看護師のリーダーは辞めたいと思うほど大変な仕事ですよね。「今日の日勤はリーダー」と思うだけで、仕事に行きたくなくなる人もいると思います。
そのくらいリーダー業務は大変なんです。リーダーが嫌で辞めたいと思った人は、どうすれば良いのか一緒に考えてみませんか?
看護師のリーダーは辞めたいと思うほど大変な仕事
看護師のリーダーは辞めたいと思うくらい責任が重くて大変な仕事ですよね。リーダーになると、医師の指示受けをしたり、スタッフ間の仕事を調整したり、ほかの病棟やオペ、検査など連絡の窓口になったりとやらなくてはいけないことが満載です。
しかも、リーダー業務は全部責任が重い仕事なんですよね。責任が重くて大変な仕事ですから、どうしても師長や医師に直接怒られることが増えてしまいます。
また、指示受けの時に、いかに今まで自分が治療や薬の作用などを「わかったつもり」になっていたかを思い知らされるんですよね。
それに加えて、自分がリーダーの時は、いまいち病棟がうまく回らなかったりすると、自分がいかにできない看護師か、能力が低いか痛感させられるんです。
こんなに大変な仕事なのに、リーダー業務をしたからといって、リーダー手当はつかないことがほとんどです。手当をもらえたとしても、1回数百円程度。全然割りに合わないんですよね。それなら「辞めたい」と思ってしまうのは、仕方のないことだと思いませんか?
看護師がリーダーで辞めたいと思ったら、リーダーのメリットを思い出そう
看護師がリーダーで辞めたいと思った場合、どうすれば良いのでしょう?まずは、リーダーをすることのメリットを思い出しましょう。
リーダー業務は、確かに大変です。でも、リーダーをすることは、あなたにとってデメリットだけではないんです。リーダーをすることでのメリットもあります。リーダーのメリットは、看護師として成長できることです。
リーダーをすると、自分がいかに「わかったつもり」になっていて、実際はあまりわかっていなかったことを思い知らされることになります。
これは本当にショックで落ち込んでしまいますが、ちょっと考え方を変えると、「わかったつもり」だったことを知ることができたということですよね。
「わかったつもり」だったなら、これから勉強して本当にわかるようになれば良いんです。また、リーダーは病棟全体を見なければいけないので、視野が広くなり、いろいろな角度から物事を見ることができるようになります。
それに、リーダー業務は「慣れ」と言われています。最初は、誰も上手にリーダーができなくて当然なんです。何度もリーダーをしていくうちに、リーダーを上手にできるようになります。
病棟の中に、リーダーが上手な先輩はいませんか?その先輩に、リーダー業務のコツを聞いたり、アドバイスをもらってみてはいかがでしょうか?たった1つのアドバイスが、あなたの悩みを解決してくれるかもしれません。
リーダーは大変ですが、あなたが看護師としてステップアップできるチャンスだと思えば、もう少し頑張ってみようかなと思えませんか?
看護師がリーダーで辞めたいと思ったら、リーダーがない職場への転職もあり
看護師がリーダーで辞めたいと思って、リーダー業務のメリットを考えてみたけれど、それでもやっぱり辞めたい、リーダーは嫌だという場合、どうすれば良いでしょう?
どうしても、リーダー業務が合わない、苦手という人もいますよね。そういう人は、リーダー業務がないところへ転職を考えても良いかもしれません。
今の病棟で、あなた1人だけリーダーが嫌だから、リーダーをしないというわけにはいきませんよね。経験年数が3~4年目になったら、リーダーをしなくてはいけないところがほとんどですから。
リーダー業務がない職場なんてあるの?と思うかもしれませんが、比較的少人数の職場はリーダーを置いていないところもあるんです。
一部のクリニックや介護施設、療養型病院などはリーダーを置いていないことがあります。リーダー業務から解放されれば、ストレスなく、看護師を続けられますよね。
リーダー業務がない職場を探したいなら、転職サイトを利用しましょう。担当者に「リーダーが嫌。リーダー業務がない職場に転職したい」と伝えれば、リーダー業務がない職場を探してくれますよ!