看護師が転職で病院選びをする時のコツ3つと4つのタイプ別の重要ポイント

当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

看護師が転職で病院選びをする時のコツ3つと4つのタイプ別の重要ポイント

看護師が転職で病院選びをする時には、どんなコツに注意すれば良いのでしょう?

転職する時の病院選びは、転職に成功するか失敗するかの大きな分かれ道になります。

転職で病院選びをする時のコツ3つと4つのタイプ別の重要ポイントをご紹介します!ご紹介するコツやポイントをすべて満たす病院はないかもしれません。

でも、あなたの中で優先順位をつけて、絶対に譲れないもの、少し妥協してデメリットを軽減するする方法を探すもの、妥協しても仕方がないものの3つのカテゴリーに分けてから病院選びをすると、後悔しない転職をすることができるでしょう。

看護師が転職で病院選びをするコツ=給料・待遇面

看護師が転職で病院選びをするコツ=給料・待遇面

看護師が転職で病院選びをする時のコツ1つ目は、給料に関することです。あなたの転職理由は「給料アップが第一」ではないかもしれません。

でも、給料面もある程度考慮して病院選びをしないと、転職して大幅に給料が下がってしまうなど損をすることになりかねないのです。

いくら「給料第一」の転職ではなくても、転職後に給料が大幅に下がってしまうと、転職を後悔することになりますよね。

病院選びをする時は、その病院の月収をチェックすると思います。

でも、それだけでは不十分なんです。ボーナス実績や各種手当ての充実度もチェックして病院選びをしなければいけません。

ボーナスは年収を大きく左右する!

ボーナスは年収を大きく左右するものです。基本給が20万円だった場合、ボーナスが2ヶ月分しかでない病院だとボーナスは40万円ですよね。

でも、ボーナスが5ヶ月分出る病院はボーナスが100万円になるんです。ボーナスだけで60万円も年収に差が出てきます。1年で60万円、これはとても大きいですよね。

各種手当ては細かい部分まで要チェック!

各種手当も給料を大きく左右するものです。夜勤手当や残業手当だけではありません。家族手当や住宅手当、通勤手当等も病院選びでは重要なチェックポイントです。

たとえば、家族手当で1万円、住宅手当で1万5000円つく病院と家族手当・住宅手当て共にない病院だと、月収で2万5000円も変わってきます。1ヶ月で2万5000円違うと、1年では30万円の差になります。

また家族手当や住宅手当がある職場の場合は、どういう条件で支給されるのかを確認してください。世帯主でないと支給されないこともありますし、世帯主じゃなくても支給されることもあります。通勤手当は上限があるかどうかを確認してくださいね。

看護師が転職で病院選びをするコツ=やりがい面

看護師が転職で病院選びをするコツ=やりがい面

看護師が転職で病院選びをするコツ2つ目は、やりがい面です。仕事のやりがいも、病院選びの重要なポイントなのです。

スキルアップできる環境か

スキルアップを目的に転職する人は、まず本当にスキルアップできる環境が整っているのかを確認してください。

「最先端の医療を行っています!スキルアップにピッタリの環境です!」なんて求人情報に書いてあっても、それを鵜呑みにせず、院内研修は頻繁に行われているのか、そこで働く看護師は仕事への熱意を持って取り組んでいるのかなどを確認してください。

「そこで働く看護師の仕事への熱意は関係ないんじゃ?」と思うかもしれませんね。

でも、やる気や向上心がある同僚に囲まれて働くのと、向上心がなくただ目の前の仕事を淡々とこなすだけの同僚に囲まれて働くのでは、どちらがスキルアップしやすい環境と言えるでしょうか?

