
そこで働いていても、一生貯金はできないと思います。それなら、給料が高くてボーナスもたっぷりの職場に転職したほうが、楽に貯金ができて、生活水準も上がります。
お金が貯まる最善の方法は、給料が高い職場への転職なのかもしれません。
給料が高くてボーナスもたっぷりの職場へ転職するなら、転職サイトを使ってみてはいかがですか?
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