看護師は院内託児所を夜勤で使うデメリットとメリットは何でしょうか?
「院内託児所を使って夜勤に入っても良いかな?」
「院内託児所と民間の夜間対応の保育園を使うのでは、どっちが良いのかな?」
夜勤に入るママ看護師は、夜勤中はどこに看護師を預けるかが大問題。
家族・親戚に預けられれば一番良いのですが、それができないことも少なくありません。
そんな時に頼りになるのが、24時間対応の院内託児所という存在です。
今回は看護師が院内託児所を夜勤で利用するデメリットとメリット、さらに院内託児所を選ぶポイントをまとめました。
これを読めば、ママ看護師でも夜勤に入ってバリバリ働けますし、育児と仕事を両立しやすくなると思いますよ。
看護師が院内託児所を夜勤で使うデメリット
看護師が院内託児所を夜勤で使うデメリットから見ていきましょう。
夜勤に入れる日が限られることも
24時間対応の院内託児所は、毎日夜間保育をしているというわけではなく、週に1~2日だけ夜間保育をしているところが多いです。
そうすると、自分が好きな日に夜勤に入れるわけでなく、夜間保育をしている決められた日にしか夜勤に入れなくなってしまいます。
いつも同じ人と夜勤をすることに
先ほども言ったように、院内託児所を使うと夜勤に入れる日が限られるというデメリットがあります。
そうすると、自動的に一緒に夜勤に入る人が決まってくることがあります。
例えば、金曜日に夜間保育をしている院内託児所だった場合、金曜日は院内託児所を使っているママ看護師が夜勤にはいることになりますよね。
だから、いつも同じ人と夜勤に入ることになるんです。
その看護師さんが気の合う人だったら何の問題もありませんが、いまいち気が合わない人だったら、気が重いですよね。
看護師が院内託児所を夜勤で使うメリット
看護師が院内託児所を夜勤で使うメリットはたくさんあります。
院内託児所を使うデメリットがあるのは確かですが、メリッもたくさんあるんです。
夜勤に入ることができる
看護師が院内託児所を使うメリットは、夜勤に入ることができることです。
当たり前と言えば当たり前ですが、これは大きなメリットだと思います。
看護師は夜勤に入らないと稼げませんよね。
だから、24時間対応の院内託児所を使うと、夜勤に入ることができる。
つまり、しっかり稼ぐことができるんです。
また、看護師キャリアの面でも、夜勤に入るメリットは大きいです。
都市部なら、夜間保育をしている民間の保育園もありますが、地方ではなかなかそのような保育園はありません。
だから、24時間対応の院内託児所は、夜勤に入りたいママ看護師の強い味方なんです。
料金が安い
看護師が院内託児所を使って夜勤に入るメリットの2つ目は、料金が安いことです。
民間の夜間保育をしている保育園は、夜間保育の利用料が高いです。
具体的な金額は保育園によって異なりますが、2交替の夜勤で預けると、10,000円以上かかることがあるので、夜勤手当が全部吹っ飛ぶ、むしろマイナスになることがあります。
でも、院内託児所だと、夜勤で16時間以上預けても、安いところだと1回2,000円、高くても5,000円未満で済みます。
せっかく夜勤に入っても夜勤手当が吹っ飛ぶなら、何の意味もありません。
院内託児所なら保育料を支払っても、しっかり稼ぐことができるので、ママ看護師にとってはとてもありがたい存在なんです。
近くにいるので何かと安心
看護師が子どもを預けて夜勤に入ると、やっぱり何となく子どものことが気になって心配になりますよね。
日勤帯に預けるならさほど気にならなくても、夜勤中に預けるのはなんとなく不安になるものです。
でも、院内託児所を使えば、夜勤中の休憩に子どもの顔を見に行くことができますし、もし何かあったらすぐに報告してもらえるので安心です。
柔軟に対応してもらえる
子どもってすぐに熱を出しますよね。
昼間は元気だったのに、夜になると熱を出す子どもも多いです。
看護師の人数が多い日勤帯ならともかく、夜勤中は人数は必要最低限しかいないので、
「子どもが熱を出したから早退します」
とはできないですよね。
でも、民間の夜間保育をしている保育園はそのような看護師事情には配慮してくれないので、どうにもならないことがあります。
それに対して、院内託児所は比較的柔軟に対応してくれます。
もし、夜勤中に院内託児所に預けている時に子どもが熱を出したとしても、座薬を入れて様子を見てもらえたり、その病院の小児科を受診させるなどの対応してもらえることも多いです。
看護師が院内託児所を夜勤で使う時のポイント
看護師が院内託児所を夜勤で使いたい時には、次の3つのポイントをチェックして、院内託児所がある病院を探しましょう。
ただ、「24時間対応の院内託児所がある!」というだけで職場選びをすると、
「思ったような託児所じゃなかったんだけど…」
ということになりかねません。
夜間保育を使える年齢
看護師が院内託児所を夜勤で使いたいなら、夜間保育に対応している年齢をチェックしてください。
日勤帯は生後2ヶ月~6歳に対応しているというところでも、夜勤帯は「夜泣きしなくなってから」とか「3歳以上」のように限定しているところもあります。
また、夜間保育のみ小学3年生までOKとしている院内託児所も少しずつ増えてきています。
小学3年生まで対応してくれれば、ママ看護師は「小1の壁」に悩まずに済みますよね。
病児保育OKか
看護師が院内保育所を夜勤で使うなら、病児保育に対応しているかも確認しましょう。
先ほども言いましたが、夜勤は日勤以上に休むことができません。
だから、ただ柔軟に対応してくれるだけでなく、病児保育にも対応してくれている方がママ看護師としては安心なんです。
夜勤明け保育はあるかどうか
夜勤で院内託児所を使いたいママ看護師は、夜勤明け保育があるかも確認しましょう。
夜勤明けは疲労困憊で眠さもMAXですよね。
確かに眠くてボロボロ…
でも、院内託児所に子どもを預けて働いたママ看護師は、夜勤明けで子どもと一緒に帰って、子どもの世話をしなければいけません。
うわ!それはキツイかも
子どもの生活リズムを崩さないためにも、仮眠はできないということ多いですよね。
1日くらいならなんとか頑張れますが、いつもそんな生活を続けていたら、体を壊してしまいます。
二重保育で日中は地域の保育園を使っているなら、そこに預ければ良いですが、日中も院内託児所を使っている人は、夜勤明けも預かってくれると本当に助かると思います。
いつも預けるのでなくても、体がどうしてもつらい時に夜勤明けにも預けられるかどうかを確認しておくと心強いですよ。
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