新人看護師はいじめが辛い!先輩・プリセプター・お局への対処法5つ

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新人看護師はいじめが辛い!先輩・プリセプター・お局への対処法5つ

「先輩やプリセプターからいじめられてつらい。でも我慢するしかないよね」

「ブランクがあって復職したんだけど、お局看護師からいじめられた。どうしたら良いの?諦めるしかないかな」

「先輩からいじめられているからもう辞めたい。でも新人看護師はどの職場でもいじめられるんでしょ。どうしようもないじゃん」

 

新人看護師やブランクから復帰した看護師は、いじめの対象になることが多いです。

残念ですが、これは現実です。

あなたも今いじめられているんですよね。

つらいと思います。

そして、いじめに遭っていても我慢して諦めるしかないと思っていませんか?

 

でも、大丈夫!

我慢する必要も諦める必要もありません。

先輩やプリセプターからいじめられている新人看護師やブランクがある看護師さんは安心してください。

いじめへの対処法はあります。

また、新人看護師にもブランクがある看護師にも優しく指導してくれる職場もあるんです。

 

この記事では私が新人看護師時代にいじめられていた経験をもとに、いじめの対処法について説明していきます。

この記事を読んでもらえば、今いじめに悩んでいるあなたにも一筋の光が差し込んで、いじめの悩みから解放されるヒントを得られるはずですよ。

 

看護師のいじめは新人やブランクがある人がターゲットになりやすい

 

看護師のいじめは新人やブランクがある人がターゲットになりやすいという現実があります。

 

いじめの例として、

  • 無視される
  • 患者さんの前で怒鳴られる
  • 人格否定される
  • 「そんなこともできないの?偽物看護師みたい」と言われる
  • 陰口をたたかれる
  • 申し送りをしてもらえない。それなのに、「申し送りを聞かないで仕事できるの?」と怒られる
  • 看護業務をさせてもらえず、看護助手の仕事ばかり

これは、看護師のいじめあるあるですよね。

 

新人看護師やブランクがある看護師は、先輩やプリセプターからいじめられると、

「私が悪いんだよね」

と考える人が多いと思います。

 

でも、ここでハッキリ宣言します。

 

いじめる人が悪い!

いじめられる方は何も悪くないんです!

いじめの原因は、いじめられる側には一切ありません。

いじめる側に原因があるんです。

 

「じゃあ何が原因なの?」

と思いますよね。

看護師のいじめの原因は、いじめる看護師の根性の悪さです。

 

看護師をしていると、

「この仕事をしていると、性格が悪くなりそう…」

と思うことはありませんか?

私は毎日のように思っていました。

むかつく患者、偉そうな医師、性格が悪い看護師を相手に働いていると、どうしてもストレスが溜まり、イライラしてしまうんです。

 

普通の人は、このようにストレスが溜まって、イライラしても、

「ダメだ!性格が悪い人になりたくない!気をつけなくちゃ!」

と思って自制します。

 

でも、自制できない看護師はそのまま根性が悪くなり、性格が歪んでいきます。

その結果、新人看護師やブランクがある看護師をいじめるようになります。

 

では、なぜ新人看護師やブランクがある看護師がいじめのターゲットになるのか?

それは、自分よりも立場が弱いからです。

根性が悪い看護師は、

上の人には弱いけれど、下の人にはとことん強い態度をとる

これが鉄則です。

だから、新人看護師やブランクがある看護師はいじめのターゲットになるんですね。

 

だからといって、新人だから、ブランクがあるからといって、いじめを我慢する必要はありません。

いじめられるとストレスが溜まりすぎて、あなたの心身のバランスが崩れて取り返しがつかないことになりかねません。

 

そうなる前に、いじめにあっている新人看護師やブランクから復帰した看護師は今すぐいじめに対処する必要があるんです。

 

 

新人看護師が先輩やプリセプターからいじめに遭った時の5つの対処法

 

新人看護師が先輩やプリセプターからいじめに遭った時の対処法をご紹介します。

この対処をすれば、いじめを解決できるかもしれません。

もちろん、この対処法はブランクから復帰したばかりの看護師さんも使えますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

