せっかく国家試験に合格して看護師になったのに、想像していたものとは違い、毎日仕事に行くのが苦痛で精神的に追い詰められていませんか?
でも、まだ看護師1年目だし、病院を変えて転職することはできないと考えている人もいると思います。そんなあなたに1年目の看護師が転職を成功させる秘訣を教えます。
1年目の看護師が転職するのは不利って本当?
看護師になって1年目だと、まだまだ1人前の看護師とは言えませんよね。
リーダー業務の経験がないのはもちろんですが、やったことのない看護技術もたくさんあるでしょうし、急変時などバタバタした時に、戦力となってテキパキと業務をこなせないと思います。これは、1年目の看護師なら当たり前のことです。
でも、採用する病院としてはバリバリ働いてくれる即戦力、つまり1人前の看護師を採用したいと思っています。
1人前の看護師を育てるには、時間とマンパワーが必要だからですね。そのため、どうせ採用するなら、未熟な1年目の看護師よりも
即戦力として期待できる看護師を採用したいと思うのは仕方のないことです。
また、1年目で転職を希望するということは、前の職場を1年未満で退職しているということになります。正直に言って、これは採用する側としては大きな不安要素になります。
せっかく1年目の看護師を採用して職場全体で育てたとしても、またすぐに辞めてしまうのではないかと思うからです。
こういう理由があるので、1年目の看護師が転職するのはちょっと不利なことが多いのが現実です。でも、事前にしっかりと対策を取っていれば、1年目という不利な条件を覆すことができるんです!
1年目の看護師が転職を成功させるためには第二新卒を狙え!
1年目の看護師が転職先として適しているのはどんな病院でしょう?まずは、教育体制が整っているところです。今後も看護師を長期的に続けていくのであれば、1人前の看護師になることが大切です。
教育制度が整っていないところに転職したとしても、見よう見まねで何とかなるかもしれません。
でも、それは「わかったような気がする」だけで、正しい手順やエビデンス等を知らないままになってしまいますので、看護師として成長していけず、将来の看護師キャリアの選択肢を狭めてしまうことになります。
次に、1年目の看護師でも採用してくれる可能性があるところです。
ここが何より重要かもしれませんね。1年目の看護師の転職は、先ほど述べたように採用されにくいという不利な部分がありますので、
経験が少ない看護師でも採用してくれるところを探す必要があります。
教育制度が整っていて、1年目の看護師が転職しやすいという条件を満たすのは、第二新卒を採用している病院です。
第二新卒とは新社会人として就職した後、短期間のうちに転職を希望する人のことです。まさに看護師1年目で転職したいというあなたのことですね。
最近は、この第二新卒の採用が看護師業界にも広がってきていて、看護師の第二新卒を採用する病院が増えてきています。
第二新卒を採用しているところなら、看護師1年目という不利な条件もクリアできますし、経験の少ない看護師を採用するのですから教育制度も整っていますのでおすすめです。
また、そういう病院は看護師1年目で転職した人でも働きやすく、温かい雰囲気の職場であることが多い傾向にあります。
看護師 1年目の転職は、やる気や熱意をアピールしよう!
第二新卒を採用しているといっても、面接の時に「またすぐに辞めてしまいそうだ」と思われてしまうと、採用は遠のきます。
あなたが今度は長く続けるつもりだと思っていても、新卒で入職したところを1年未満で辞めて転職するのですから、「ここの病院は長く勤めます!」というやる気や熱意を相手にしっかりアピールしなくてはいけません。
熱意をアピールするためには、転職する病院でどんなことを学びたいか、学んだ上でどんな看護師になりたいかを明確にしておく必要があります。
その病院だからこそ学べること、そして将来的な展望をしっかり持っていることで、すぐに退職せず、長期間勤務することをアピールできるはずです。
第二新卒を採用している病院を知りたい、面接で熱意をアピールできる受け答えが思い浮かばないという人は、転職サイトに登録してみてはいかがでしょう?第二新卒を積極的に採用している病院を探してくれたり、面接対策を一緒にしてくれますよ。