看護師を辞める。転職先は違う仕事にしよう。と思っている看護師さんはいませんか?
看護師を辞めて、他の仕事に転職することは、人生転落の始まりになる可能性があるのです。
看護師を辞めて他職種に転職しようと思っている看護師さんは、転職する前に、この記事を読んでみましょう。
目次
看護師を辞める?転職を考えたくなるほど看護師は辛い仕事です
看護師を辞める?転職を考えたくなるほど、看護師は辛い仕事です。看護師の仕事は、看護師自体を辞めて、違う仕事へ転職しようと考えてしまうくらいきつい仕事ですよね。
体力的にきつい
看護師の仕事は、患者さんの移動介助や入浴介助、排泄介助などの力仕事が多くて、腰痛に悩む看護師さんも多いですよね。
また、仕事量が多くて、いつも時間に追われながら働かなくてはいけません。
入院準備をしていたら、患者さんが急変して、他の患者さんからはナースコールで呼ばれて、訳が分からなくなってしまうほど、パニック状態になることもよくありますよね。
そのため、勤務後は休憩室のソファーから立ち上がれなくなるくらいクタクタになってしまうほど、看護師は体力的にきつい仕事なのです。
夜勤がきつい
看護師は病棟で働いていると、夜勤に入らなくてはいけません。
夜勤に入るのって、本当に憂鬱ですよね。みんなが家で休んでいる時間、寝ている時間に病棟で働かなくてはいけないのですから。
また、夜勤に入ると、体内リズムが崩れますので、体調を崩してしまい、看護師を辞めることを決意して、看護師以外の仕事に転職しようと考えることもあります。
精神的にきつい
看護師は精神的にもきつい仕事です。病気の人に寄り添う、人の死に立ち会うということは、それだけで精神的なパワーを削られます。
また、患者さんの命に関わる医療行為が多いため、「たった1つの自分のミスが、患者さんを殺してしまうかも」というプレッシャーを常に感じながら働かなくてはいけません。
そのため、看護師は常に精神的な負担を抱えながら、仕事をしなくてはいけないので、辞めることを考えるようになるんですね。
人間関係がきつい
看護師の職場は、人間関係が良くないところがあります。
体力的にきつくても、精神的にきつくても、苦労を分かち合える同僚がいて、ミスをカバーしてくれて、きちんと指導してくれる先輩看護師がいて、信頼できる師長がいる職場なら、多少の苦労も我慢できます。
でも、「あの子っていつもミスしてばかりだよね」と陰でコソコソ悪口を言われたり、面と向かって、「なんでそんなことができないの?なんで、そんなに仕事が遅いの?」と言われたりして、フォローしてくれるどころか、逆に責められたりすることもあります。
そして、気を許せるような同僚も、信頼できる師長もいなければ、職場の中で孤立してしまって、看護師を辞めること、他の仕事に転職することを考えてしまいますよね。
看護師を辞める。転職をする時の候補の仕事は何でしょう?
看護師を辞める。転職しようと思った場合、どんな仕事に転職することになるのでしょうか?看護師を辞める場合、どんな仕事に転職できるのかを考えていきましょう。
まず、あなたは何か資格を持っていますか?看護師免許以外の資格です。普通自動車免許は持っている人が大半だと思いますので、これは除外で。
社会人から看護師になった人は、以前に社会人をしていた時に、何か資格を取っていたり、大学で教員免許や学芸員の免許を持っている人がいるかもしれません。
でも、高校から看護学校や看護大学に入学した人は、看護師や保健師、助産師、養護教諭など看護系の資格以外には、転職に役立つ資格は持っていない人がほとんどだと思います。
では、看護師以外に何の資格も持っていない女性が、看護師を辞める場合は、転職先にはどんな仕事が候補に挙がるのでしょうか?
まず最初に思い浮かぶのは、アパレル関係の販売員やレストランのウエイトレス、スーパーマーケットのレジ打ちなどでしょうか。
その次に思い浮かぶのが、事務職ですね。事務職は座ってできる仕事だし、「カッコいいできる女」というイメージを持っている人も多いと思います。
ただ、事務職は基本的なパソコン操作のスキルが要求されます。
パソコン操作と言っても、インターネットとメールができればOKというわけではありません。
あなたは、ブラインドタッチができますか?スマホの入力ではないですよ?パソコンのブラインドタッチです。また、ワードやエクセル、パワーポイントは使えるでしょうか?
