看護師の中途採用の試験にはどんなものがあるのでしょうか?
転職しようと中途採用の求人に応募しても、どんな試験があるのかわからなければ採用は遠のいてしまいます。
看護師の中途採用の試験について知っておきましょう。
看護師の中途採用の試験=1次試験は書類審査
看護師の中途採用 試験は、ほとんどの場合書類審査(1次試験)と面接(2次試験)があります。
「あれ?筆記試験とか実技試験はないの?」と疑問に思うかもしれませんね。
でも、看護師の中途採用 試験は基本的に筆記試験も実技試験もありません。書類審査と面接が試験内容になります。
では、まず1次試験の書類審査について詳しく解説します。
中途採用の求人に応募する時に提出する書類は履歴書です。また、最近は履歴書だけでなく職務経歴書の提出を求める病院や施設が増えています。
履歴書はあなたがどんな人物なのかを知ってもらう書類であるのに対し、職務経歴書はあなたの看護師経験やスキルをアピールするための書類になります。
履歴書はあなたの長所や志望動機を書く欄がありますが、長所は看護師の仕事にどう活かせるのかを考えて書きましょう。
また、志望動機は試験を受ける病院や施設の理念や特徴を踏まえつつ、転職後のことを見据えて前向きなものを考えましょう。
職務経歴書は、採用したら即戦力になることやどれだけ職場に貢献できるか等をアピールすることができますので、あなたの看護師経験やスキルをできるだけ詳細に書くようにしましょう。
履歴書も職務経歴書も誤字脱字はNGです。1ヶ所でも誤字脱字があると、どんなに良いことを書いてアピールしても、採用担当者に悪い印象を持たれてしまいます。
提出する前には必ず誤字脱字がないかを確認してください。
看護師の中途採用の試験=2次試験が面接
看護師の中途採用 試験の内容について、次は2次試験の面接を詳しく見てみましょう。
中途採用 試験の面接は、基本的に集団面接ではなく個人面接になります。
面接でよく聞かれる質問は、志望動機や看護師になった理由、看護観、前職の退職理由などです。
これらの質問をされたらスムーズに答えられるように、あらかじめしっかり準備しておくようにしましょう。
そして、面接で答える時は、大きな声でハキハキと答えるようにすると、採用担当者に好印象を持ってもらえます。
緊張していると声が小さく早口になりがちですので気をつけましょう。
また、第一印象はとても大切ですので、面接当日は身だしなみをきちんと整え、体調を万全にして臨んでください。
いくら面接時間に間に合うからといっても、夜勤明けの疲れた状態で面接に行くのは止めておきましょう。
看護師の中途採用の試験で筆記試験があるところはないの?
看護師の中途採用 試験では、基本的に筆記試験はありません。
でも、例外的に中途採用 試験で筆記試験があるところもあるんです。
「書類審査と面接だけだと思ってたのに、筆記試験もあった!ヤバい、全然準備してない!」という事態にならないように、どんな求人だと筆記試験があるのかもチェックしておきましょう。
公立病院や大学病院
公立病院や大学病院は、適性検査や小論文の筆記試験を設けていることがあります。
公立病院は公務員という身分になりますし、大学病院は高度で専門的な医療を行っていますので、一定レベル以上の看護師を採用したいためです。
一般企業
産業看護師や治験コーディネーター、臨床開発モニターなど一般企業の中途採用 試験にも適性検査や小論文の筆記試験があります。
一般企業の中途採用 試験は看護師に限らず、筆記試験があることが珍しくないんです。
基本的に看護師の中途採用 試験は書類審査と面接になりますが、公立病院や大学病院、一般企業では筆記試験があるケースもあります。
あらかじめどんな試験があるかわかっていても、やっぱり不安だし、試験に絶対に落ちたくないという人は、転職サイトを使いましょう。
転職サイトなら担当者が履歴書や職務経歴書の書き方、面接のコツなどを教えてくれます。また、筆記試験があるところでは、小論文のテーマで多いものなども調べてくれるんです。
ですから、中途採用 試験に不安を持っている人は、転職サイトを使えば、採用される確率がグッとアップしますよ!