有料老人ホームの看護師は残業なし、もしくは少ないというイメージがありますよね。
このイメージは正しいのでしょうか?有料老人ホームの看護師は残業なし、もしくは少ないのかどうかを徹底検証します!
有料老人ホームの看護師は残業なし、もしくは少ないって本当?
有料老人ホームの看護師は残業なし、もしくは少ないって本当なのでしょうか?
有料老人ホームの看護師は病棟と比べると、ゆったり落ち着いた中で働いているというイメージがあるので残業がない、残業があっても少なそうですよね。
確かに、基本的には有料老人ホームは残業なし、もしくは少ないことが多いんです。それはなぜなんでしょうか?
急に仕事が増えることが少ない
病棟で残業が多いのはなぜなのでしょう?病棟で働いた経験のある人は、ちょっと病棟での仕事を思い出してみましょう。
病棟で残業する原因で多いものは、患者さんの急変や緊急入院、緊急オペが入ったり、オペ終了時間が予定よりも大幅に遅れたりした場合ですよね。
でも、有料老人ホームだとこういうケースはありません。急に仕事が増えることが少ないので、残業なし、もしくは少ないんです。
看護業務に専念できる
有料老人ホームが残業なし、もしくは少ない理由の2つ目は、看護師が看護業務に専念できることです。
有料老人ホームには介護士さんがいますので、力仕事などは介護士さんの仕事になります。
ですから、看護師は看護業務に専念することができるので、看護師の仕事量はあまり多くなく、残業する必要がないんです。
有料老人ホームの看護師が残業なし、もしくは少ないかどうかは企業次第?
有料老人ホームの看護師が残業なし、もしくは少ない理由には2つあると説明しました。
でも、これはあくまで「基本的に有料老人ホームは残業なし、もしくは少ない」というだけで、有料老人ホームが絶対に残業なし、もしくは少ないというわけではありません。
有料老人ホームは民間企業が経営していますので、その企業の特色や考えが色濃く反映されることがあります。
つまり、経営している企業が「利用者さんのためにドンドン残業しろ!」という考えだったら、どうしても残業は多くなります。
また、「看護師も介護士の仕事を積極的に手伝いましょう!介護士が残業するなら看護師も残業して手伝うのが当然!」という考えの有料老人ホームも残業が多くなるでしょう。
さらに、民間企業が経営しているということは、有料老人ホームといえども利益を追求していく側面がありますので、企業の経営方針によっては最低限のスタッフしか雇用していないかもしれません。
そういう有料老人ホームで働いたら、1人1人の仕事量が増えて負担が大きくなりますので、残業しないと仕事が終わらないこともあり得るんです。
有料老人ホームの看護師は残業なし、もしくは少ないと思い込むのは危険!
有料老人ホームの看護師は残業なし、もしくは少ないの基本ですが、例外もあることがわかってもらえたと思います。
残業なし、もしくは少ない職場を希望して有料老人ホームに転職したのに、例外的に残業が多い有料老人ホームに転職してしまったらどうでしょう?
「こんなはずじゃなかった」と転職を後悔するどころか、超悲惨な状態になりますよね。
転職後にすぐ退職してまた転職を考えるようになるかもしれませんし、最悪の場合看護師自体を辞めたくなるかもしれません。
そうならないためにも、有料老人ホームで残業なし、もしくは少ないところへ転職を希望するなら、きちんとその有料老人ホームや経営企業の考えや特色、そして実際の残業時間をきちんと調べなければいけません。
しかも、残業を奨励するような有料老人ホームの場合、残業手当がつかないサービス残業を強いていることもあり得ますので注意が必要です。
ただ、残業時間は月平均何時間なのか、サービス残業はないか等は自分では調べられませんよね。
でも、これらをしっかり調べておかないと、転職を後悔するようなブラックな職場に転職してしまう可能性があるんです。
有料老人ホームの残業についてしっかり調べたいなら、転職サイトを利用しましょう。
転職サイトなら、担当者があなたに代わって月平均の残業時間やサービス残業の有無を調べてくれるんです!
残業についての情報をきちんと把握してから転職すれば、有料老人ホームで残業なし、もしくは少ないところに確実に転職できますよ!