看護師の転職に罠ってあるんでしょうか?もし、転職の罠に引っかかってしまったら、ブラックな職場に転職する羽目になるかもしれません。
転職活動に罠が潜んでいるんだったら、何とかその罠を回避して、後悔しない転職をしたいですよね。転職活動に潜む罠とその回避法5つを教えます!
目次
看護師の転職の罠=給料が高い職場に潜む罠と回避法
看護師の転職に潜む罠とその回避法、まず1つ目は給料が高い職場に潜む罠です。求人情報を見ていると、「え?あれ?」と思わず二度見をしてしまうくらい給料が高いものがありますよね。
給料が相場よりもずっと高い職場に飛びついてしまうと、思わぬ罠に引っかかってしまう可能性があります。
給料が高い職場に潜む罠とは?
給料が高い職場に潜む罠とは、給料が高い分、とてつもなく忙しかったり、苛酷な労働環境かもしれないことです。
その職場は毎日当たり前のように残業があり、しかも、日勤の場合は消灯前後まで、夜勤はお昼過ぎまで残業がある。休みは少なくて、有給は当然のように捨てている。
そんな過酷な労働環境だから、スタッフはみんなイライラしていて、人間関係が悪く、いじめがあっても見て見ぬふりをしているような職場かもしれません。
そういう職場は離職率が高く、看護師がどんどん辞めていきます。少しでも看護師を確保するために、また入職した看護師をつなぎとめるために、給料を高くしているのです。
給料が高い職場に潜む罠を回避する方法
給料はできるだけ高いほうが良いですが、ブラックな職場では働きたくないですよね。
給料が高い職場に潜む罠を回避する方法は、離職率を調べましょう。
給料が相場よりも高い職場には、きちんとした理由があることがあります。たとえば、自由診療だったり、大規模病院で各種手当が充実していたりなどですね。
ですから、給料が高い職場にもブラックではない職場はあります。ブラックな職場かブラックではない職場かを見極めるためには、離職率を見ることがもっとも確実です。
給料が高くてブラックではない職場は離職率が低いはずです。逆に、給料は高いけどブラックな職場は離職率が高いはずですよね。
給料が高い職場に潜む罠を回避するには、その職場の離職率を調べるのが一番手っ取り早く、確実なんです。
看護師の転職の罠=人間関係が良好なことに潜む罠
看護師の転職の罠とその回避法、2つ目は人間関係が良好なことに潜む罠です。
求人情報に「人間関係が良好です!」などと書かれているものがありますよね。あれにも、実は罠が潜んでいる可能性があるんです。
人間関係が良好なことに潜む罠とは?
人間関係が良好なことに潜む罠とは、「人間関係が良好!」と書いてあるのは、その職場の主観であったり、看護師を集めたいがためにその職場が嘘をついている可能性があることです。
「人間関係が良好」と誰が判断したのでしょうか?おそらく、その職場の求人を出した人事担当の人ですよね。ということは、人間関係が良好かどうかは、あくまで主観でしかないのです。
それに、人間関係が良好かどうかなんて、きちんと明確な指標もありませんし。ただ単に、人事担当の人が看護師さんを確保したいから、「人間関係が良好って書いておけば、たくさん応募がくるだろう」と思っただけかもしれません。
また、病棟がいくつもある病院の場合、内科病棟では確かに人間関係は良好だけど、外科病棟はそれほどでもない。外来はむしろギスギスしているということもありますよね。その病院のどの部署でも人間関係が良好であることはあり得ないんです。
人間関係が良好なことに潜む罠を回避する方法
人間関係が良好なことに潜む罠を回避するには、本当にその職場は人間関係が良好なのかどうか、客観的な視点で判断するようにしましょう。
また、部署がいくつもある職場は、まず採用になった場合、配属先はどこになるのかを確かめておくと安心です。その上で、その配属先の職場の雰囲気や人間関係はどうなのかをチェックするんです。
そうすれば、本当に人間関係が良好な職場に転職することができるはずです。
看護師の転職の罠=残業が少ないことに潜む罠
看護師の転職の罠とその回避法3つ目は、残業が少ないことに潜む罠です。
求人情報に「残業少なめ!」と書いてあっても、それは罠かもしれません。疑ってかかりましょう。
残業が少ないことに潜む罠とは?
