看護師の夜勤が2交代制の時、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?2交代制と3交代制のどちらが良いのか悩んでいる人は、2交代制のメリットとデメリットを知って、どちらを選ぶかの参考にして下さいね!
看護師の夜勤の2交代制にはどんなメリットがある?
看護師の夜勤の2交代制にはどんなメリットがあるのでしょうか?3交代制にはない2交代制のメリットを挙げてみました。
プライベートな時間が増える
2交代制の夜勤だと、プライベートな時間が増えるというメリットがあります。夜勤はたいてい午前9時ごろには終わります。
そして、もし翌日が休日でなく夜勤入りだったとしても、夕方からの勤務になりますので、30時間以上は勤務間隔が空くことになります。2交代制の夜勤は勤務時間が長い分、勤務間隔が空きますので、プライベートな時間が増えるんです。
夜勤手当が良い
2交代制の夜勤手当は3交代制の夜勤手当よりも金額が高いというメリットがあります。2交代制の1回の夜勤は、3交代制の準夜勤1回+深夜勤1回になりますよね。
看護協会の調査によると、夜勤手当は2交代制で1万119円、3交代制の準夜勤で3812円、深夜勤で4635円となっています。2交代制1回で1万119円、3交代制だと準夜勤1回+深夜勤1回で合計8447円。
同じ勤務時間で1600円以上の差が出ます。夜勤の月平均は4回ですから、1ヶ月に6600円以上も違ってくるんです。
看護師の夜勤の2交代制のデメリットは何?
看護師の夜勤の2交代制のデメリットは何でしょう?メリットだけではなく、2交代制の夜勤のデメリットもきちんと知っておきましょう。
2交代制の夜勤は、勤務時間が長いことです。2交代制の夜勤の場合、17時から9時までなど16時間以上の勤務になります。
これに、勤務前の情報収集や勤務後の残業などの時間を加えると、18時間以上も病棟にいることも珍しくありません。
2交代制の夜勤は、途中2時間の仮眠時間が設けられていることがほとんどですが、18時時間以上、つまり1日の4分の3は病棟にいると考えると、ちょっとウンザリしますよね。
勤務が終わった頃には、もうグッタリで眠気もマックス。休憩室のソファーから立ち上がる気力もないという状態になることも多いんです。
看護師の夜勤の2交代制がきついと感じたらどうする?
看護師の夜勤の2交代制がきついと感じたら、どうすれば良いでしょう?2交代制のメリットとデメリットを見てきましたが、メリットよりもデメリットが大きいと感じた人もいますよね。
そして、今現在2交代制の夜勤をやっていて、長時間の勤務がきついと悩んでいる人もいると思います。そういう人は、3交代制の病院を選ぶようにしましょう。
近年の流れとして、3交代制から2交代制の勤務体制が主流となっていますが、3交代制が悪いというわけではありません。それに、3交代制の勤務体制を取っている病院もたくさんあります。
特に、今2交代制の夜勤をきついと感じている人は、3交代制の夜勤に変わったら、それほど夜勤を苦痛に感じなくなることもあります。
私の友人は3交代制から2交代制の病院に転職したのですが、長時間の夜勤が合わずに体調を崩しがちになっていました。それからまた3交代制の病院に転職したら、体調が回復したんです。
友人いわく、「私に2交代制は合わない。16時間も集中力が続かないし、体力ももたない」だそうです。2交代制と3交代制のどちらが良いかは人それぞれです。
2交代制が合わない、デメリットが大きいと感じる人は3交代制を選びましょう。そして、2交代制のメリットが大きいと感じるひとは、2交代制を選んでくださいね。2交代制の病院を選ぶ人も3交代制の病院を選ぶ人も、転職サイトを利用しましょう。
転職サイトなら、担当者に2交代制か3交代制かの希望を伝えれば、それに合った病院をピックアップしてくれます。さらにその中から、給与面や年間休日数、教育体制などの希望条件に合ったものを選べば、満足できる転職ができますよ!