看護師が辞めると逃げになるかも・・・と悩んで、仕事を辞めたいと思っているのに、なかなか辞める決心がつかない人はいませんか?
看護師が仕事を辞めるのは、「逃げ」になるんでしょうか?そもそも、仕事を辞めるのは悪いことなんでしょうか?一緒に考えてみませんか?
目次
看護師が辞めると逃げと考えるのは、真面目で責任感のある証拠!
看護師が辞めると逃げになるかもと考える看護師さんって、結構多いと思います。
「辞めること=逃げ」と考えるのは、真面目で看護師という仕事に真摯に向き合っている人、看護師という仕事に責任感を感じている人が多いんです。
だって、看護師の仕事を「適当でOK」、「ただ単にお給料のためだから、別に看護師の仕事が好きなわけじゃない」と思っていたら、「辞めること=逃げ」なんて考えませんよね。
あなたが真面目で責任感があるからこそ、「辞めること=逃げ」と考えてしまうんだと思います。
でも、仕事を辞めることって逃げることになるんでしょうか?ちょっと具体例を挙げて考えてみましょう。
看護師が辞めると逃げになる?~いじめにあっている場合~
看護師が辞めると逃げになるのか、まずはいじめにあっている場合で考えてみましょう。職場でいじめにあっていて、師長に相談しても解決しないから辞めたいと悩んでいる。
このケースで、その職場を辞めたら逃げたことになりますか?そんなことないですよね。職場を辞めることは逃げではなく、自分の身を守るための行動に過ぎません。
むしろ、いじめがあるような幼稚な職場、いじめを解決してくれない上司がいる職場は、こちらから願い下げだと思いませんか?
いじめにあっていて、それを理由に職場を辞めるのは逃げではなく、自分を守るための行動であり、ダメな職場に見切りをつけるだけのことなんです。
看護師が辞めると逃げになる?~急性期病棟についていけない場合~
看護師が辞めると逃げになるのか、次は急性期病棟についていけない場合を考えてみましょう。急性期病棟は、やらなければいけない仕事が盛りだくさんですし、重症な患者さんが多いので、仕事にスピードが要求されます。
患者さんの急変や緊急入院も日常茶飯事ですし、病棟はいつもバタバタと慌しいですよね。また、療養型病棟や介護施設などに比べると、治療の甲斐なく亡くなる患者さんも多いんです。
そのような急性期病棟特有のスピードや雰囲気についていけずに辞めたいと思うのは、逃げになるんでしょうか?私は、このケースも逃げにはならないと思います。
人間には「合う」、「合わない」がありますよね。
看護師全員が急性期病棟が合うわけではないのは当たり前なんです。急性期病棟が合う人もいるし、合わない人もいる。介護施設が合う人もいるし、合わない人もいる。これは当然ですよね。
急性期病棟についていけない、急性期病棟が合わないのに、無理に続けていく必要はないと思うんです。嫌なのに無理に働いていたら、毎日がつらいですし、体調を崩してしまうかもしれません。
それに、看護師の職場は急性期病棟がすべてではありませんから。
療養型病棟やクリニック、介護施設、訪問看護といろいろありますよね。その中から、自分に合うところを選べば良いと思いませんか?適材適所ってやつです。
急性期病棟についていけないから辞めるのは逃げではなく、たまたま自分に合わないところで働いてしまったから、自分に合うところへ行くだけなんです。
看護師が辞めるのは逃げではなく、新たな一歩と考えよう!
看護師が辞めるのは逃げではないということが、具体例を通じてわかってもらえたでしょうか?看護師が辞めるのは逃げではなく、新たな一歩を踏み出すことなんです。
辞めたいと思いながら働いていても、メリットはありません。
仕事へのモチベーションは下がる一方で、スキルアップもできませんし、精神的なストレスから体調を崩してしまうかもしれません。メリットどころかデメリットばかりです。
それなら、自分に合った新しい職場に転職して、新たな一歩を踏み出したほうが、ずっとメリットは大きいですよね。看護師が辞めるのは逃げでもないし、悪いことでもありません。
看護師キャリアを仕切り直して、新たな一歩を踏み出すだけのことなんです。
辞めたいと思いながら働いている人は、新たな一歩を踏み出してみませんか?
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