残業が少ないことに潜む罠とは何でしょうか?これは、先ほど説明した人間関係が良好なことに潜む罠と似ています。
「残業が少なめ」と書いてあっても、それを書いたのは求人を出した職場の人事担当の人ですし、「残業が少なめ」というのは、月に残業が何時間以内だったら少ないと言えるのか明確な基準はありません。
もしかしたら、以前は1ヶ月の残業時間が50時間あったのに、いろいろと業務整理や看護師補充などの対策を行って、残業時間が20時間に減った。だから、「残業少なめ」なのかもしれません。
残業が少ないことに潜む罠を回避するためには?
残業が少ないことに潜む罠を回避するためには、その職場の1ヶ月の平均残業時間を調べましょう。
その職場にとっては「残業が少ない」かもしれませんが、あなたにとっては残業が多いかもしれませんよね。
ですから、平均残業時間を調べて、あなたにとって残業時間が少ないかどうかを確認しましょう。
また、「人間関係が良好なことに潜む罠」と同様に、部署によって残業時間が違うことがありますので、配属部署ごとに調べるとさらに安心です。
看護師の転職の罠=有給消化率が高いことに潜む罠
看護師の転職の罠、4つ目は有給消化率が高いことに潜む罠です。
ここまでくれば、あなたにもわかりますよね。これにも、今までの「人間関係が良好」や「残業少なめ」と同様の罠が潜んでいるのです。
有給消化率が高いことに潜む罠
有給消化率が高いことに潜む罠とは、あなたが「有給消化率が高い」と思っている有給消化率と、職場が「有給消化率が高い」と思っている消化率の認識に違いがあるケースがあることです。
あなたは「有給消化率が高いな!」と思うのは、どのくらい有給を使えた時でしょうか?大体80%くらいでしょうか?
でも、それと同じ認識を職場が持っているとは限りません。有給消化率が30%でも、「看護師業界では高いほうでしょ!」と思っている可能性があります。
また、有給って自分が休みたいときに休むためのものですよね。でも、職場によっては、有給希望を出していないのに、シフトを組む師長が勝手に有給をつけて休みにすることがあるんです。
勝手に有給をつけられても、確かに休みになりますが、希望していないところで有給を消化することになりますので、いまいち不満は残りますよね。
ですから、「有給消化率が高い」ことにも罠が潜んでいる可能性があるのです。
有給消化率が高いことに潜む罠を回避する方法
有給消化率が高いことに潜む罠を回避するためには、当然のことながら有給消化率がどのくらいか、具体的な数字を確認する必要があります。
また、いくら有給消化率が高いからといっても、きちんと自分が希望する日に取っているのか、師長に勝手に有給をつけられて、有給消化率の実績を上げているだけではないかを確認してください。
看護師の転職の罠=交通費支給に潜む罠
看護師の転職の罠、最後は交通費支給に潜む罠です。
看護師求人の多くは、「交通費支給」と書かれていますが、交通費支給にも罠が潜んでいることがあるんです。
交通費支給に潜む罠とは?
交通費支給に潜む罠とは、交通費は全額支給されるかどうかです。求人情報に交通費支給と書いてあっても、2万円までなど交通費支給の上限が決まっていることがあるんです。
また、車通勤の場合は距離に応じてガソリン代として交通費を支給してくれる場合もありますし、車通勤は例外で交通費なしというところもあります。
交通費支給に潜む罠を回避する方法
交通費支給に潜む罠を回避する方法は、交通費を全額支給してくれるかどうかをきちんと確認することです。これは基本中の基本ですね。
また、車通勤の場合でも支給されるのか、どういう計算で交通費を支給するのかを確認しておきましょう。車通勤の場合は、駐車場も重要なポイントです。
職場の駐車場を無料で使わせてくれる場合もありますが、有料の場合もあります。また、職場周辺に自分で探す、もちろん費用は自己負担という場合もあるんです。
交通費は意外と大きな金額になりますので、必ず確認するようにしてくださいね。
まとめ
看護師の転職に潜む5つの罠と回避方法5つをご紹介しましたがいかがでしたか?
ここまで読んで、離職率や人間関係、残業時間、有給消化率、交通費支給は全額かどうかなんて、どうやって調べるの?と疑問に思った人も多いと思います。
その疑問を解消するためには、転職サイトを使うと良いですよ!
転職サイトなら、担当者に依頼すれば、離職率や人間関係、残業時間、有給消化率、交通費支給は全額かをすぐに調べてくれるんです。
ですから、転職サイトを使って転職をすることが、看護師の転職に潜む罠を回避する最も確実な方法と言えるかもしれませんね。