看護師は転職で何科を選べば良いのでしょうか?
転職後の診療科は何科が良いか迷っている看護師さんのために、やりがい別のおすすめの診療科を教えます!
目次
看護師は転職で何科を選ぶ?=命を救いたい人
看護師は転職で何科を選べば良いのでしょうか?
まずは、患者さんの命を救うことにやりがいを感じるタイプの看護師さんのためのおすすめの診療科です。
命を救うことにやりがいを感じる看護師さんは、脳神経外科や心臓血管外科、循環器内科などの急変の多い診療科への転職をおすすめします。
脳神経外科や心臓血管外科、循環器内科は命に関わる深刻な、しかも重症な患者さんがとても多いので、急変が多く「命を救っている」という実感を感じながら働くことができます。
もし、脳神経外科や心臓血管外科、循環器内科では物足りないという人は、ICUやCCU、救命救急センターを選ぶと良いと思います。
看護師は転職で何科を選ぶ?=回復を実感&退院するのを見送りたい人
看護師は転職で何科を選ぶべきか、次のやりがいは回復を実感したい人や退院するのを見送りたい人におすすめの診療科です。
患者さんの回復を実感したり、元気に歩いて退院するのを見送りたい人は、整形外科や消化器外科への転職をおすすめします。
整形外科や消化器外科は手術をすれば、回復するような怪我や病気の患者さんが多いので、入院中にメキメキ回復していく姿を見ることができます。
さらに、急性期病院から療養型病院への転院という形での退院ではなく、急性期病院から自宅へという退院の形が比較的多いので、元気に歩いて退院いていく姿を見送ることができるのです。
看護師は転職で何科を選ぶ?=特殊な専門性を身につけたい人
看護師は転職で何科を選ぶべきなのか、次は特殊な専門性を身につけたい人におすすめの診療科です。
「私はこれができます!」と胸を張って言えるようになりたい人、他の看護師さんはできないけど、私はこれができるという強みが欲しい人は、眼科や手術室が良いでしょう。
眼科での治療は、他の診療科とは違う特殊な医療機器を用いることがあります。
また、眼科の看護は目の見えない人への看護になりますので、普通の診療科での看護よりも少し特殊なスキルが必要になるのです。
また、特殊な専門性を身につけたいけれど、何科で働こうと悩んでいる人は手術室を選ぶのも良いでしょう。
手術室は厳密には診療科とは言えませんが、看護師として特殊なスキルを身につけることができる部署です。
さらに、手術室で働くといろいろな科の治療に携わりますので、いろいろな科の実情が見えてきます。
そのため、手術室で働くと、自分には何科が合っているかがわかるようになるというメリットもあるのです。
手術室で得たスキルは専門性が高いですが、一般的な診療科でも役立つものですので、他の看護師に差をつけたい、自分の強みが欲しいという看護師さんにはおすすめなんです。
看護師は転職で何科を選ぶ?=退院指導をしたい人
看護師は転職で何科を選ぶべきか、次は患者さんへの退院指導や健康指導をしたい看護師さんにおすすめの診療科です。
退院指導や健康指導など退院後も見据えた看護をしたい、予防医学にも少し携わりたいという看護師さんは、糖尿病の患者さんが多い内分泌内科を選ぶと良いでしょう。
内分泌内科は糖尿病の教育入院の患者さんが多いんです。
教育入院の糖尿病の患者さんは、「節制した生活が必要なのはわかってはいるけれど、上手にできない」というケースが多いので、退院後を見据えた看護をしたい看護師さんにとっては、やりがいを感じることができる診療科なのです。
看護師は転職で何科を選ぶ?=患者さんに寄り添いたい人
看護師は転職で何科を選ぶべきなのか、最後は患者さんに寄り添った看護をしたい看護師さんにおすすめの診療科です。
寄り添った看護をしたい看護師さんは何科を選べば良いのでしょう?
寄り添った看護をするなら、外科系よりも内科系に転職することをおすすめします。
内科系の診療科のほうが、在院日数が長いので、患者さんと長期的にかかわることができます。
さらに言うなら、急性期病棟よりも療養型病棟を選ぶと良いですし、病棟での勤務にこだわりがないなら、介護施設や訪問看護ステーションへの転職を視野に入れるのも良いでしょう。
介護施設や訪問看護ステーションなら、年単位で患者さんに関わっていくことができますので、患者さんとしっかりと向き合い、寄り添った看護ができるはずです。
まとめ
看護師が転職で何科を選ぶべきなのか、やりがい別におすすめの診療科をご紹介しましたが、いかがでしたか?
これを読んで、何科に転職しようか決めた人も多いのではないでしょうか?
でも、1つ疑問が湧いてきますよね?「何科に転職すれば良いかは決めたけど、その診療科に配属になるにはどうすれば良いのだろう?」という疑問です。
その疑問は、転職サイトを使えば解決します。
転職サイトを使えば、担当者が病院側と配属交渉をしてくれますので、「採用になれば、希望の診療科に配属」という約束で採用試験を受けることができますので、希望の診療科で働くことができるんですよ!