40代以上の看護師さんの中で、「転職・復職したいけど、年齢的にちょっと無理かな」と諦めている人はいませんか?
看護師であれば、転職・復職に年齢を気にする必要はありません!看護師の求人の中には、「年齢不問」というものがあるんです。看護師の年齢不問の求人について教えちゃいます。
看護師の年齢不問の求人は、看護師不足のおかげ!
一般的に転職する場合、よほどのキャリアやすごいスキルがない限り、求人があるのは30代までと言われています。
つまり、40代になると転職や就職がかなり難しくなり、履歴書すら受け付けてもらえないこともあるということです。
でも、看護師なら「年齢不問」っていう求人がたくさんあります。「年齢不問」とは、「定年前の年齢であれば、年齢は問いませんよ!何歳でもOKです!」ということです。これは、ありがたいですよね。
普通に考えてみると、看護師を雇用する病院側は、一般企業と同じようにできるだけ若い看護師を雇用したいと思うはずですよね。
若ければ、定年までの期間が長いということですから、それだけ長期間勤めてもらえる可能性がありますし、経験年数が短いので、基本給も低くなりますから。
でも、若い看護師だけを採用するというわけにはいかなくなったんです。それはなぜか?そうです、もちろん看護師不足だからですね。
深刻な看護師不足で、採用を若い看護師だけに限定していては、必要数の看護師さんを確保できなくなっているんです。
だから、看護師の求人の中には「年齢不問」にして、若い看護師だけでなく、幅広い年代の看護師を採用しようとしているものがあるんですね。
看護師の年齢不問の求人は40代以上の人におすすめ!
看護師の年齢不問の求人は、応募条件に年齢は関係ありませんので、20代前半の若い看護師から50代後半のベテラン看護師まで応募することができます。
ただ、20~30代の看護師さんは、「その求人の条件が自分の理想にピッタリ!」というわけでなければ、わざわざ年齢不問の求人を探して応募する必要はないと思います。
20~30代であれば、年齢制限があるところでも、採用される可能性があるからです。
年齢不問の求人は、40代以上の人におすすめです。特に、ブランク中で復職を希望している40代以上の看護師さんは、年齢不問の求人を探しましょう。
40代以上でも、それまで第一線でバリバリ働いてきた、師長や主任などの役職に就いていたという場合は、それまでのキャリアを評価されて、年齢制限があるところでも採用される可能性があります。
でも、40代以上でブランクがある人は、正直に言って、若い看護師やキャリアを積んできた看護師に比べて採用される確率は低くなります。
これは仕方のないことですよね。だからこそ、自分の現状をしっかりと見つめて、年齢不問の求人を探すようにしましょう。
看護師が年齢不問のところへ転職する時の注意点は?
40代以上の看護師が、年齢不問の求人のところへ転職する時には、注意しなければいけないことがありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
まずは、40代以上のブランクがある人が復職する時の場合です。年齢不問の求人にはいろいろなものがありますが、急性期病棟での勤務、しかも夜勤があるものは辞めておいたほうが無難です。
急性期病棟は、常にバタバタと忙しく体力勝負の部分があります。しかも、夜勤があると生活リズムが崩れますよね。看護師はみんな「30代になると、夜勤が堪える」って言うようになります。
若い頃は体力で乗り切れても、やっぱり年齢を重ねていくと、無理がきかなくなるみたいです。
今までブランクがあったのに、突然忙しい職場で働くことになり、しかも生活が不規則になれば、体調を崩しかねません。
せっかく復職したのに、すぐに退職せざるを得なくなる可能性がありますので、日勤のみのところ、できれば療養型病院や介護施設など、ある程度ゆとりのある職場を選んだほうが良いでしょう。
次に、今までバリバリ働いてきた40代以上の看護師さんが、年齢不問のところへ転職する場合の注意点です。いくら年齢不問の求人の給料や待遇が良くても、年齢が上がれば上がるほど、退職金のことについて考えなくてはいけません。
退職金の金額は、勤続年数が大きく関係してきます。
今働いているところを辞めて、新しいところへ転職した場合、転職先の給料が今より良くても、退職金を考慮すると、条件の良いところへ転職したはずなのに、最終的にはマイナスになっていたということもありますので、注意しましょう。
年齢不問の求人を探している人は、転職サイトに登録してみませんか?年齢不問の求人の中でも、夜勤の有無や給与面などで、
自分の希望に合ったものが見つかると思います。