新人看護師は早期離職をしてもOK?早期離職から転職までの6つのステップ

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新人看護師は早期離職をしても良いのでしょうか?

新人看護師は早期離職をしても良いのでしょうか?

新人看護師さんの中には、「仕事を辞めたい。」とか「転職したいなぁ。」と考えている人も多いと思います。

新人看護師は早期離職をしても良いのかどうか、早期離職をする時にはどうすべきなのかをまとめました。辞めたいと考えている新人看護師さんは、ぜひ参考にしてください。

新人看護師は早期離職をしても良いの?

新人看護師は早期離職をしても良いのでしょうか?

新人看護師は、本当に毎日が辛いですよね。なんでこんなに辛いんだろうと思えるほど、ストレスフルな毎日を送っているのではないでしょうか?

「こんな思いをするために、看護師になったんじゃない。」と思い悩んだり、「こんなに辛いなら、死んでしまいたい。」、「もう消えたい。」と考えてしまう人もいるかもしれませんね。

新人看護師さんの中には、辛い思いをしながらも、「早期離職はすべきじゃない。私の我慢が足りないだけ。」と考えて、早期離職をためらっている人も多いと思います。

でも、本当に辛いなら早期離職をしてもOKです。

「死んでしまいたい。」、「このままでは潰れてしまう。」、「もう限界。このまま消えてしまいたい。」と思いながら働いている新人看護師さんは、早期離職しましょう。

確かに、新人看護師の頃は辛いのが当たり前です。まだ仕事ができずに、毎日勉強しなければいけないので、辛いこと、大変なことが多いのです。

「なんとなく辞めたい」、「ちょっと辛いから辞めたい」という理由で早期離職をするのは、おすすめできません。

やはり新人看護師の時は、看護師としての基礎を築かなくてはいけないので、基本的に転職はおすすめできないのです。

でも、看護師の仕事は「死にたい、消えたい」と思ってまでやることではありません。

そこまで辛い思いをしているなら、早期離職をした方が良いです。

今の職場で看護師をすることが人生のすべてではありませんし、看護師の仕事よりもあなた自身を守ることの方が大切ですから。

ですから、限界まで追い詰められてしまったら、新人看護師は早期離職をしても良いのです。

基本的には、新人看護師は早期離職しない方が良いけれど、限界まで追い詰められているなら、早期離職してもOKです。

新人看護師は早期離職をしても、まだ取り返せます!

新人看護師が早期離職をするにあたって、1つ気になることがあると思います。

それは、早期離職をしたら、もう看護師として働けないのではないかということです。

まだまだ一人前とは言えない状態で、早期離職してしまったら、もうどこも雇ってくれないのではないかと不安に思って、もう限界なのに早期離職を躊躇してしまう新人看護師さんもいると思います。

でも、大丈夫です。新人看護師が早期離職しても、まだまだやり直せます。

早期離職した後は、第二新卒として転職すれば良いのです。

早期離職した時期によっては、転職したら、またゼロからのスタートになるかもしれません。そうしたら、同期よりも少し遅れをとってしまうでしょう。

でも、あなたの看護師人生はまだまだ始まったばかりで、これから何十年も続いていくんです。

数ヶ月から1年くらい遅れをとったって、その後の努力次第でいくらでも取り返せます。3年後、5年後、10年後と長い目で見れば、何の問題もありません。

それどころか、今の職場で限界を感じて、精神を病みながら、看護師の仕事を続けていたら、仕事へのモチベーションを保てずに、看護師として成長していけません。

それなら、心機一転、新しい職場で頑張ったほうが、看護師としての成長は早いと思います。

新人看護師の早期離職から転職までの6つのステップ

新人看護師が早期離職をする時には、どうすれば良いのでしょうか?早期離職をしたいと思っても、一体どうすれば良いのか、どうすれば早期離職できるのかがわからないという人も多いと思います。

新人看護師が早期離職をして、違う職場に転職するまでの6つのステップを詳しく説明していきます。

ステップ1=師長に退職を伝える

新人看護師は、早期離職することを決めたら、まずは師長に退職することを伝えましょう。この時、師長はほぼ100%「今辞めるのはもったいないわ。今が頑張り時よ。」と退職を引きとめてくると思います。

もちろん、これはあなたのためを思って言っている部分もあります。でも、本当に限界を感じているなら、「師長が引きとめてくれているし」と思いとどまる必要はありません。

あなたが限界を感じているのに、引きとめるような師長の元で働きたいと思いますか?

