看護師が出産後に再就職しようと思ったら、どんなポイントにこだわりを持って再就職先を探せば良いのでしょうか?
出産後に育児と看護師の仕事を両立するためにこだわりたいポイントを教えます。
目次
看護師が出産後に再就職するためのポイント=院内託児所は必須!
看護師が出産後に再就職するためのポイントは、まず再就職先に院内託児所があるかどうかです。
院内託児所があるかどうかは、出産後に再就職するなら絶対にこだわらなくてはいけません。
お子さんを両親などに預けられる環境の人ならともかく、ほとんどの人は保育園を探すことになりますよね。0~2歳児を保育園に預けるのって、実はとても難しいんです。
待機児童の問題があるように、再就職したいからといってお子さんを預けられる保育園がすぐに見つかるわけではありません。
地域によっては、地域の保育園は認可・無認可すべて満員で預け先がまったく見つからないということもあるでしょう。
また、運良く保育園が見つかったとしても、0~2歳児の保育料ってとても高額なんです。
都市部で世帯年収が高い場合、1ヶ月に10万円近く保育料がかかることもあります。
でも、院内託児所があるところを再就職先に選べば、保育園を探す手間はありません。そして、院内託児所は0~2歳児でも保育料が安いんです!
具体的な保育料はその病院によって違いますが、0歳児でも1ヶ月1万~2万円が相場になっています。
しかも、出産後に再就職すると、最初は体力面で不安ですよね。育児だけでもヘトヘトなのに、さらに看護師の仕事までしなければいけません。
そして、育児と看護師の仕事を両立させるためには、時間を有効活用する必要があるんです。
地域の保育園にお子さんを預けると、送り迎えが必要ですので、「自宅→保育園→職場→保育園→自宅」となって移動時間が増え、体力的にも疲れますが、院内託児所なら「自宅→職場→自宅」で済みますので、楽だし時短になるんです。
看護師が出産後に再就職するためのポイント=夜勤中も預けられる?
看護師が出産後に再就職するためには、再就職先に院内託児所は必須であることがお分かりいただけたと思います。
でも、院内託児所があれば、どこでも良いというわけではありません。院内託児所にもこだわる必要があるんです。
まず、あなたは出産後に再就職した場合、夜勤に入ろうと思いますか?
再就職後すぐではなくても、仕事に慣れてきたら夜勤に入って、ガッチリ稼ごうと思っている人も多いはずです。
夜勤に入ろうと思っているなら、院内託児所は24時間対応しているところ、夜勤中も預けることができるところを再就職先に選びましょう。
「夜勤中は旦那さんに預ければ良いよね」と思うかもしれませんが、あなたの旦那さんは本当に一晩中お子さんの面倒を見ることができますか?
夕食を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて、翌朝はきちんと起こして、朝食を食べさせて。
お子さんの年齢によってはオムツ交換も必要ですし、夜泣きにも対応しなければいけません。離乳食の用意が必要なこともありますよね。
しかも、2交代制の場合、夜勤の開始時間は16~17時です。旦那さんは必ずこの時間に間に合うように帰宅できるんでしょうか?
これを考えると、出産後に再就職して夜勤に入る可能性があるなら、24時間対応の託児所があるところを再就職先に選ぶべきなんです。
看護師が出産後に再就職するためのポイント=預けられる年齢は何歳からOK?
看護師が出産後に再就職するために、院内託児所に求めるこだわりポイント、次は院内託児所に預けられるお子さんの年齢です。
院内託児所があっても、実は3歳から就学前までしか対応していないというところもあるんです。
院内託児所について詳しく調べずに、「院内託児所があるから、この病院にしよう!」と簡単に決めて再就職すると、再就職後に「うちの託児所は3歳からしか預かりません」と言われる可能性があるんです。
0~2歳のお子さんがいるママさん看護師にとっては、青天の霹靂ですよね!
院内託児所にお子さんを預けるつもりで再就職したのに、院内託児所では預かってもらえない!今すぐ保育園を探さなくちゃ!という事態になってしまいます。
ほとんどの院内託児所は0歳児から(早いところだと2ヶ月から)預かってもらえるのですが、3歳からしか預からないというところも少数ながらありますので、必ず何歳から預かりOKなのかをきちんと調べるようにしましょう。
看護師が出産後に再就職するためのポイント=病気になっても大丈夫?
看護師が出産後に再就職するために、院内託児所に求めるこだわりポイント、最後はお子さんが病気になっても預けられるかどうかです。
子どもってよく熱を出すんですよね。特にお母さんからの免疫がなくなる1歳以降は、頻繁に風邪を引いたり、熱を出したりします。これは仕方がないことです。
でも、看護師の仕事は、お子さんが病気になったからといって、なかなか休めるものではありません。
1人休むとほかのスタッフに負担がかかるので、自分が熱を出してもなかなか休めるものではないんです。
お子さんが熱を出した、でもあなたは仕事を休めない。頻繁に休んでしまうと、せっかく再就職をしたのに、職場で肩身が狭くなってしまう。でも、病気のお子さんの面倒を見てくれる人はいない。
こんなにっちもさっちもいかないような状況に陥ったら、出産後に再就職しなければ良かったと後悔するでしょう。
でも、この問題は院内託児所が病児保育・病後児保育に対応していれば、すんなり解決するんです。
さすがにノロウイルスやらインフルエンザやらの感染症の場合は、預かってもらうことはできませんが、ただの風邪や発熱であれば預かってくれる院内託児所があるんです。
そういう院内託児所がある職場を再就職先に選べば、職場で肩身が狭い思いをすることはありませんので、ストレスなく働くことができます。
また、病気の子どもを託児所に預けることに罪悪感を持つかもしれませんが、「病院内」で「育児の専門家である保育士」が見てくれているわけですから、何よりも安心できる環境だと思いませんか?
まとめ
看護師が出産後に再就職する時は、院内託児所があることは必須条件と言えるでしょう。
そして、院内託児所は夜勤に入りたいなら24時間対応のところを選び、あなたのお子さんの年齢でもちゃんと預かってくれるかどうかをチェックし、できれば病児保育OKのところを探すようにしましょう。
院内託児所がある職場を探すなら、転職サイトを使うと良いですよ。
しかも、「24時間対応で、0歳児から預けられて、病児保育OKのところ」と担当者に伝えるだけで、その条件を満たす託児所がある求人を紹介してくれるんです。