エクセルはマクロが組めるほど使えればベストですが、最低限でも関数は使いこなせるようなスキルを持っておくと安心です。
でも、看護師さんの中に、パソコン操作のスキルを持っている人がどれだけいるでしょうか?「ワードやエクセルっていう言葉は聞いたことがあるけれど、マクロ?マクロって何よ???」という人がほとんどだと思います。
そういう人は、看護師を辞めて事務職に転職するのは諦めたほうが良いでしょう。
看護師が辞めることを決めて、看護師以外の仕事に転職しようと思った場合は、販売員やウエイトレス、レジ打ち、スキルによっては事務職が候補に挙がってくるのです。
看護師を辞める。転職したら、どんな未来が待っている?
看護師を辞める。転職したら、どんな未来が待っているのでしょうか?
看護師を辞めてから、看護師以外の仕事である販売員やウエイトレス、レジ打ち、事務職に転職した場合の未来を想像してみましょう。
雇用形態はどうなる?
特に、何の資格がなくても転職できる販売員やウエイトレス、レジ打ち、事務職は、正社員での採用が難しく、派遣社員や契約社員、パート、アルバイトなどでの雇用となることが多いんです。
今の時代は全てにおいてコンピューター化されていて、人手は少なくてOKという職場がほとんどですし、地味に不況が続いていますので、正社員での採用は少なくて、「誰にでもできる仕事」は正社員以外の派遣社員や契約社員、パート、アルバイトでの採用が多くなっています。
もちろん、これらの仕事でも正社員で採用されることもありますが、なかなか難しいことは覚えておかなくてはいけません。
給料はどうなる?
では、次に販売員やウエイトレス、レジ打ちに転職した場合の給料を見ていきましょう。これは、厚生労働省の平成26年賃金構造基本統計調査からの給与データになります。
・販売員(女)=年収266万2800円(月給20万2100円、ボーナス23万7600円)
・ウエイトレス(女)=年収249万3800円(月給19万7000円、ボーナス12万9800円)
・レジ打ち(女)=年収242万6500円(月給18万3800円、ボーナス22万900円)
事務職はサラリーマンの給与データが参考になると思います。国税庁の平成26年民間給与実態統計調査結果によると、女性サラリーマンの平均年収は272万円です。
これらのお給料からわかることは、看護師以外の仕事に転職すると、年収は250万円前後になるということです。
派遣社員やパートの場合は、ボーナスがありませんので、もう少しお給料は安くなるかもしれません。
そのほかの労働環境はどうなる?
その他の労働環境はどうなるでしょうか?事務職は、当然ながらデスクワークになりますが、販売員やウエイトレス、レジ打ちは立ち仕事になります。
同じ立ち仕事の看護師さんならわかると思いますが、立ちっぱなしって力仕事がなくても、結構つらいんですよね。
看護師を辞める。転職後の生活を想像してみよう!
看護師を辞める。転職して、販売員やウエイトレス、レジ打ち、事務職として働いた未来を考えてみましょう。
看護師を辞めて、新しい仕事を始めると、夜勤はないし、命を預かるというプレッシャーもないので、最初は開放感で一杯で、毎日新鮮な気持ちで働くことができるでしょう。
でも、あなたは、年収250万円で生活できますか?年収250万円を12ヶ月で割ると、1ヶ月に使える金額は20~21万円になります。
ちなみに、ここから所得税や住民税、健康保険、年金などが天引きされますので、実際の手取りは16~17万円程度でしょうか。手取り16~17万円で生活していく自信はありますか?