もっと力が強い先輩看護師に相談する

 

先輩看護師からいじめられている新人看護師は、主犯の先輩よりももっと力を持っている先輩看護師に相談しましょう。

師長などの上司に相談するのもありです。

 

先ほど言ったように、いじめをする根性が悪い看護師は上の立場の人には弱いです。

だから、その人よりも上の立場の人に相談するんです。

 

いじめの主犯の先輩に、もっと上の立場の人から注意してもらえば、いじめはすぐに解決します。

また、上の立場の先輩に相談している姿を見せただけで、

「ヤバい!」

と思っていじめは終わるかもしれません。

 

私は新人看護師時代に先輩看護師からいじめられていましたが、この方法で乗り切りました。

いじめをする先輩よりも上の立場のチームリーダーに相談して守ってもらったんです。

 

相談する先輩看護師の根性が悪くないかどうかを見極める必要はありますが、私の経験ではとても有効な対処法だと思います。

 

 

同期の新人看護師同士で結託する

 

先輩看護師からいじめられているなら、同期の新人看護師同士で協力体制を作りましょう。

同期なら心を許していじめの相談をできますよね。

 

根性が悪い看護師は上には弱い。

つまり、力を持っている人に弱いんです。

 

新人看護師は、職場ではどうしても力は持っていません。

それなら、数で勝負です!

 

新人看護師同士で協力すれば、先輩にネチネチ文句を言われている時に、

「○○さん、こっちの体交手伝って!」

と呼んでもらって、いじめの先輩看護師から離れることができます。

 

また、新人看護師同士で結託していることがわかれば、

「ちょっと分が悪いかも」

といじめをやめるかもしれません。

 

 

仕事を頑張って付け入るスキを与えない

 

いじめられている新人看護師は、仕事を頑張って覚えましょう。

新人看護師の時点で先輩のスキルを超えるのは難しいのはわかっています。

 

でも、少しでも仕事ができるようになることで、先輩看護師が付け入るスキを1つ1つ潰していくことができるんです。

 

いじめをする根性が悪い看護師の多くは、仕事ができないタイプです。

仕事ができる看護師は、たいてい優しくていじめなんてしません。

仕事ができないタイプの看護師が、根性が悪くなっていじめをするようになるんです。

 

あなたの職場にもいませんか?

仕事ができないのに口だけうるさい先輩看護師。

仕事ができないのに、ただ経験年数・在籍年数が長いだけのお局看護師。

 

だから、あなたが頑張って仕事を覚えれば、意外とすぐに付け入るスキを潰せるはずです。

今はつらいかもしれません。

いじめられている中で、今よりもっと仕事を頑張るのは本当につらいと思います。

 

でも、ここで踏ん張って頑張ることで、いじめに勝つことができるんです。

あなたの頑張りを見て、ほかの先輩看護師が助け舟を出してくれるかもしれません。

いじめてくる先輩を見返すこともできます。

そして、何よりあなたは看護師として成長することができるんです。

 

私も新人看護師の頃は、必死に勉強しました。

私は同期がいなかったので、同期同士で協力し合うこともできなくて。

仕事のスキルやスピードなどではさすがに勝てなかったので、私は知識と正確性で勝負しました。

「これってさ〜、これで良いのぉ?」

のようにネチネチ言われた時に、

「これはこのようにアセスメントしたので、こうしました。エビデンスもあります。でもおっしゃる通り間違っているかもしれないので、○○先輩(もちろんいじめる先輩より上の立場)に確認してきます」

のように言ったら、まさに

「ぐぬぬ…」

という表情をして、その場を立ち去っていきました。

あの時の爽快感といったら!

心の中でガッツポーズしました。

あなたにも、この爽快感をぜひ味わってほしいです!

