看護師は小さい病院から大きい病院に転職するなら用心深く注意して!

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看護師は小さい病院から大きい病院に転職するなら用心深く注意して!

看護師で小さい病院から大きい病院へ転職しようと思っている人は、「大きい病院で働けばスキルアップできる」、「大きい病院へ転職すれば給料は大幅アップするはず」と考えているのではないですか?

その考えは正しいです。

でも、絶対に「思ったようなスキルアップができる」、「給料が大幅アップする」とは限らないので注意が必要なんです。

看護師が小さい病院から大きい病院へ転職する時の注意点を知っておかないと、あとで取り返しがつかないほどの後悔をすることになるかもしれません。

看護師が小さい病院から大きい病院に転職したい理由

看護師が小さい病院から大きい病院に転職したいと思う理由は、主に次の2つがありますよね。

  1. スキルアップしたい!
  2. 給料が安すぎて嫌

この2つの理由を詳しく説明していきます。

スキルアップしたい!

看護師が小さい病院から大きい病院に転職したいと思う理由の1つ目は、スキルアップしたいということです。

もっと重症な患者さんの看護ができるようになりたい、最先端の医療を経験したいという理由から、大きい病院で働きたいと思う看護師さんはたくさんいます。

また、大きい病院は小さい病院よりも教育制度が整っていて、院内研修が充実していることが多いです。

この理由は、若手の看護師に多い理由ですね。

給料が安すぎて嫌

看護師が小さい病院から大きい病院に転職したい思う理由の2つ目は、給料が安すぎて嫌というものです。

一般的に小さい病院は大きい病院よりも給料が安いことが多いです。

どうせ働くなら、少しでも給料が高いほうが良いから、小さい病院から大きい病院への転職を決意する看護師さんは少なくありません。

この理由は、中堅~ベテランの看護師さんに多い理由だと思います。

看護師が小さい病院から大きい病院へ転職する時の注意点

小さい病院から大きい病院へ看護師が転職すると、絶対にスキルアップできるとは限りませんし、給料がアップするわけでもないんです。

  1. 大きい病院でも自分の希望に合っているかをチェックすべき
  2. 中途半端な病院だと給料が下がるリスクもある

大きい病院でも自分の希望に合っているかをチェックすべき

大きい病院は高度で最先端の医療をしていますし、教育制度も整っていることが多いです。

ただ、本当にその病院で自分が望むようなスキルアップができるかを確認しなければいけません。

大きい病院の中にも、リハビリ専門病院や療養型病院がありますので、必ずしも最先端の医療を行っているとは限りません。

また、最先端の医療を行っている急性期の大きい病院だとしても、希望の診療科に配属になるとは限りませんよね。

脳外科や循環器内科病棟で働きたかったのに、皮膚科外来や放射線科に配属になってしまったら、間違いなくガッカリしてしまいますよね。

だから、小さい病院から大きい病院へ転職する時には、自分の希望に合ったスキルアップができるのか?配属希望は叶うのかをチェックしておかなくてはいけないのです。

中途半端な病院だと給料が下がるリスクもある

小さい病院から大きい病院へ転職すると、確実に給料は上がると信じ込むのは危険です。

確かに、あなたが今、自分の給料が安いと思っていて、1000床以上あるような超巨大病院に転職すれば、ほぼ確実に給料は上がると思います。

でも、200~300床程度の中途半端に大きい病院を選んだ場合、給料は確実に上がるとは言えません。

なぜなら、中途半端に大きい病院は、さほど給料は高くないことが多いです。しかも夜勤手当は、小さい病院の方が高いんです。

病床数別の看護師の基本給を日本看護協会の「看護職の給与データ(2017年版)」からご紹介します。

<病床数別の基本給(勤続10年の看護師)>

  • 99床以下=31万1998円
  • 100~199床=31万6759円
  • 200~299床=31万5929円
  • 300~399床=33万0078円
  • 400~499床=33万5834円
  • 500床以上=34万6339円

どうですか?例えば、99床以下の病院から250床程度の病院に転職しても、月に4000円しか給料はアップしないんです。

99床以下の病院から350床の病院に転職しても、月に2万円以下。年収にしても25万円未満しか給料アップは見込めません。

次に病床数別の2交替制の夜勤手当を日本看護協会の「2012年 病院勤務の看護職の賃金に関する調査」から見てみましょう。

<病床数別の2交替制の夜勤手当>

  • 99床以下=10875円
  • 100~199床=10720円
  • 200~299床=9821円
  • 300~399床=9007円
  • 400~499床=8614円
  • 500床以上=7807円

