看護師の転職の必要書類にはどんなものがあるのでしょうか?
転職するためには、必要書類をそろえなければいけませんが、その書類がどんなものなのかわかっていないと、転職への第一歩を踏み出せませんよね。
看護師の転職の必要書類4つを説明していきます。
看護師の転職の必要書類=履歴書
看護師の転職の必要書類の1つ目は履歴書です。
これは看護師ではなくても、また社会人ではなく学生のアルバイトでも、求人に応募する時は必要な書類になりますね。
履歴書は自己紹介のための書類と考えましょう。
あなたがどんな人で、どこに住んでいて、どんな学校で学んで、どんな職場で働いてきたのか。また、なぜその職場へ転職したいのか等を簡潔に説明するための書類です。
もし、転職先の募集要項に特別な指定がなければ、文房具屋さんやコンビニで買った履歴書、もしくはインターネット上のテンプレートをプリントアウトした履歴書に黒のボールペンで丁寧に手書きで記入しましょう。
パソコンで作成すれば早いのにと思うかもしれませんが、看護師の転職では手書きの履歴書のほうが良いとされています。
また、書き損じた場合は修正液や二重線で消して書き直すのではなく、面倒でも新しい用紙に書き直すようにしてください。
看護師の転職の必要書類=職務経歴書
看護師の転職の必要書類の2つ目は、職務経歴書です。
職務経歴書は転職において、必ずしも必要書類というわけではありませんが、最近は職務経歴書の提出を求める医療関係の施設が増えています。
履歴書に比べると、職務経歴書はあまり聞きなれないものかもしれませんね。職務経歴書とは、今までのあなたの職歴を詳細に記したものです。
履歴書にも職歴を書く欄はありますが、職務経歴書は職場の名前だけでなく、部署名や役職名、どんな業務をして、どんなスキルを持っているのか、どんな係や委員会を経験したのかを細かく書いていきます。
職務経歴書は履歴書だけでは分からないような、あなたの看護師としてのスキルや経験をアピールするための書類になります。
職務経歴書で「私はこんなスキルがあります!」、「こんな経験を積んできました!」とアピールすることができれば、転職先の採用担当者は「この看護師さんは、即戦力になれるだけのスキルがある」と判断しますので、採用に一歩大きく近づくことができるのです。
履歴書とは違って、職務経歴書は見やすさを重視しますので、パソコンで作成してOKです。ワードやエクセルなどのソフトを使って、A4サイズの職務経歴書を作成するようにしましょう。
看護師の転職の必要書類=健康診断書
看護師の転職の必要書類の3つ目は、健康診断書です。
これもすべての転職先で必要というわけではありませんが、必要なことが多い書類です。
看護師は体が資本の職業ですので、不健康な看護師は転職しようと思っても採用されませんから。
健康診断書の用紙は転職先から指定されることもありますが、身長や体重、血圧、その他必要な項目を転職先から指定されて、用紙の指定はなく、健康診断を受けた施設の証明があればOKという場合もあります。
転職先に提出する健康診断書は、応募日の○ヶ月以内に発行されたものという指定があることが普通ですので、昔の健康診断書が余っているからといって、それを提出するのではなく、転職前に改めて健康診断を受けるようにしてください。
看護師の転職の必要書類=免許のコピー
看護師の転職の必要書類の4つ目は、看護師免許のコピーです。
看護師として採用されるのですから、看護師免許を持っていることを証明しないといけませんよね。
新卒看護師さんの場合は、成績証明書や卒業見込み証明書などが必要書類になりますが、既卒の転職組は、看護師免許のコピーが必要書類になります。
あなたは看護師免許をどこに保管してあるか覚えていますか?
普段は特に看護師免許について気にしていませんし、「失くしたら困るもの」と思って、棚やタンスの奥深くに保管してあるかもしれませんね。
その看護師免許を探して引っ張り出してきましょう。そして、それを持ってコンビニへ行ってコピーを取ってきてください。
看護師免許はB4版の賞状のようなものですので、原本は折ったり曲げたりせずに大切に持ち運んでください。
そして、コピーを取る時は、「大きくて応募する封筒に入らないから」といって縮小するのではなく、B4サイズのままでコピーを取ってください。
まとめ
看護師の転職の必要書類4つを説明してきましたが、いかがでしたか?
この4つの中では、職務経歴書を用意するのが大変かもしれませんね。
また、履歴書も自己PRや志望動機を書く時に悩むかもしれません。そんな時は、転職サイトを使って転職をすると良いですよ。
転職サイトは求人を紹介してくれるだけではありません。
看護師の転職のプロである担当者が職務経歴書や履歴書の書き方のアドバイスをしてくれますので、必要書類の書き方などに困ることがないのです。