もちろん、やる気や向上心がある同僚に囲まれているほうが、刺激を受けますし、スキルアップに関する情報交換などを行えますので、スキルアップに適していますよね。

ですから、そこで働く同僚の熱意もスキルアップに大きく関係してくる要素なのです。

また、将来的に助産師や認定看護師等の資格取得を考えている人は、資格取得の支援制度があるかどうかも確認しておきましょう。

やりたい看護はできるか

やりがいを求めて転職する人は、転職することであなたがやりたい看護が本当にできるのかどうかを確認しましょう。

たとえば、あなたが救急看護をやりたいと思って、高度救命救急センターがある病院に転職したとします。

でも、そこで高度救命救急センターへの配属希望が叶うかどうかは、とても大きな問題ですよね。せっかく転職したのに、配属希望が叶わなかったら意味がないのです。

また、患者さんとじっくり向き合いたい、1人1人の個性を大切にした看護をしたいと思って、長期入院の患者さんが多い療養型病院に転職するケースもありますよね。

でも、その療養型病院は本当に患者さんと向き合う看護をしていますか?療養型病院は、確かに入院期間が長いですが、一歩間違うと、ただ目の前の仕事を淡々とこなすだけのルーティンワークになりがちです。

そういう療養型病院に転職してしまったら、患者さんとじっくり向き合い、1人1人に合わせた看護なんてできませんよね。

ですから、転職先の病院を選ぶ時は、配属希望は叶うか、実際に理想の看護が行われているかを確認しなければいけないのです。

スキルアップややりがいに興味がなくても仕事内容は確認しよう

「私はスキルアップしたいわけじゃないし、やりがいも気にしない。とにかく楽に働ければ良いの。」と思って転職する人もいると思います。

でも、最低限はやりがいを感じ、興味を持てる仕事でないと、仕事が長続きしませんよね。

ですから、「楽が第一!」という人でも、病院選びは急性期か亜急性期かリハビリ専門か療養型かをチェックし、細かい仕事内容も確認しておく必要があるのです。

看護師が転職で病院選びをするコツ=勤務詳細面

看護師が転職で病院選びをするコツ=勤務詳細面

看護師が転職で病院選びをするコツ、3つ目は勤務詳細面をチェックすることです。

求人情報にはなかなか載っていない細かい部分をチェックしておくと、さらに満足できる病院選びができるのです。

ワークライフバランスが取れるか

求人情報には、年間休日が何日あるかなどは書いてありますが、有給休暇をどのくらい使えるか、残業時間はどのくらいかなどの細かい情報は書いてありませんよね。

でも、有給消化率や月平均の残業時間って、ワークライフバランスを取りながら働くためには、とても重要なポイントなんです。

いくら年間休日が120日と多くても、有給消化率はほぼ0%、残業時間は月40時間以上だったら、仕事中心の生活になってしまいます。

ですから、求人情報には書かれていない有給消化率や月平均の残業時間、配属希望は叶うか、1ヶ月に何日希望休が取れるかなどの待遇面は必ずチェックしておきましょう。

職場の人間関係はどうか

また、職場の人間関係や上司の人柄、離職率などもチェックしておきたいポイントです。

看護師は女の世界ですから、スタッフ同士の人間関係が悪い職場は珍しくありません。でも、人間関係が悪い職場で働くと、ストレスが溜まりますし、仕事の進行にも影響が出るんですよね。

ですから、職場の人間関係は良好かどうかは病院選びの重要なポイントなんです。

また、師長の人柄も大切です。何か問題が起こった時に、上司は頼りになる人か、部下をきちんと守ってくれる人かどうかは、働いていく上でとても大切ですよね。

人間関係が悪く、師長や上司が信頼できない職場は、たいてい離職率が高くなりますので、離職率も一緒に調べておくと確実です。

人間関係はどうか、師長の人柄はどうか、離職率は高いかどうかをチェックしておけば、ブラック病院を回避することができるんですよ!

看護師が転職で病院選びをするなら、タイプ別のポイントは?

看護師が転職で病院選びをするなら、タイプ別のポイントは?