もちろん、節約すれば16~17万円で生活することは可能です。
でも、間違いなく看護師の時よりも大幅に生活レベルを落とさなくてはいけないでしょう。
なぜなら、看護師の平均年収は478万円だからです。看護師を辞めると、看護師時代の年収と比べて半分程度しか稼げなくなるのです。
そのため、今の生活レベルは間違いなく維持することはできません。たとえ、実家暮らしの看護師さんだとしてもです。
欲しい洋服やバッグは買えなくなる、美味しいレストランに行くこともできない、海外旅行なんてもってのほか。看護師を辞めるとこんな生活が待っているのです。
さらに、先ほど少し説明しましたが、看護師を辞めると、正社員での雇用が難しいこともあります。正社員での採用だと、職場の都合で簡単に解雇されることはありません。
でも、正社員以外の契約社員や派遣社員、パート、アルバイトの場合、契約が終了して次の契約はせずに、事実上の解雇になったり、職場の都合で解雇されることも珍しくありません。
解雇されてしまったら、また転職活動をしなければいけません。しかも、今度は良い条件の職場が見つかるとは限りませんし、年齢が上になればなるほど、転職活動は難しくなっていくでしょう。
看護師を辞める。転職後も損をしないためにまた転職。そうすると泥沼に。
看護師を辞める。転職後の生活を想像してみましたが、恐ろしい未来が待っていることが分かったと思います。
先ほど想像した未来をさらに、進めてみましょう。安い給料でカツカツの節約生活を送っていたところに、派遣切りに遭い、無職になってしまった。
貯金を切り崩しながら、新しい転職先を探すけれど、なかなか良い転職先を見つけられない。こうなった時に、思い浮かぶのが夜の世界です。
「水商売なら、看護師時代よりもガッチリ稼げるじゃん!」と思って、夜の世界に飛び込んだ。でも、キャバクラは看護師の世界以上に人間関係がドロドロしていて、ストレスは溜まりまくり。
しかも、キャバクラでチヤホヤされるのは20代前半の若い女の子だけ。20代後半になると、同僚からもお客さんからもおばさん扱いをされる世界です。
そして、お客さんからの指名がなければ、いくらキャバクラで頑張っても、それほど稼ぐことができません。キャバクラで稼げているのは、ほんの一部の接客が上手で、「モデルさん?」と思うようなきれいな若い人だけです。
キャバクラで頑張ってるのに、実際の年収は看護師時代よりも少ないなんてことも珍しくないのです。
それならば!と最後に堕ちていくのが風俗の世界。風俗だって立派な仕事ですが、この仕事は生半可な気持ちでは務まらない世界です。
「風俗なら楽に稼げるし~♪」と思って、風俗の世界に足を一歩踏み入れたとしても、すぐに辞めることになるか、精神的に病んでしまい、社会的な復帰が不可能になってしまうのです。
それに、水商売は夜に働く仕事ですから、夜勤が嫌で看護師を辞めたのに、また結局夜に働いているというジレンマに陥ることもあります。
風俗は昼間だけ働くという選択も可能ですが、働く時間を限定すると、精神的に辛い割には思ったよりも稼げずに、精神的には病んでいくのに、収入は増えないというドツボにはまっていくリスクがあるのです。
ここまで来ると、「あれ?私って、なんで看護師を辞めたのかな?辞めてからも何にも良いことがないんだけど。もしかして辞めたの失敗だった!?」と思うようになるのです。
看護師を辞めて転職すると、一体どのくらいの損をするの?
看護師を辞める。転職すると、どういう未来が待っているのかを説明しました。風俗にまで落ちていく人はほとんどいないと思いますが、看護師を辞めるとこんな未来が待っているのです。
経済的な問題は、看護師を辞めると必ず付いてまわる問題です。何の資格も持っていない女性が、看護師以上に稼ぐことなんて、まず不可能なのですから。
看護師以上に女性が稼げる仕事は医師や歯科医師、薬剤師、弁護士、会計士などの難関資格ばかりです。
それを考えると、看護師を辞めるなんてもったいないんです。せっかく看護師の資格を持っているのですから、看護師として働いたほうが良いに決まっています。
看護師を辞めるということは、看護学校の学費と苦労を丸々ドブに捨てることになります。看護学校の学費は私立専門学校や公立大学だと年間50万円前後、私立大学だと年間150~200万円かかることがほとんどです。
これを3~4年払い続けているんですから、看護師を辞めるということは、とてつもなく大きなお金をドブに捨てているようなものです。
看護師を辞めるなんてもったいないと思いませんか?ガッチリもとを取らないとただの大損です。
看護師の仕事をしていれば、平均年収478万円を稼ぐことができます。恐ろしい計算結果を1つご紹介しましょう。
看護師の平均年収は478万円。販売員やウエイトレス、レジ打ち、事務職に転職すると、平均年収は250万円。その差は228万円です。わかりやすく230万円としましょうか。
そして、あなたの年齢を25歳と仮定しましょう。そうすると、60歳の定年まであと35年です。35年間、毎年230万円の収入差が出た場合、一体いくらになるでしょうか?
35年×230万円=8050万円です。8050万円ですよ?もう一度言いますが、8050万円です!
