看護師が夜勤で残業しないためには、どうしたら良いのでしょうか?看護師は残業が多い職業ですが、夜勤明けはできるだけ残業をせずに早く家に帰りたいものです。
それなのに毎回のように残業があったらウンザリしますよね。夜勤で残業をしないための方法を一緒に考えてみましょう。
看護師が夜勤で残業すると、もうヘトヘト&グッタリ
看護師が夜勤で残業すると、体力的にもきついですし、眠気も限界に達していますよね。夜間にスタッフ数が少ない中で頑張って働いて、ようやく日勤さんに申し送りをしたのに、まだ仕事が残っている・・・。
眠いし疲れているし、それでもまだまだ仕事をしなくちゃいけない。そんな状態だったら、もうウンザリとかゲッソリとかそんな感情を通り越して、残っている仕事なんて投げ出して、そのまま家に帰りたくなっちゃいますよね。
日勤の日の残業だったら、まだ我慢できる。でも、夜勤の日の残業は本当に勘弁してほしいという人も多いのではないでしょうか。
しかも2交代制だったら、16時間以上働いたあとに、さらにまた働くことになります。夜勤後は疲れ&眠気で仕事の効率も落ちますので、気がつくとお昼過ぎということも珍しくありません。
「あれ?私、20時間以上も病棟にいるんだけど・・・」という事実を知って、愕然とすることもありますよね。
看護師が夜勤で残業しないためには、朝の仕事をできるだけ減らす
看護師が夜勤で残業をしないためには、深夜にできることはやっておいて、起床時間以降の仕事をできるだけ減らすことが大切です。
起床時間以降は、検温や採血、痰や尿など検体を取ること、水分出納のチェック、点滴、朝食介助、内服薬の配薬、看護記録の記入などやらなければいけないことが満載です。
それに加えて、ナースコールにも対応しなければいけませんし、急変や緊急入院があることもあります。起床時間以降は仕事がたくさんあるのに、それにプラスして仕事が増えれば残業確定ですよね。
ですから、残業しないためには、起床時間以降の仕事をできるだけ減らして、イレギュラーなことにもある程度対応できるようにしておく必要があるんです。
起床時間以降の仕事を減らすためには、夜のうちから仕事を前倒ししてやっておけばOKです。「今もできるけど、朝やっても良い仕事」は、時間がある深夜のうちに全部終わらせておきます。
そして、看護記録も書けるところは書いておく、採血や点滴の物品準備も終わらせておくなど朝の仕事をできるだけ深夜のうちに終わらせておけば、朝にやることが少なくなります。
夜勤はのんびり仕事をするのではなく、「今できることは今やっておく」、「できるだけ仕事を残さず、すべて前倒しでやっていく」ことを覚えておきましょう。そうすれば、朝に少し余裕ができますので、残業せずに仕事を終わらせることができます。
看護師が夜勤で残業ばかりする時は、業務改善を提案しよう
看護師が夜勤で残業ばかりする時は、どうすれば良いのでしょう?仕事を前倒しで終わらせて、朝の仕事を少なくしても、緊急入院や急変がなくても、なぜか毎回のように残業があるということもありますよね。
そういう時は、師長に業務改善を提案しましょう。イレギュラーなことがなく、残業しないように努力しているのに、毎回のように残業があるのは、明らかに夜勤の業務が多すぎです。
そのため、師長に残業をしないように努力していること、それでも毎回のように残業をしなければいけないことを報告し、夜勤の業務を減らしてもらうように相談してください。
起床時間から日勤への申し送りまでに行う仕事の中で、日勤で行っても良い仕事はありませんか?夜勤でやらなくても良い仕事はないでしょうか?もし、そういう仕事があるなら、夜勤ではなく日勤でやってもらうように提案しましょう。
日勤でできる仕事がなければ、夜勤の人数を増やしてもらうか、早番を入れてもらうように交渉してみてはいかがでしょうか。残業しないように努力をしても残業がある、そして師長に相談しても対応してもらえないという場合は、転職を考えても良いでしょう。
やっぱり夜勤で残業するのは嫌ですよね。転職する時は、転職サイトを使うことをオススメします。転職サイトなら、担当者に「夜勤で残業がないところ」、「夜勤があまり忙しくないところ」などの希望を伝えれば、それに合った求人を探してくれますよ!
そういうところに転職すれば、「夜勤で残業」という今のつらい状況からサヨナラできますね!