専業主婦が再就職して看護師として働くことはできるのでしょうか?
今は専業主婦だけど、以前は看護師の仕事をしていたから、また看護師として働きたいと思っているあなたに、おすすめの働き方と職場を教えます!
専業主婦が再就職して看護師として働く時の不安は何?
専業主婦が再就職して看護師として働く場合、どんなことに不安を感じるのでしょうか?
専業主婦から看護師に再就職する時に、不安に感じることは主に3つあるんです。
社会人として適応できるか不安
専業主婦をしていると、社会とのつながりが希薄になりますよね。家事や育児に追われて外の世界とは隔離されたように感じることもあると思います。
また、「○○さんの奥さん」とか「○○ちゃんのママ」と呼ばれることが多いですし、友人関係はママ友や主婦仲間だけで、専業主婦になる前と比べると、自分の世界が狭くなっていることを感じると思います。
そのような状態から、社会に出て看護師として再就職したら、きちんと責任を持って働けるのか、社会人として適応していけるのかを不安に感じてしまうんです。
体力的についていけない
専業主婦は家事や育児に大忙しだと思いますが、それでも看護師の仕事ほどバタバタと動き回りませんし、力仕事もありませんよね。
専業主婦をしていると、現役看護師のように動けるのか不安になり、体力的についていけるかどうか心配になると思います。
看護知識や技術をすっかり忘れている
専業主婦をしていると、看護師の知識や技術なんて使う機会がほとんどありませんよね。
看護師の仕事をしていた頃は、毎日当たり前のようにやっていたことでも、長期間仕事から離れてしまうと、すっかり忘れてしまうのが普通です。
専業主婦からいきなり看護師の仕事に戻っても、何にもできないんじゃないか、足手まといになってしまうんじゃないかと心配になってしまうんですよね。
特に、採血や静脈注射などの医療行為や人工呼吸器をつけているような重症患者さんを受け持つことには恐怖すら感じることもあるでしょう。
ご紹介した「社会人として適応できるか不安」、「体力的についていけない」、「看護知識や技術をすっかり忘れている」とが専業主婦が看護師に再就職する時に心配になることです。
このような心配があるから、看護師の仕事に戻ることを躊躇してしまうんですよね。
でも、「専業主婦だけど経済的に働かなくてはいけない状況になった。普通の一般的な仕事よりも看護師のほうが給料が良いからできれば看護師の仕事をしたい!」と思っている人もいるでしょう。
また、「専業主婦だけど、もう一度看護師として働きたい!」と思っている人もいますよね。
そんなあなたのために、専業主婦から看護師に再就職するための働き方とオススメの職場をご紹介します。
専業主婦が再就職して看護師として働くためには働き方を工夫しよう
専業主婦が再就職して看護師として働くためには、まず働き方を工夫しましょう。専業主婦から看護師として再就職する場合は、最初から常勤としてフルタイムで働くのではなく、非常勤としてパートから始めるようにしましょう。
パート勤務から始めるようにすると、社会人として適応できるか、体力的についていけるかという2つの不安を和らげることができるんです。
パート勤務は常勤勤務よりも気楽に働くことができますよね。患者さんへの医療行為に関する責任は、パート勤務でも常勤勤務でも変わりませんが、パート勤務だと病棟の煩わしい雑務などをやらなくて済みますので、精神的に楽なんです。
そのため、社会人として適応できるかどうかを不安に感じているなら、最初は気楽にパートから始めたほうが良いでしょう。
また、パート勤務ならフルタイムで働く必要はありません。週3回1日4時間勤務などシフト調整をすることができますので、体力的な不安も解決することができるんです。
最初から週5日1日8時間勤務だと体力的に不安を感じますが、週3回1日4時間勤務なら、「専業主婦の私でも何とかなるかも!」と思えますよね。
ですから、専業主婦から看護師に再就職するなら、非常勤のパート勤務から始めることをおすすめします。
パート勤務から初めて、社会人として適応できるかの不安、体力的な不安を解消することができたら、常勤として働くようにすると良いでしょう。
専業主婦が再就職して看護師として働くためには職場を厳選しよう
専業主婦が再就職して看護師として働くためには、働き方を工夫するだけではなく、働く職場を厳選する必要があります。
専業主婦が看護師として再就職するのにおすすめの職場は、介護施設です。
介護施設なら、体力的についていけるかの不安と看護知識や技術をすっかり忘れているという不安を解消することができるのです。
介護施設は治療をする場ではありませんので、重症患者さんはいません。そのため、医療行為もほとんどありませんし、急変等も病棟よりもずっと少ないんです。
ですから、看護知識や技術を忘れていても、働きながら学び直す余裕があるんです。
さらに、力仕事は介護士さんがやってくれますので、体力的にも楽に働くことができます。
介護施設なら、専業主婦でも看護師として働くことができる職場なんです。
ただ、介護施設の中にも人工呼吸器をつけた利用者さんがいたり、介護士の仕事を積極的に手伝う必要があるところもありますので、事前にしっかり確認してくださいね。
まとめ
専業主婦から看護師に再就職するためには、介護施設でパートとして働くことから始めることをおすすめします。
そうすれば、専業主婦が看護師に再就職する際に感じる「社会人として適応できるか不安」、「体力的についていけない」、「看護知識や技術をすっかり忘れている」という3つの不安を軽くすることができるんです。
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また、担当者に専業主婦であることを伝えれば、介護施設の中でもパート看護師にしっかり仕事を教えてくれるところ、体力的にできるだけ楽なところ、人工呼吸器をつけているような利用者さんがいないところをピックアップしてくれるんです。