看護師が夜勤の単発の仕事をするのは、メリットとデメリットのどちらが大きいのでしょうか?「単発の仕事なら簡単で楽でしょ。」と思うかもしれません。
これは大きな誤解です!夜勤の単発の仕事はメリットもありますが、デメリットもあります。夜勤の単発の仕事を探す前に、メリットとデメリットの両方を知っておきましょう!
看護師が夜勤の単発の仕事をするメリットは何?
看護師が夜勤の単発の仕事をするメリットには、どんなものがあるのでしょうか?夜勤の単発の仕事のメリットを挙げてみました。
気軽に入ることができる
まず1つ目のメリットは、好きなときに気軽に入ることができる点です。単発の仕事なら、自分の常勤のシフトを優先できまよね。
常勤のシフトが休日で、プライベートの予定も入っていない自分にとって都合の良い日に、「じゃあ、単発の仕事でもやってみるか!」と気軽に仕事をすることができます。
また、単発なら「もし何かあっても、その日だけ」と後腐れがない分、精神的にも楽ですよね。
収入アップを狙える
夜勤の単発の仕事をすると、当然その分のお給料が入りますので、収入アップにつながります。しかも、単発といえども夜勤の仕事は1回3万円前後と高給与なんです。
1回仕事をしただけで、「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」以上の収入になります。もし、3万円の臨時収入があったら、何をしようか、何を買おうか、ウキウキしちゃいますよね。
看護師が夜勤の単発の仕事をするデメリットは何?
看護師が夜勤の単発の仕事をするデメリットは何でしょう?メリットだけではなく、デメリットも知っておきましょう。
仕事内容の細かい部分がわからない
看護師が夜勤の単発の仕事をするデメリットは、単発なので、詳しい仕事内容やその病棟のシステムなどがわからないという点です。
初めての病棟だったら、どこに何があるのかもわかりませんし、どんな患者さんがいるのかもわからない、仕事の流れもわからないですよね。
日勤だったらスタッフ数が多いので、初めてでわからないことがあっても誰かに聞けば良いですが、夜勤だとスタッフ数が限られていますので気軽に聞くこともできません。
でも仕事ですから、わからなくても何とか与えられた仕事をやらなくてはいけないんです。わからないまま責任ある仕事をしなければいけないのは、精神的な負担になりますよね。
「単発だから」と軽く見られる
2つ目のデメリットは、仕事先の病院やスタッフから「単発だから」と軽く見られる傾向があることです。
もし、あなたが患者さんとトラブルを起こしたり、医療ミスをしてしまったら、病院に守ってもらえない可能性もあります。
また、その職場の雰囲気にもよりますが、「単発だから」とその病棟のスタッフから上から目線で見られたり、厄介な仕事を押し付けられる場合もあるんです。
看護師が夜勤の単発の仕事をする時の注意点は?
看護師の夜勤の単発の仕事をする時の注意点は何でしょうか?
夜勤の単発の仕事のメリットとデメリットを挙げましたが、自分にとってメリットのほうが大きいと思った人は、夜勤の単発の仕事をする時の注意点を確認しておきましょう。
できれば月1~2回でも定期的に続ける
看護師の夜勤の単発の仕事は、意外にデメリットが大きいと思った人もいると思います。
そのデメリットを少しでも小さくするためには、できれば単発ではなく月1~2回でも定期的に同じ職場の夜勤に入るようにしましょう。
月1~2回だったら、常勤の仕事の合間に入れることができますよね。少ない回数でも定期的に入れば、少しずつその病棟のシステムや流れ、物品の場所なども覚えることができます。
また、定期的に入ってくれれば、その職場にとってあなたはありがたい存在になりますので、「単発だから」と軽く見られることもありません。
サポート体制をチェック
単発の夜勤の仕事に入る時のもう1つの注意点は、サポート体制をチェックすることです。本当に夜勤に入る看護師がいない病院では、単発でも1人夜勤をさせることがあります。
単発で病棟のことは何もわからないのに、看護師1人で夜勤をさせられたら、困るどころかストレスフルな状態になって、途中で仕事を投げ出して帰りたくなりますよね。
たとえ、介護士さんがいたとしても、看護師の仕事の細かい部分までは把握していませんので、何か問題が起こった時にどうすることもできません。
ですから、夜勤の単発の仕事をするなら、サポート体制がしっかりしているところを選びましょう。
最低でも夜勤は看護師2名以上、できれば一緒に入る看護師さんはリーダーを取れるようなベテランさんにしてくれるところを選んでください。
夜勤の単発の仕事を探すなら、転職サイトを使いましょう。
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