また、限界を感じるまで気づかなかった、そのような職場環境にしてしまった師長と一緒に働きたいでしょうか?

また、師長の引きとめは早期離職者を出したくないからという側面もあるのです。早期離職者を出したら、離職率が上がって、翌年以降の看護師採用に悪い影響を与えます。また、師長自身の評価も悪くなります。

だから、あなたを必死で引きとめているのです。ですから、変な情を見せる必要はありません。本当に退職したいと思ったら、師長に退職を申し出て、できるだけ早く退職できるようにしましょう。

ステップ2=退職する

師長に退職を申し出て、退職日が決まったら、あとは退職するだけです。

退職願や税金・年金等の手続は師長に聞けば、「総務課に行きなさい」など指示してくれるはずです。

また、退職が決まったら、プリセプターやチームリーダーには一言「退職します。お世話になりました。」とあいさつしておきましょう。

それ以外の先輩看護師には、特にお世話になったという人以外には、あえて「退職します」と伝えておく必要はありません。

退職する日(勤務最終日)の全体申し送りの時に、「退職します。お世話になりました。ありがとうございました。」と一言あいさつすれば良いと思います。

ステップ3=少し休む

「退職したら、すぐに次の転職先を探さなきゃ!」と思うかもしれませんが、まずは少し休みましょう。あなたは、心身ともに疲れていて、疲労困憊の状態だと思います。

そんな状態で次の転職先探しをしても、正常な判断をすることができません。間違って、ブラックな求人に応募してしまうかもしれないのです。

そのようなリスクを少なくするためにも、まずは少し休んで、心身の回復に努めましょう。

そして、気力が戻ってきたら、次の転職先を探すようにしてください。

ステップ4=自己分析をして転職先を絞り込む

新人看護師が早期離職後に転職先を探す時には、自己分析をしましょう。あなたは、なぜ早期離職してしまったのでしょうか?

これがきちんとわかっていないと、転職してもまた同じような理由で早期離職をすることになりかねません。

新人看護師が2回も連続で早期離職をしたら、今度こそ採用してくれるところがなくなってしまいます。

そのため、きちんと自己分析してなぜ早期離職をしたのか、今度は早期離職しないためにはどうしたら良いのかをしっかり考えるようにしましょう。

第二新卒を採用している病院を中心に求人探しをすることになると思います。新人看護師さんが転職先を探す時には、まずは教育制度が整っているところを選んでください。

そして、できれば急性期病院を選んでください。急性期病院は看護師としての基礎を身につけることができますので、早期離職の原因を解決できるのであれば、急性期病院に転職することをおすすめします。

どうしても、急性期病院は嫌だという人は教育制度が整っていて、できるだけ看護スキルを身につけられるところを選んでください。

ステップ5=採用試験を受ける

転職先を選んで求人に応募したら、次は採用試験を受けましょう。早期離職後に新人看護師が採用試験を受ける場合、面接官に早期離職をした理由を聞かれると思います。

面接官が納得するような早期離職した理由をきちんと答えられるように準備しておきましょう。

もしかしたら、ちょっときつい言葉で「今度は長く働いてくれるんですか?」とか「長く働いてもらわないと困るんですけど。」と言われてしまうかもしれません。

でも、気にせずに「今度は長く働きます!」と明るくやる気を伝えるようにしましょう。

ステップ6=心機一転頑張る!

採用試験を受けて、無事内定をもらったら、あとは心機一転頑張るだけです。今度は、最低でも一人前の看護師になるまで、具体的には3年間はその職場で働くようにしましょう。

一人前の看護師になったら、新人看護師の頃に早期離職をしたことなんて、過去のことになります。ですから、心機一転頑張って、一人前の看護師を目指してください。

まとめ

新人看護師は早期離職をして良いのかどうか、早期離職から転職するまでの6つのステップをまとめましたが、いかがでしたか?

新人看護師の早期離職は基本的にはおすすめできません。でも、限界まで追い詰められていたら話は別です。

限界を感じているのに、それ以上頑張る必要はありません。時には、逃げる勇気も必要です。

早期離職して転職したい新人看護師さんは、転職サイトを使いましょう。

転職サイトなら、担当コンサルタントが教育体制が整っている急性期病院の中で、あなたの早期離職の理由を解決できる職場を紹介してくれるのです。