看護師が辞めたいのは疲れた時ではないでしょうか?人間はドッと疲れてしまうと、その場から逃げ出したくなるものです。
看護師が疲れたと感じる時は、どんな時でしょうか?また、辞めたいと思うほど疲れた時はどうしたら良いのでしょう?
看護師が辞めたいのは疲れた時=身体的に疲れた
看護師が辞めたいのは疲れた時ですが、まずは身体的に疲れたと感じるのはどんな時かを考えてみましょう。
看護師の仕事は基本的に立ち仕事ですし、移動介助や体位交換など力仕事も多いですから、一般的な事務職よりもハードで疲れやすいんです。それに加えて、夜勤があって生活リズムが不規則になります。
さらに、看護師は残業も多いですし、休みも少なめですから、「体力的にハード」というレベルを超えて、「グッタリ&げっそり」たとえば、いつも人手が足りなくて、「勤務中に座れるのは休憩中と記録をする時だけ」、「残業は毎日当たり前。日勤の日は病棟を出るのは消灯後、夜勤の日はお昼過ぎ」、「有休は溜まっていくだけ。一回も使えない。月の休みも7日しかない。」という状況だったら、もう疲れ果ててしまいます。
そして、そういう勤務状況だったら、貴重な休日は疲れを回復させるために、どこにも出かけずに家の中でただダラダラと過ごすことが多くなります。
そしたら、何のために働いているのかもわからなくなり、「もう嫌!」と仕事を辞めたくなるのは仕方のないことですよね。
看護師が辞めたいのは疲れた時=精神的に疲れた
看護師が辞めたいのは疲れた時ですが、辞めたいと感じるのは身体的に疲れたときだけではありません。精神的に疲れた時も辞めたいと思うようになります。
看護師の仕事は、身体的な疲ればかりがクローズアップされがちですが、精神的にもかなり疲れる仕事です。もしかしたら、身体的な疲れよりも精神的な疲れのほうが大きいかもしれません。
まず、看護師は患者さんの健康や命に関係する責任の重い仕事をしています。自分のちょっとした勘違い、簡単なミスが患者さんの命を奪ってしまうかもしれないんです。
毎日、そのような仕事をしていることは、精神的なストレスにつながりますよね。
さらに、患者さんとのかかわりでは、ルールを守らない人や食事制限を守れない人などの対応をしなければいけませんし、モンスターペイシェントのように理不尽なクレームを言ってくる人もいます。
また、看護師同士の人間関係はドロドロしていることも多く、女性が多い職場ならではの面倒臭さがありますし、医師からは常に上から目線で偉そうに命令されて、パワハラを受けることもあります。
こんな環境で働いているんですから、看護師は精神的に疲れきってしまって、「辞めたい」と思うようになるんですね。
看護師が辞めたいのは疲れた時ですが、その場合の解決法は?
看護師が辞めたいのは疲れた時ですが、辞めたいと思うほど疲れたなら、その状況をどうやって解決すれば良いのでしょう?
「辞めたい、もう辞めたい・・・」と思うほど疲れているなら、我慢してそのまま働いていても良いことはありません。
むしろ、疲れから集中力がなくなり、仕事のミスが増えてしまうかもしれません。また、あなたの体調面も心配です。
辞めたいと思うほど疲れた時の解決法は、まず師長に相談してみましょう。
自分が体調を崩すかもしれないほど疲れていて、仕事のミスが心配なことを師長に伝えてください。ちょっとくらい大げさなほうが、深刻度が伝わりやすいと思います。
師長がきちんと対応してくれれば、有休を使ってまとまった連休をもらえるかもしれませんし、外来など今よりもゆとりがある部署に異動させてくれるかもしれません。
もし、師長に相談しても何の対応もしてくれない時は、思い切ってスパッと辞めて転職して良いと思います。
辞めた後転職する前に、1~2ヶ月間お休みして、心身共にリフレッシュしてみてはいかがですか?
次の転職先は、今のところほど忙しくなく、身体的にも精神的にも時間的にもゆとりがあって、何より信頼できる上司がいる職場を探しましょう。
そういう転職先を探したい人は、転職サイトを使ってみませんか?担当者に前の職場は「あまりにも疲れたから辞めた」ということを伝えれば、ゆとりのある職場を紹介してくれますよ!