看護師は休めない仕事ですよね。もともと看護師の年間休日って、世間一般の仕事と比べると少ないんですが、それに加えて看護師ならではのいろいろな事情でさらに休めない状況になっていることが多いんです。
休めなかったら、誰でも辞めたくなりますよね。看護師が休めないから辞めたいと思うのは、どんな時なんでしょう?
目次
看護師が休めないから辞めたいと思う時=シフトがキツイ!
看護師が休めないから辞めたいと思う時は、勤務シフトがキツイ時です。
3交代制の勤務シフトの場合は、日勤をしてその約8時間後に深夜勤に入らないといけない、準夜勤の後に日勤に入るなどですね。勤務と勤務の間が8時間くらいしかないなら、全然休めませんよね。
2交代制の場合だと、夜勤明けの翌日に日勤に入る「明け日勤」や3日勤1夜勤をした後に休日は1日だけ、また1日勤2夜勤に入るなどのシフトは、看護師の体調を考えていないムチャクチャなシフトですし、「こんなに休めないなら辞めたい」と思いますよね。
勤務シフトを作る師長や主任も、できる限りこういう休めないシフトは組まないようにしているとは思うのですが、人手不足だとどうしても無理なシフトになってしまうこともあります。
休めないシフトでも1~2回だけで、「今回だけゴメンネ」と言われれば、「仕方ないな、頑張ろう。」と思えますが、毎月当然のようにムチャクチャなシフトがあったら、もう辞めたいと思うようになりますよね。
看護師が休めないから辞めたいと思う時=有給が使えない
看護師が休めないから辞めたいと思う時の2つ目は、有給が全く使えない時です。看護師の場合、有給休暇は有名無実化していて、「有給=捨てるもの」と思っている人も多いと思います。
「姉の結婚式に参列したいから、有給を使いたい」、「病気の祖母を見舞うのに有給を使いたい」と家族との大切な時間のために、有給取得を師長に相談しても、「人が足りないから、有給はダメ。」と断られてしまうこともあるでしょう。
大切な時に有給を使えない、休めないなら辞めたいと思うのも当然です。
看護師が休めないから辞めたいと思う時=体調不良でも出勤
看護師が休めないから辞めたいと思う時の3つ目には、体調不良でも休めないというものがあります。
風邪を引いて熱がある時に、病棟に電話して「熱が38℃あって、体調が悪いので休みたいのですが」と伝えても、「休まれるのは困るから出勤してくれる?」と言われて、休憩時間に点滴を受けながら仕事をしたという経験がある看護師さんも多いのではないでしょうか?
私は、新人看護師の頃、プリセプターに「どんなに体調が悪くても、とりあえず這ってでも病棟に来て!」と言われたことがあります。
また、ママさん看護師は、子供が熱を出して看病したいのに休めないという悩みもありますよね。熱が出たら保育園には預けられない、でも預けるところもないし、子供が具合が悪い時くらいは傍にいてあげたいと思っても、自分の仕事が休めない。
近所の友人に無理を言って頼み込んだり、自宅や病院から遠いところの病児保育OKの保育園を臨時で利用するなどをして、何とかやり繰りしている人も多いんです。
自分の体調が悪い、子供の体調が悪い時に休めないなら、そこまでして仕事をしたくない、もう辞めたいと思うようになりますよね。
看護師が休めないから辞めたいと思った場合の解決法
看護師が休めないから辞めたいと思った場合の解決法はあるんでしょうか?一番簡単な方法は、看護師を辞めてしまうことですが、辞めてしまうのはもったいないですから、看護師の仕事をしながら解決できる方法を考えてみましょう。
「休めないから辞めたい」という悩みの解決法は、ずばり転職です!転職先を厳選して、ムチャクチャなシフトは作らないところや、有給消化率が高いところを選べば、看護師をしながらしっかり休むことができますよね。
有給休暇を使えるところなんてあるの?と思うかもしれませんが、有給消化率80%以上という病院もあるんですよ!さらに、年間休日が120日以上のところに転職すれば、「休めない」なんていう悩みは忘れちゃいますよね。
そして、きちんと休めるシフトを作っているところ、有給消化率が高いところは、そこまで看護師が不足しているというわけではありませんから、あなたの体調が悪い時は、きちんと休ませてくれると思います。
また、病児保育OKの院内託児所がある病院を選べば、お子さんが病気の時に預けるところがない!という悩みも解消されます。傍についていてあげることはできませんが、同じ病院内にいると思うと安心ですよね。
このような「ちゃんと休める」転職先を探すなら、転職サイトを使ってみませんか?
転職サイトは非公開求人も取り扱っているんです。非公開求人は、公開求人よりも好条件のものが多いですので、「ちゃんと休める」転職先を探すことができますよ!