看護師の高収入は大学病院で働くことが一番の近道なの？

看護師の高収入は大学病院で働くことが一番の近道なのでしょうか？大学病院はお給料が良い、高収入というイメージがあるかもしれません。それは本当なんでしょうか？

また、大学病院での経験が高収入につながることもあるんです。大学病院と高収入の関係について考えてみましょう。

看護師は高収入を大学病院で得ることはできるの？

看護師は高収入を大学病院で得られるのでしょうか？何となく、「大学病院＝高収入」というイメージがありますよね。経験年数によっても違いますが、大学病院の平均年収は500万円前後になります。

私は大学病院で働いていましたが、看護師3年目の年収は約470万円でした。平成25年厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は472万円ですので、夜勤ありの3年目で平均年収とほぼ同じになるということです。

この収入、どう思いますか？看護師3年目で平均年収と同じ位稼げるのであれば、「やや高収入かな？」とは思いますが、「大学病院＝高収入！」とは思いませんよね。

でも、私は大学病院での給料に満足していました。それはなぜか？ほかの条件が良かったからです。

ボーナスは約5ヶ月分出ていましたし、何より年間休日が多かったんです。きちんと数えたことはなかったですが、125～130日程度はあったと思います。

私は大学病院での仕事を「割のいい仕事」だと思っていたんです。つまり、私にとって大学病院は高収入だったというわけですね。

すべての大学病院が割りのいい仕事というわけではありません。でも、大学病院は規模が大きく福利厚生が手厚い傾向にありますから、「給料がやや高め＋ほかの条件が良い」ということが多いんです。

ですから、福利厚生や年間休日なども大切にしたい人にとっては、大学病院は「割りがいい」、「高収入」と思える職場の1つと言えるのではないでしょうか。

看護師の高収入は大学病院での経験が活きることもあるんです。看護師が転職して高収入を得ようと思ったら、それまでの看護師経験や看護スキルが大切になりますよね。

大学病院では最先端の医療、高度な医療を行っています。また、病院の規模も大きいので症例数も多く、珍しい症例を看ることができます。

そして、大学病院は教育制度が充実していますよね。クリニカルラダー制度を設けているところが多いので、レベルに応じてしっかりスキルアップしていくことができます。

つまり、大学病院はほかの病院よりもスキルアップしやすい環境にありますので、大学病院で働けば看護師として色々な経験を積むことができ、スキルを高めていくことができるんです。

そして、大学病院から転職しようとした時、大学病院での経験とスキルは高く評価されて、基本給を高めにしてもらえる、人気の高収入の求人でも採用されやすくなるなど高収入につながるというわけです。

看護師の高収入は大学病院で働くことから始まるとおわかりいただけましたか？大学病院は給料がやや高めで、さらに福利厚生などほかの条件が良いですので、割のいい仕事です。

もし、スキルアップを重視していないほかの人にとって大学病院は高収入だと思えなくても、あなたがお給料以外の面も重視して、「スキルアップもできるし、この条件でこの給料なら満足！」と思えるのであれば、あなたにとって大学病院は高収入の職場になりますよね。

そして、大学病院で働けば、その経験が転職後の高収入につながっていきます。大学病院で働くと、看護師として箔が付くんです。もちろん、きちんと実力が伴ってないといけませんが。

大学病院自体が割りのいい仕事であり、大学病院から転職しても高収入につながるのであれば、「大学病院＝高収入」であり、看護師の高収入は大学病院で働くことが一番の近道であると言い切って良いのではないでしょうか。

高収入を狙って大学病院への転職を考えている人は、転職サイトを利用すると便利ですよ！大学病院といっても、すべてが割りのいい仕事とは限りません。

割のいい仕事や高収入を期待して大学病院に転職したのに、「期待はずれ」、「割に合わないんだけど」と後悔したくないですよね。

転職を後悔しないために、給与額や年間休日数やボーナス支給実績などあなたの希望する条件などを担当者に伝えましょう。そうすれば、それに合った大学病院を紹介してくれます。

また、配属先などもあなたの代わりに担当者が交渉してくれますので、満足度が高い転職ができるんです！