看護師が高収入 1000万円を稼ぐ方法ってあるのでしょうか?看護師にとって、年収1000万円は文句なく高収入ですし、世間一般で見ても1000万円は高収入に入りますよね。看護師が高収入 1000万円を稼ぐ方法があるのかを一緒に考えてみましょう。
看護師が高収入 1000万円を稼ぐのはかなり難しい
看護師が高収入 1000万円を稼ぐことはできるのでしょうか?看護師の平均年収は472万円ですから、看護師が高収入 1000万円を稼ぐためには、平均年収の2倍以上を稼がなくてはいけません。
看護師が高収入 1000万円を稼ぐのは正直に言って、かなり難しいと思います。看護師の中で最も出世した場合、副院長に相当する役職になります。
看護協会の「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」によると、副院長相当職の基本給の平均は65万5071円です。
65万円×12か月分、そしてボーナスが4ヶ月分でようやく1004万円。つまり、看護師は副院長にまで出世しないと、高収入 1000万円を得ることは難しいのです。
ただ、やっぱり年収1000万円の大台は夢ですよね。できることなら年収1000万円を稼いでみたい。誰でも考えることです。
副院長相当の役職に就く以外で、看護師が年収1000万円を稼ぐ方法があるのかを探ってみましょう。
看護師が高収入 1000万円を稼ぐなら、臨床開発モニターを極める!
看護師が高収入 1000万円を稼ぐ方法の1つに、臨床開発モニター(CRA)があります。臨床開発モニターは、製薬会社やCRO(開発業務委託機関)に勤めて、治験が正しく行われているかをモニタリングしたり、治験の調整を行う仕事です。
同じく治験に関連した仕事に治験コーディネーター(CRC)がありますが、高収入 1000万円を稼ぐなら、断然臨床開発モニターをオススメします。
臨床開発モニターの初任給は年収400万円前後のことが多いのですが、スキルアップして役職につけば、どんどんお給料が上がっていきます。外資系の企業で役職につけば、年収1000万円の大台を突破することも珍しくありません。
ただ、臨床開発モニターで昇進するためには、臨床開発モニターとしての能力だけでなく、英語力が必要となります。
英文の論文を読み込まなくてはいけないことがありますし、給料が高い外資系の企業で働くには英語力が必要とされますから。
そのため、看護師が臨床開発モニターとして高収入 1000万円を稼ぐためには、臨床開発モニターになってバリバリ働いてスキルアップし、さらに英語力を身につける必要があるんです。つまり、臨床開発モニターとしての仕事を極めなければいけません。
でも、臨床開発モニターの仕事に興味があり、しかも英語が堪能な看護師さんは、高収入 1000万円を稼ぐことはそれほど難しいことではないとも言えるでしょう。
看護師が高収入 1000万円を稼ぐなら、起業するのもあり!
看護師が高収入 1000万円を稼ぐ方法の2つ目は、思い切って自分で起業することです。看護師が起業できるの?と思いますよね。看護師だって、訪問看護ステーションなら起業することができます。
訪問看護の経験を積んで、自分で訪問看護ステーションを起業して成功させれば、高収入 1000万円を得ることだって夢ではありません。訪問看護は今後需要が高まる分野ですし。
訪問看護ステーションの経営を軌道に乗せて、スタッフ数を増やし、しっかり利益を上げて事業を拡大することができれば、経営者であるあなたは年収1000万円を稼ぐことは可能であると言えるでしょう。
ただ、いくら訪問看護で経験を積んでいても、看護師にとって経営は未知の世界で、未経験の分野ですよね。
ですから、年収1000万円を稼ぐことができるほど経営を軌道に乗せることは難しいですし、経営が行き詰るというリスクがあることは覚えておきましょう。
ただ、看護師が高収入 1000万円を稼ぐのは難しいですが、決して不可能ではないことがわかってもらえたと思います。
高収入 1000万円を目指して臨床開発モニターへ転職したい、起業を目指してまずは訪問看護の経験を積みたいという人は、転職サイトを利用しましょう。
臨床開発モニターはあまり求人数が多くありませんので、自分で求人を探すのは難しいですが、転職サイトは臨床開発モニターなど企業の求人も扱っていますので、簡単に求人を見つけることができます。
また、訪問看護の経験を積みたい人は、たくさんある訪問看護ステーションの中でも、看護師が起業した訪問看護ステーションを紹介してもらいたいことを担当者に伝えましょう。
実際に看護師が起業した訪問看護ステーションで働けば、経営のノウハウや起業する時のポイントなどを知ることができますので、将来の参考になりますよね。