 

 

プリセプターを変えてもらう

 

あなたがプリセプターからいじめられているなら、プリセプターを代えてもらいましょう。

プリセプターは基本マンツーマンですよね。

プリセプターからいじめられるなんて、地獄以外の何物でもありません。

 

だから、プリセプターからいじめられているなら、我慢せずに師長にプリセプターを代えてもらうようにお願いしてください

この時に、師長にいじめの事実を報告してくださいね。

「なんとなく、性格が合わなくて…」

のように言うと、

「社会人なんだから、そんなことを言ってはダメ!」

とあなたが悪者になりかねません。

 

そして、もう1つ大切なことはいじめの「事実」を報告することです。

あなたの主観はできるだけ取り除き、客観的な事実を報告しましょう。

そうすることで、いじめがあったという信ぴょう性が増し、師長もあなたの言い分を信じてくれます。

 

 

異動を申し出る

 

新人看護師がいじめられているなら、異動を申し出て、違う部署で働くという対処法もあります。

 

複数の先輩にいじめられて逃げ場が一切ない。

プリセプターを代えてもらえない。

 

このような時は、師長に人事異動を申し出ましょう。

それができないなら退職することも考えていると伝えてください。

そうすれば、師長も問題の重大さに気づいて、きちんと対処してくれますし、早めに異動させてくれるはずです。

 

 

ここまで5つの対処法をご紹介してきましたが、この5つの対処法のほかにもう1つだけやってみてもらいたいことがあります。

そのもう1つのこととは、いじめか指導かの見極めです。

次は、いじめか指導かの見極めについてお話していきます。

 

 

新人看護師やブランクありの看護師は指導かいじめかを見極めることも大切

 

新人看護師やブランクありの看護師は先輩やプリセプター、お局看護師からいじめのターゲットにされやすいです。

 

そして、いじめはあなたが悪いわけではありません。

根性が悪い先輩看護師、プリセプター、お局看護師が悪いんです。

 

ただ、あなたが今、

「いじめられている…」

と感じているなら、一度だけ指導かいじめかを見極める必要があります。

 

「は?私は悪くないし!いじめる側が悪いって言ったじゃん!」

と思うあなたの気持ちもわかります。

そう。あなたは悪くありません。

ただ、誤解が生じている可能性もあるんです。

 

 

ナーバスになりすぎて過剰反応をしている新人看護師もいる

 

新人看護師は、毎日ストレスフルで、心身共にギリギリの状態で頑張っていると思います。

私もそうでしたから。

 

そうすると、どうしてもマイナス思考になります。

心身共に健康な状態なら、笑い飛ばせるようなことでも、ギリギリの状態でマイナス思考になっていると、ものすごく傷つくんですよね。

ナーバスになってしまって、過剰反応してしまうんです。

 

だから、元気な状態なら、

「これは指導であり、いじめではないよね」

と思えるようなことでも、今のあなたの状態では

「これ、いじめじゃん。ていうか、パワハラ?」

と思ってしまう可能性があるんです。

 

もちろん、あなたが

「これはいじめ」

と感じたなら、それはいじめになります。

当人がどう感じたかが大切ですから。

 

ただ、双方に誤解が生じている可能性があり、先輩看護師やプリセプターはいじめる気なんてサラサラなくて、善意で指導してくれているだけということもあります。

 

だから、いじめられていると感じたら、いじめか指導かをしっかり見極める必要があるのです。

 

「いじめか指導かを見極める方法って何?具体的に知りたい!」

と思ったあなたのために、いじめか指導かを見極める方法をご紹介していきます。

 

 

自分の行動を見直してみれば見極められる!

 

厳しい指導なのかいじめなのかを見極めるためには、あなたの行動を見つめ直してみましょう。

 

  • 報告・連絡・相談を徹底する
  • 言われたことはメモをする
  • 指導されたら素直に聞く
  • 「デモデモダッテ」はダメ
  • 教えてもらったことはその日に復習
  • 挨拶はきちんとする
  • ナースコール対応は率先して行う

 

とりあえず、新人看護師はこれを心がけておくと、

やる気がある新人看護師

と思ってもらえます。

 

逆に、これをやっていないと、先輩看護師の心証が悪くなり、本当はそうじゃないのに

「ダメな新人看護師」

というレッテルを貼られて、厳しい指導になりやすいです。

 