看護師は毎年着実に昇給が期待できますので、もしかしたらもっと差が出る可能性があります。そしたら、1億円!!!
どうでしょうか。あなたは、ここで看護師の仕事を辞めてしまったら、看護学校の学費だけでなく、1億円もドブに捨てることになるのです。あなたは1億円を捨てる勇気がありますか?私はありません。。。
1億円があったら、あなたは何をしますか?一軒家を購入するのも良いですし、老後の資金にして、老後は南国でゆったり隠居生活をするのも良いですよね。
1億円の使い道を考えるだけで、楽しいことが頭の中にたくさん浮かんできませんか?
看護師を辞める?転職しても看護師の仕事を続けよう!
看護師を辞める。転職すると、1億円の損をすることがわかりました。
1億円の損をするなら、看護師以外の仕事に転職せずに、看護師の仕事を続けたほうが良いと思いませんか?
看護師として転職すれば、雇用の問題も解決します。看護師なら、いつでも常勤(正社員)として雇用してもらえます。
あなたが何歳になったとしてもです。20代でも30代でも、40代でも、そして50代でも看護師なら常勤採用をしてくれるのです。
50代で転職して常勤採用をしてくれる仕事なんて、看護師以外にありません!普通なら、パートでの勤務先を探すのだって難しい年代なのですから。
もちろん、希望すれば派遣でもパートでもアルバイトでも、単発でも採用してもらえます。看護師なら、自分の希望した雇用形態で採用してもらえるのです。
そして、あなたが一番心配していることは、「看護師を辞める!」と決めた原因ですよね。看護師の仕事は体力的にもきついし、夜勤もあるし、精神的にもきついし、人間関係も悪いところが多い。
これらの問題があったから、看護師を辞めることを決意したんだと思います。
でも、看護師の仕事をしながらでも、これらの問題を解決することは可能なんです。
看護師のすべての職場が、これらの問題があるというわけではないのです。働きやすい良い職場はたくさんあります。
そういう職場に転職すれば、看護師を辞めることなく、看護師の仕事を続け、常勤で働いて、1億円をドブに捨てる必要はないのです。
あなたは1億円を捨てて、看護師を辞めますか?それとも、1億円を捨てず、看護師のマイナスポイントを解決できる職場で看護師として働きますか?
看護師を辞める?転職するなら、看護師として転職しよう!
看護師を辞める。転職するなら看護師を辞めずに、看護師として転職しましょう。でも、
「本当に看護師として働きながら、問題が解決できるの?」と疑っている人もいると思います。
看護師として転職して、また同じように嫌な思いをするのなら、1億円なんて捨てたほうがマシ!と思う人もいるでしょう。
そんなあなたのために、看護師を辞めることなく、今までの悩みを解決できる看護師の職場をご紹介します。
体力的にきつかったという人は?
体力的にきつくて看護師を辞めることを決意した人は、介護施設やデイサービス、健診センター、学校の保健室などに転職すると良いですよ。
介護施設やデイサービスは、介護士さんがいますので、力仕事は介護士さんが担当して、看護師は看護業務に専念することができます。
また、緊急入所はありませんし、病棟のような急変もほとんどありませんので、「忙しすぎて休む暇がない」ということはなく、ゆとりを持って働けるんです。
また、健診センターでは採血が業務の中心になりますので、力仕事はほぼゼロです。そして、学校の保健室もデスクワークが多めですから、体力的に楽に働くことができるでしょう。
夜勤に入るのが嫌だったという人は?
夜勤に入るのが嫌だったという人は、日勤のみの職場に転職すると良いでしょう。看護師の職場で日勤のみのところは結構多いんです。
クリニックや特別養護老人ホーム、訪問看護ステーション、デイサービス、手術室、保育園、学校の保健室、健診センター、外来は日勤のみの職場ですね。
これらの職場の中から、あなたが興味のある職場、「ここなら働けるかな?」と思える職場を探せば、看護師として働きつつも、夜勤に入らずに日勤のみで働くことができます。
ただ、特別養護老人ホームや訪問看護ステーション、手術室はオンコール当番があることがありますので、「絶対に夜に働きたくない!」という人は注意してください。
オンコール当番とは、基本的には日勤のみの仕事なんですが、夜や週末は電話を持って自宅で待機していて、もし患者さんや利用者さんの容体が変わった時、緊急手術が入った時に、電話連絡があって、すぐに出勤して対応しなければいけないという当番です。
オンコール当番の回数は職場によって違いますが、月4~5回と病棟の夜勤と同じ程度のことがほとんどです。また、オンコール当番の日は必ず電話がかかってくるというわけでもなく、平和なこともあります。
ただ、オンコール当番だと夜に働く可能性がある、お酒を飲めない、遠出できないなどの行動制限がありますので、夜勤が嫌だったので看護師を辞めることを決めた人にはおすすめできないんです。
医療行為がプレッシャーだったという人は?
