看護師が夜勤で不安を感じないような職場ってあるのでしょうか?夜勤に入ることを不安に思っている看護師さんはたくさんいます。
夜勤の不安を感じないような職場があったら、そういうところで夜勤に入りたいと思いますよね。夜勤の不安を感じないような職場をご紹介します!
目次
看護師が夜勤で不安を感じるのは仕方のないこと
看護師が夜勤で不安を感じるのは仕方のないことです。なぜ、看護師が夜勤で不安を感じるのか、その理由を挙げてみました。
頼れる上司がいない
日勤中は師長や主任など役職に就いている上司が病棟にいますが、夜勤中はスタッフだけになり、夜勤リーダーの責任が重くなります。
患者さんからクレームが出たなど夜勤中にトラブルがあって、自分では対処できないことが出てきたらどうしようと思うと不安になってしまいますよね。
夜勤リーダーの日は忙しくても良いから、何のトラブルも起こらず過ぎてほしいと祈るような気持ちになる人もいるでしょう。
スタッフ数が少ない
夜勤は日勤よりもスタッフ数が少ないので、受け持ち人数が多くて大変ですし、緊急入院などイレギュラーなことが起こると、一気に忙しくなります。
忙しくても、日勤だったらフリーの人がフォローしてくれますが、夜勤ではフォローしてくれる人がいないので、自分1人で対応できるだろうかと不安になる理由の1つです。
勤務時間が長い
勤務時間が長いことも、夜勤を不安に思う原因になります。2交代制の場合、夜勤は16時間以上になります。
夜間に16時間以上も働けば、体調面で不安に思うのは仕方のないことです。
看護師が夜勤で不安を感じない職場:上司がいないことが不安な人
看護師が夜勤で不安を感じない職場をご紹介します。まずは、夜勤中に上司がいないことに不安を感じる人の場合です。
夜勤中に上司がいなくて、何か問題が起こったらどうしよう?と不安に思う人は、大学病院などの大病院をオススメします。
病棟がたくさんある大病院の場合、夜間は病棟ごとの責任者はいないものの、「当直師長」という形で夜間でも病院内に1人配置していることが多いんです。
たいてい、この当直師長はそれぞれの病棟の師長が持ち回りで勤務していますので、何か問題が起これば、その当直師長に相談して、判断を仰ぐことができます。
違う病棟の師長だとしても、「当直師長」として責任を持って問題に対処してくれる上司がいると思えば、とても心強いですよね。
看護師が夜勤で不安を感じない職場:スタッフ数が少ないことが不安な人
看護師が夜勤で不安を感じない職場、次はスタッフ数が少ないことに不安を持っている人向けの職場です。スタッフ数が少ないことに不安を持っている人向けの職場は、条件が3つあります。
救急病院ではない
まず1つ目の条件は、救急病院ではないことです。救急病院だと、夜勤中でも緊急入院が入る可能性があります。
緊急入院はイレギュラーなことですので、不安になる要素の1つです。緊急入院がないなら、忙しくなる原因が1つなくなりますので、落ち着いて夜勤に入ることができます。
1人夜勤ではない
忙しい夜勤は不安だからと思って、介護施設を選ぶ人もいますが、介護施設は看護師が1人+介護士という看護師が1人体制の夜勤のことが多いんです。
介護施設は急性期病棟よりは忙しくありませんが、1人夜勤の場合もし何かあったらと考えると不安になりますよね。
介護施設に限らず、1人夜勤体制のところはやめましょう。
急性期ではない
先ほどの1人夜勤の理由と矛盾する部分はありますが、急性期病棟もできれば避けたいところです。急性期病棟は重症な患者さんがたくさん入院していますので、それだけ急変のリスクが高くなります。
3つの条件を兼ね備えた職場は?
この3つの条件を兼ね合わせた職場は、回復期リハビリテーション病院や療養型病院になってくると思います。
介護施設はたいてい1人夜勤になりますので、やめておきましょう。
回復期リハビリテーション病院や療養型病院だったら、救急病院ではありませんし、急性期でもありません。
ただ、1人夜勤ではないことは必ず確認してくださいね。
看護師が夜勤で不安を感じない職場:勤務時間が長いことが不安な人
看護師が夜勤で不安を感じない職場、最後は勤務時間が長いことが不安な人にオススメの職場です。夜勤の長時間勤務が不安な人は、勤務体制が2交代制ではなく3交代制のところで働いてはいかがですか?
2交代制だったら夜勤の勤務時間は16時間以上になりますが、3交代制だったら8時間程度になりますので、1回の勤務時間は短くなります。
2交代制と3交代制はどちらが合うかは、人それぞれです。どちらが良い、どちらが悪いというわけではありません。2交代制の長時間勤務に不安を感じているなら、3交代制の病院で働いてみると、不安が一気に解消されるかもしれません。
それでも、どうしても夜勤への不安が解消できないという場合は、日勤のみの仕事に変えるというのも良いと思います。
無理してまで夜勤に入る必要はありません。日勤のみの仕事を探すなら、転職サイトを利用しましょう。転職サイトなら、「夜勤は絶対にNG!」以外にも自分の希望を伝えれば、それに合った求人を紹介してくれますよ。