だから、まずはこれらのことをしっかりやってみましょう。

それで、厳しい態度が軽減されれば、愛のムチ的な厳しい指導だったのでしょう。

それでも、厳しい態度がが続くようであれば、あなたは本当にいじめられているのだと思います。

 

 

先輩看護師は責任感から厳しい指導になることも

 

「でもさ、いくら指導でも厳しすぎでしょ!」

と思う新人看護師さんもいると思います。

 

確かにそうですね。

でも、先輩看護師は患者さんとあなたのことを考えて、厳しい指導をしてしまうことがあるんです。

 

看護師の仕事は1つのミスが患者さんの命を奪います。

だから、先輩看護師は患者さんの命に直結するようなことは、厳しく指導します。

患者さんの命を守るため

そして、あなたの看護師としての未来を守るため

 

あなたは自分のミスで患者さんが死んでしまったら、どう思いますか?

「もう看護師をやっていけない。私は看護師を辞めなければいけない」

と思うのではないでしょうか。

そして、看護師を辞めた後も一生後悔の念に苛まれると思います。

 

先輩看護師やプリセプターが厳しく指導するのは、患者さんを守るのと同時に、あなたのことを守るためなんです。

 

私が5年目の時、プリセプターではなく、新人看護師のフォロー役をしていたことがありました。

簡単に言うと、落ち込んだ新人看護師を励ます役回りですね。

 

ミスをしてプリセプターにがっつり怒られてむくれていた新人看護師に、プリセプターが怒ったのはあなたを守るためでもあると伝えたら、新人看護師はハッとした顔をしていました。

 

もちろん、度を越して厳しすぎるのは問題ですが、先輩があなたを厳しく指導するのは、ただ単に根性が悪いだけではなく、このような事情・先輩看護師の思いがあることは知っておいてください。

 

 

いじめに悩む新人看護師は先輩が優しく指導してくれる職場に転職を!

 

いじめに悩む新人看護師やブランクがある看護師は、先輩が優しく指導してくれるところに転職するのも1つの対処法です。

 

「新人看護師が転職して良いの?」

と思うかもしれませんが、全然OKです。

第二新卒の求人もたくさんありますから、安心してください。

詳しくは、「看護師が辞めるのは新人の時でもOK?それともNG?」<リンク>で説明しています。

 

そして、

優しい先輩?ありえない

と思うかもしれません。

でも、あるんです。

先輩看護師が優しく指導してくれる職場はあります

 

先ほど紹介した5つの対処法をやっても、いじめは解決できなかった。

そもそも、いじめをするような職場には未練はないし、早く辞めたい。

 

それなら、先輩看護師が優しく指導してくれる職場に転職すれば、簡単に問題は解決します。

 

「でも、先輩看護師が優しいかどうか?優しく指導してくれるかなんて、わからないじゃない!」

という疑問を持つ人もいると思います。

 

そんな時に助けてくれるのが、転職サイトです。

転職サイトでは病院ごとの新人看護師の離職率のデータを持っています。

新人看護師の離職率が低ければ、それだけ新人看護師が働きやすい職場、新人看護師に優しい職場ということになりますよね。

さらに、転職コンサルタントは、職場を訪問したり、今まで担当してきた看護師さんから職場の雰囲気や人間関係などの情報を聞いているので、実際に先輩が優しいかどうかを知っています。

 

だから、先輩やお局、プリセプターからのいじめに悩んでいる新人看護師やブランクから復帰した看護師さんは、転職サイトを使えば、今度はいじめられず、優しく指導してもらえる職場で働くことができます

 

転職サイトはすべてのサービスを完全無料で利用できますので、気軽に利用してみてくださいね。

 

もし、辞める前に、

「どうしてもあのお局看護師にいじめの仕返しをしたい!」

「先輩にやられっぱなしは悔しい!」

という人は「看護師のいじめの仕返しおすすめ5選!パワハラ&モラハラに復讐せよ」を一緒に読んでみると良いですよ。