医療行為がプレッシャーで精神的にきつかった人は、医療行為がないところ、重症患者さんがいないところで働きましょう。
重症患者さんがいると、どうしても医療行為は増えます。そして、自分のミス1つで患者さんの容体が左右されるというプレッシャーと闘いながら働かなくてはいけません。
それなら、健康な人を相手に看護師として仕事をするのはどうでしょうか?
健康な人を相手にした仕事なら、医療行為はありませんし、あなたのミスで人が死ぬことはありませんので、プレッシャーとは無縁で働くことができます。
健康な人を相手に働く職場は、企業の医務室や健診センター、保育園、学校の保健室などです。
また、介護は必要だけど、治療は必要ない利用者さんを対象にしている介護施設やデイサービスも良いですね。
健診センターでは採血がありますが、健康な人を対象にした採血ですので、医療行為の中でも例外的な物と言えます。
人間関係が嫌だったという人は?
人間関係が嫌で看護師を辞める決意をした人は、人間関係が良い職場へ転職しましょう。
前職では、人間関係に悩まされ、ストレスを感じていた場合、看護師の職場は全て人間関係が悪い、どこでも同じと思うかもしれません。
でも、そんなことはないんですよ。確かに、看護師は女の世界ですから、人間関係が面倒なところは少なくありません。でも、全部がそういうわけではないんです。
お互いに協力し合いながら働いている職場、先輩看護師が優しくて、きちんとフォロー&指導してくれる職場、師長が頼りになって信頼できる職場は必ずあります。
「嘘でしょ?」と思うかもしれませんが、本当です。私は、今まで3つの職場で働いてきましたが、どこも人間関係は悪くなかったですよ。
もちろん、「全員と仲良しこよし」というわけにはいきませんし、ちょっと嫌な人はいましたが、仕事をする分には全く支障がない程度です。それに、職場の人間関係の問題は、看護師以外の職場でもあることですしね。
職場の人間関係の問題は、何も看護師の世界だけではないんですよ。
一般企業だって、どこだって人間関係の問題はあります。
人間には性格的に合う合わないがありますし、どこにでも意地が悪い人、根性が悪い人はいますから。
ですから、おそらく看護師を辞めて看護師以外の職場に転職しても、人間関係の問題は付いてまわります。そのため、看護師の仕事を辞めても辞めなくても、どのみち人間関係は気にして転職先を選ばなくてはいけません。
でも、人間関係を重視して看護師の職場を選べば、先輩看護師に悪口を言われることもありませんし、派閥争いに巻き込まれてストレスを感じることもなく、余計なストレスを感じずに、看護師の仕事に専念することができると思います。
まとめ
看護師を辞めて、看護師以外の仕事に転職するのは、ハッキリ言ってもったいないです。これだけは断言できます。
それに、看護師として働きながらも、しっかりと転職先を選べば、今抱えている悩みを解決することができるんです。
それなら、看護師以外の仕事に転職する理由はありませんよね。ただ、看護師を辞めると決めていた人が、看護師の仕事を続ける場合、次の転職先はこだわって選ばなくてはいけません。
体力的に楽なところ、日勤のみでオンコールもないところ、医療行為がなくて精神的なプレッシャーがないところ、人間関係が良いところを探すなら、転職サイトを使うと良いですよ。
転職サイトなら、担当者が親身になってあなたの転職のバックアップをしてくれますので、職場の詳細を調べてあなたの希望に合ったところを探してくれます。
転職サイトの人が人間関係なんてわかるの?と疑問に思うかもしれませんが、転職サイトの担当者は職場を実際に訪れて、看護師が働いている様子を見ています。
また、今まで転職のお手伝いをしてきた看護師さんからどの職場が人間関係が悪いのか、どの職場なら人間関係が良いのかという生の声を聞いていますので、各職場の人間関係の良し悪しを的確に把握しているのです。