看護師が転職で病院選びをするコツ、最後はタイプ別に重視しておきたい病院選びのポイントをご紹介します。

小さなお子さんがいるママさん看護師の病院選び

小さなお子さんがいるママさん看護師が病院を選ぶ時のコツは、託児所の有無です。

託児所は経済的にも時間的にも労力的にも、ママさん看護師が育児と仕事を両立させるのを助けてくれる存在なんです。

できれば、託児所の有無だけではなく、24時間対応か、病児保育対応かなどの細かい利用条件もチェックしておくと良いでしょう。

また、ママさん看護師の比率が高い病院は、育児に理解があり、お互いに仕事をフォローし合えますので、ママさん看護師にとって働きやすい職場環境と言えます。

ブランクがある看護師さんの病院選び

ブランクがある看護師さんが病院選びをする時は、復職支援制度があるかどうかをチェックしましょう。

ブランクがある看護師さんは、看護技術や知識、看護師の仕事のハードさについていけるか不安がありますよね。

ですから、入職前に復職支援の研修を受けられるかどうかやブランクがある看護師にプリセプターをつけてくれるかどうかなど、入職前後にブランクがある看護師向けの復職支援制度があるかどうかを確認してください。

復職支援制度が充実していればしているほど、ブランクから復帰しやすくなりますので、ブランクがある看護師さんは復職支援制度をチェックしてください。

未経験の分野・診療科に挑戦する看護師さんの病院選び

転職して今まで経験してきたものとは違う分野や診療科に挑戦したい看護師さんは、中途採用者にプリセプターをつけてくれるかどうかを確認してください。

急性期病棟から療養型病棟へ、回復期リハビリテーション病棟から手術室へ、循環器内科から小児科へのように未経験の分野や診療科に挑戦する場合、自分でしっかり勉強し、努力することも非常に大切ですが、きちんと教えてくれる環境が整っているかどうかも大切なポイントです。

きちんと指導してもらえる環境が整っているかどうかの判断指標は、中途採用者にプリセプターをつけてくれるかどうかです。

未経験者が早く仕事に慣れるかどうかはプリセプターがいるかどうかによって、かなり変わってきますし、中途採用者にプリセプターをつけてくれる病院は、そのほかの面でもしっかりと指導してもらえる環境が整っていることが多いんです。

第二新卒の看護師さんが病院選びをするコツ

第二新卒の看護師さんが病院選びをするコツは、教育制度が整っているかどうかです。

第二新卒の看護師さんは、「右も左もわからないピカピカの新卒看護師」ではないものの、一人前の看護師とも言えませんよね。

一人前の看護師になるためには、まだまだ学ばなければいけないことがたくさんあるんです。ですから、教育制度が整っているかどうかを病院選びのポイントにしなければいけません。

一人前の看護師にならないと、将来的に転職先の幅が狭まってしまいますので、第二新卒の看護師さんは、教育制度にこだわるようにしましょう。

また、転職することで、新卒で入職した病院を辞めた理由が解決できるかどうかも必ずチェックしてください。そうしないと、また同じ理由で早期退職する羽目になります。

早期退職も1度だけなら大目に見てもらえますが、2度目は転職先を探すのが困難になりますので気をつけましょう。

まとめ

まとめ

看護師が転職で病院選びをする時は給料・待遇面、やりがい面、勤務詳細面の3つの側面から選ぶようにすると良いでしょう。

ただ、すべて理想どおりという病院はなかなかありませんので、希望条件は優先順位をつけてから病院選びをすると良いですよ!

ご紹介した病院選びのコツの中で、あなたの中で優先順位が高いものは、こだわりを持って絶対に妥協せずに病院選びをしなくてはいけません。

優先順位が中くらいのものは、多少妥協しつつも、デメリットを軽減できる方法を見つけるなどして、自分の中で折り合いをつけると良いでしょう。

そして、優先順位が低いものは、あまり欲張ってしまうと求人選びが捗らなかったり、結局すべての条件で中途半端なところに転職することになりかねませんので、諦めるか妥協するようにしましょう。

ご紹介した給料・待遇面、やりがい面、勤務詳細面をしっかり調べた上で病院選びをするためには、転職サイトを使うことをおすすめします。

転職サイトならボーナスの支給実績や各種手当の条件、スキルアップできるかどうか、細かい仕事内容、有給消化率や月平均の残業時間、配属希望は叶うか、1ヶ月に何日希望休が取れるか、職場の人間関係や上司の人柄、離職率、託児所の利用条件、教育制度の充実具合、中途採用者にプリセプターをつけてくれるかどうかなどを担当者がすぐに調べてくれます。

ですから、転職サイトを使えば病院選びに失敗することなく、安心して転職をすることができるのです!