新人看護師は報告連絡相談が大切!ほうれんそうのコツを徹底解説!

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デイサービスへ転職する看護師が知っておきたい3つのポイント

新人看護師で報告連絡相談が苦手な人はいませんか?新人看護師は、仕事を早く覚えることも大切ですが、それと同じくらい報告連絡相談ができることも大切です。

新人看護師の報告連絡相談の必要性やポイントをまとめました。先輩看護師に「あなたは報告連絡相談ができていない」と言われている人は、ぜひ参考にして下さい。

新人看護師は報告連絡相談がなぜ必要なの?

新人看護師のあなたは報告連絡相談がきちんとできていますか?

師長や先輩看護師、プリセプターから口が酸っぱくなるほど「新人はほうれんそうが重要!」、「きちんと報告して!」、「いつも報告連絡相談ができていないから気を付けて!」のように言われていませんか?

新人看護師にとっては、目の前の仕事を終わらせることに必死なので、報告連絡相談が後回しになってしまうこともあると思います。でも、報告連絡相談はやっぱり必要なことなんです。

新人看護師の目標に「報告連絡相談をする」ということを挙げても良いほど、報告連絡相談は大切です。

新人看護師の報告連絡相談は、なぜ必要なのか。それは、まだ1人で仕事ができないからです。

新人看護師は、まだ1人で確実に仕事ができません。先輩看護師は、新人看護師ができないことをきちんとフォローする必要があります。

フォローするためには、あなたの仕事状況をタイムリーにきちんと把握しておかなければいけません。そのために、報告連絡相談が必要なのです。

先輩看護師もあなたの仕事状況をいちいち確認できるほど暇ではありません。「その仕事、終わった?わからないことはある?」と聞いていたら、先輩看護師の仕事が終わらなくなります。

適切に先輩看護師に仕事をフォローしてもらうためにも、新人看護師は報告連絡相談をきちんと行う必要があるのです。

ちなみに、報告連絡相談は新人看護師だけに必要なものではありません。看護師全員、医療に携わる仕事をしている全員に必要なものです。

医療は1人で行うものではないですよね。多職種がチームで行うものですから、チーム全員で状況をきちんと把握できて、情報共有できるように、報告連絡相談が必要なのです。

新人看護師の時に報告連絡相談をできるようにしておくと、その後は無意識に報告連絡相談ができるようになります。

新人看護師の報告連絡相談のポイント=報告編

新人看護師の報告連絡相談のポイント、まずは報告について説明していきます。新人看護師は何をどう報告して良いかわかりませんよね。

報告の意義・目的は、あなたの仕事状況を先輩看護師(リーダー看護師)に知らせることです。

たとえば、リーダー看護師から「あなたの受け持ちの〇〇さん、14時にCT入ったから、検査出しの準備をしておいて」と指示されたら、CT検査に必要な伝票や車いす(ADLに応じて)などを準備して、あとはCT室に行くだけという状態になったら、「準備できました」と報告します。

準備できたかどうかを言わずに、そのままCT室に患者さんを連れて行ってしまったら、リーダー看護師は準備ができたのかどうかわかりませんし、患者さんはきちんと時間通りにCT室に行けるのかどうかもわかりません。

そうならないように、指示されたことが終わったら報告するようにしましょう。

このCT検査の事例では、準備ができたらそれを報告。CT室に連れて行くときは、「〇〇さんをCT室に連れていきます。」と報告。検査が終わり、戻ってきたら報告してください。

慣れてくるまでは、「こんなことも報告が必要なのかな?」と悩むようなことでも逐一報告してきましょう。

慣れてくれば、自然に報告が必要なものと必要ではないものの取捨選択ができるようになります。

新人看護師の報告連絡相談のポイント=連絡編

新人看護師の報告連絡相談のポイント、次は連絡編です。連絡はあなたが得た情報を、リーダー看護師やほかの看護師に知らせることですね。

「ICUから電話があって、転棟は11時にしてほしいとのことでした。」とか「〇〇さんのご家族が面会に来ていて、医師からの説明が聞きたいとおっしゃっています。」、このようなことをリーダー看護師や情報を共有しておくべき人に知らせるのが連絡です。

新人看護師の場合は、とりあえずリーダー看護師に連絡をしておけば大丈夫です。この連絡のポイントは、正しく伝えることです。

連絡にあなたの私見を入れてしまうと、連絡内容が正しく伝わらないことがあります。伝言ゲームってありますよね。

伝言するだけなのに、少しずつ内容が変わってしまうことを楽しむゲームですが、仕事では連絡する時には内容を変えないように正しく伝えるようにしなければいけません。

連絡する時は、あなたの考えや予想・想像・憶測はいりません。ただ、事実のみを伝えるようにしましょう。

新人看護師の報告連絡相談のポイント=相談編

新人看護師の報告連絡相談のポイント、最後は相談編です。あなたはきちんと相談をしながら、仕事ができていますか?

新人看護師にとって、相談はとても大切なものです。新人看護師はまだ正しい判断ができません。

十分な知識もありません。そのため、「あれ?これってどうなんだろう?」と少しでも疑問に思ったら、先輩看護師に相談をする必要があるのです。

疑問に思いつつも、自分の判断でやったら、たいてい失敗します。失敗したら、患者さんに迷惑がかかります。あなたも先輩に怒られます。

そうなる前に、先輩看護師にきちんと相談して確認する必要があるのです。

相談する時には、ただ「わかりません」、「これってどうやるんですか?」のようにただ尋ねるのではなく、「私はこう思うのですが」とか「これは、こういう手順で良いのでしょうか?」のようにあなたの意見・考えを伝えるようにしましょう。

「連絡」とは逆ですね。相談する時には、ただ「わかりません」と相談すると、先輩は「この新人看護師は何も考えていないんだな。」と思います。

でも、あなたの考えを述べながら相談すると、先輩にあなたがきちんと考えながら働いていることが伝わりますし、あなたはどこまでわかっていて、どこからがわかっていないのかということも伝わります。

まとめ

新人看護師の報告連絡相談の必要性と報告連絡相談のポイントをまとめましたが、いかがでしたか?

新人看護師は報告連絡相談ができていれば、自然に仕事を覚えていくことができますし、仕事のミスが少なくなります。

だから、新人看護師は報告連絡相談をきちんとすることが、看護師として成長していくための大切なキーポイントなのです。

新人看護師は、頭の片隅にいつも「ほうれんそう」を置いて仕事をするようにしましょう。

あなたが報告連絡相談を頑張っているのに、報告や連絡をきちんと聞いてくれない、相談に乗ってくれないような先輩看護師が多い職場で働いている場合は、転職を考えても良いでしょう。

そのような職場ではあなたが成長することができませんし、いつか取り返しのつかないミスを犯す可能性があります。

そうならないように早めに転職をして、きちんとほうれんそうができる職場で働いたほうが、あなたのためにも患者さんのためにもなります。

転職を考えている新人看護師さんは、転職サイトを使うと良いですよ。

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