訪問入浴の看護師が辞めたいと思うのはどんな時？辞めたい時の解決法は？

訪問入浴の看護師が辞めたいと思うのはどんな時でしょうか？これから、訪問入浴で働いてみたいと思っている看護師さんは気になりますよね。

また、訪問入浴で働いている看護師さんが辞めたいと思った時の解決法はあるんでしょうか？一緒に考えてみましょう！

訪問入浴の看護師は辞めたいと思うほど待遇が悪いの？

訪問入浴の看護師は辞めたいと思うほど待遇が悪いのでしょうか？訪問入浴は、単発の仕事から常勤採用まで幅広い勤務形態があり、お給料も比較的良いんです。

訪問入浴のお給料は、地域によって異なりますが、時給1700～1800円程度のところが多いようです。首都圏だと、時給2000円以上のところもあります。

派遣や単発の看護師の平均時給は1500～1600円ですから、訪問入浴は平均以上のお給料をもらえるんです。しかも、訪問入浴は介護系の仕事ですので、高い看護技術を求められることがありません。

入浴前にバイタルチェックをして、その日の入浴がOKかどうかを判断したり、入浴介助、褥創の処置や外用薬の塗布、記録が訪問入浴での看護師の主な仕事です。

つまり、ブランクの期間が長い人でも病院での臨床経験がない人でも働くことができるというメリットがあるんです。お給料が高くて、ブランクありや未経験でもOKの仕事、しかも単発でも派遣でも常勤でも勤務可能、さらに日勤だけ。

これを見ると、訪問入浴は辞めたいと思うほど待遇が悪いわけではなさそうですね。

訪問入浴の看護師が辞めたいと思うのはどんな時でしょう？訪問入浴で働く看護師の待遇は結構良いものなのに、どんな時に「もう無理・・・、辞めたい」と思うようになるのでしょうか？

「入浴介助の仕事で、看護技術もそれほど必要ない」という訪問入浴の仕事は、一見「あ！楽そうな仕事！」と思うかもしれません。

実は、訪問入浴は体力勝負の仕事なんです。まず、利用者さんの自宅は病院のようなバリアフリーで介護しやすい環境ではありません。

ベッドの高さが低くて、常に中腰で着衣の着脱や処置をしなければいけないこともあります。また、アパートやマンションの中にはエレベーターがないところもありますよね。

そういうところは、重い荷物や湯船を持って階段で上がらなくてはいけません。重い荷物を持って階段を上り下りするだけでも大変なのに、真夏や真冬だったらさらに最悪ですよね。

また、訪問入浴は介護士2名と一緒に3人のチームで行うことが多いのですが、この介護士さんとの関係が悪くて辞めたいと思うことも多いようです。

3人のチームなのに、偉そうに指示をしてきたり、全然手伝ってくれなかったりしたら、「もう辞めたい」と思うのも当然ですよね。

さらに、利用者さんのお体を洗うのに、素手で洗うように指示されて、「絶対無理！」と辞めたくなる人もいます。手袋なしで利用者さんを洗うなんて、看護師の常識では考えられないですよね。

訪問入浴の看護師が辞めたいと思ったら、どうすれば良いのでしょうか？

まず、訪問入浴自体が嫌なのではなく、介護士との関係が悪くて辞めたい、体は素手で洗うなど看護師の常識では考えられない環境だったという場合の解決法です。

もしあなたが常勤だったら、事業所の上司に相談してみましょう。介護士との問題は、できるだけほかの介護士と組ませてもらうようにしたり、上司から介護士に勤務態度の指導をしてもらってください。

そして、素手で洗うなどの問題は、感染リスクの問題などを根拠に出すなど理論的に話して、改善してもらうようにしましょう。上司が何の対応もしてくれなかったり、訪問入浴を派遣でやっている場合は、ほかの事業所を探すことをオススメします。

そして、訪問入浴の仕事が自分に合わない、体力的に無理という場合は、訪問入浴ではない転職先を探すようにしましょう。

訪問入浴のお給料に魅力を感じた人は、訪問入浴以外でもお給料の良い転職先はたくさんあります。また、ブランク＆未経験OKで日勤だけという条件で訪問入浴を選んだ人は、デイサービスなどに転職してはいかがでしょうか？

訪問入浴のほかの事業所を探したい、訪問入浴並みのお給料の良い仕事を探したい、ブランク＆未経験OKで日勤の仕事を探したいという人は、転職サイトを利用しましょう。

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