このように看護師の夜勤手当は、大きい病院よりも小さい病院の方が高いんですね。

「え?私の病院は小さいのに夜勤手当が少ないけど」という人は、あなたの病院がたまたまそうだっただけです。

小さい病院から大きい病院へ転職しても、500床以上の大きな病院でないと大幅な給料アップは見込めません。

中途半端な規模の病院だと、思ったよりも給料は上がりませんし、下手すればトントン。

給料が低めのところだったら、今よりも給料が下がる恐れすらあるのです。

看護師が小さい病院から大きい病院へ給料アップだけのために転職する前に知っておくべきこと

小さい病院から大きい病院へ転職する場合、きちんとスキルアップできるのか、あなたの希望に合ったスキルアップが見込めるのかはきちんと確認しておきましょう。

そして、給料に関してもそうですね。

もし、あなたがスキルアップには興味がなくて、給料アップだけのために小さい病院から大きい病院への転職を考えているなら、本当に給料がアップするのか、どのくらいアップするのかを確認しなければいけません。

  1. 中途半端な給料アップでは割に合わないこともある
  2. 小さい病院に転職しても給料が高くなることはある

中途半端な給料アップでは割に合わないこともある

小さい病院から大きい病院へ転職して、年収が20~30万円(月に2万円程度)アップしたとしましょう。

これを数字だけで見ると、20~30万円もアップしたらラッキーじゃん!と思うかもしれません。

ただ、大きい病院は小さい病院よりも重症度が高く、忙しいことがほとんどです。残業が増えますし、勤務時間中もバタバタしていることが多いです。

1ヶ月あたり2万円給料がアップしたとしても、それは残業代かもしれません。

そして、忙しさやストレスを考えると、残業代2万円なんて割に合わない!と思う可能性も高いんです。

小さい病院に転職しても給料が高くなることはある

給料に不満があるから、小さい病院から大きい病院へ転職したいという看護師さんは、大きい病院だけでなく、同じ規模の小さい病院も転職候補に入れたほうが良いです。

小さい病院の中にも大きい病院並みに給料が高い病院はあります。

また、あなたの経験を評価してくれるところなら、調整手当という形で、給料を今よりも大幅にアップしてくれる可能性もあるんです。

調整手当はあなたのスキルやその病院によって違いますが、数万円くらい、多いと10万円近くつけてくれることもあります。

それなら、無理に大きな病院ではなく小さい病院で働いていても良いと思いませんか?

看護師が小さい病院から大きい病院へ転職する時には転職サイトを利用すべき

  1. 小さい病院から大きい病院には確認すべきこと以外にも年齢の壁があることも
  2. 転職コンサルタントに頼れば簡単に解決できる!

小さい病院から大きい病院には確認すべきこと以外にも年齢の壁があることも

看護師が小さい病院から大きい病院へ転職する場合、本当にスキルアップできるのか、給料はアップルするのかをきちんと確認してく必要があります。

そして、小さし病院から大きい病院へ転職する時には、この確認事項以外にも大きな壁が立ちはだかります。

その壁とは年齢の壁。

求人情報には年齢制限は設けていませんが、大きい病院は年齢を見て採用・不採用を決めることがあります。

特に、確実に給料が高い500床以上の病院は、どんなに看護スキルが高くても、年齢だけで不採用になることもあるんです。

転職コンサルタントに頼れば簡単に解決できる!

では、看護師が小さい病院から大きい病院に転職して、確実にスキルアップできて、さらに給料をアップさせるにはどうしたら良いのでしょうか?

その答えは簡単です。転職サイトに登録して、転職コンサルタントを頼れば良いんです。

転職サイトなら、500床以上の大病院の求人をたくさん扱っていますし、教育制度や給料に関することもきちんと調べてくれます。

配属先に関しても、転職コンサルタントが病院側と交渉してくれるので、配属希望が通りやすくなります。

さらに、年齢に関しても、転職コンサルタントがあなたのことを推薦して口添えしてくれるので、年齢の壁を越えて採用されやすくなります。

また、給料のためだけに小さい病院から大きい病院への転職を考えている人も、転職コンサルタントに「給料をアップしたい」と伝えるだけで、病院の規模関係なく給料が高い病院をピックアップしてくれるので、ぜひ転職サイトを使ってみてください。