看護師が転職を1月にするのはどうなのでしょうか?
看護師が転職して1月に入職すると、後悔しない転職ができるのかどうか、1月入職の看護師求人の数と質の両面から徹底解説します。
目次
看護師が転職を1月にするなら、1月がどんな時期なのかを知っておこう!
看護師が転職を1月にするなら、まずは1月が採用側の職場にとって、どんな時期になるのかを知っておきましょう。
これを知っておくことで、1月入職の看護師求人の数や質を考えるヒントになります。
1月は一般的には新年が始まる時期ですが、病院側にとっては看護師不足に悩む時期になります。
なぜなら、1月の前の月、つまり12月は冬のボーナスが支給される時期だからです。
冬のボーナスをもらってから12月末日付けで退職し、新年度が始まる4月までは自由を満喫しつつ、のんびり転職活動をする看護師さんって結構多いんです。
しかも、1月は年末年始休暇の振り替え休日を、スタッフが順番に取る時期でもあります。
12月に退職する看護師が多く、しかも1月は休日が多いとなれば、職場側にとって1月はもっとも看護師不足に悩まされる時期と言えるでしょう。
看護師が転職を1月にするなら?1月に転職する求人の数 おすすめ度★★★★
看護師が転職を1月にする場合、まずは1月入職の転職求人の数をチェックしましょう。
1月入職の転職求人がどのくらいあるかという「数」で考えた場合、おすすめ度は★★★★です。
先ほどもお話したとおり、職場側にとって1月はもっとも看護師不足が深刻になる時期ですから、1月入職の看護師求人を出すところが多いんです。
でも、1月はもうすぐ新年度が見えてくる時期でもありますよね。ですから、少し看護師が不足していても、新年度まで看護師を補充するのは見送ろうという職場もあります。
ですから、看護師不足が深刻と言えども、1月の看護師求人の数は「★★★★★」ではなく、「★★★★」なのです。
看護師が転職を1月にするなら?1月に転職する求人の質 おすすめ度★★
看護師が転職を1月にする場合、次は1月入職の看護師求人の質についてです。
1月入職の看護師求人の質のおすすめ度は★★です。つまり、1月に転職するのは、あまりおすすめとは言えないんですね。
なぜなら、先ほどお伝えしたように、1月は看護師不足が深刻になる時期です。そして、新年度が見えてくる時期でもあります。
そのため、職場は1月は最低限必要な看護師を確保しておくだけのところが多いんです。
1月に完全に補充するわけではなく、4月まで「シフトをギリギリ回せる」看護師を確保し、新年度の4月に大量に補充することになります。
そういう状態のところに、転職したらどうなるでしょう?転職したばかりなのに、即戦力として数えられ、看護師が足りないために、きちんと仕事を教えてもら得ない状態で働かなくてはいけません。
看護師が不足していなければブラックではない職場でも、1月に入職するとブラックな状態で働かなくてはいけないんです。
4月まで我慢すれば、ブラックではなく良い環境になるかもしれませんが、転職していきなりブラックな環境で働かなくてはいけないのはストレスフルですよね。
また、1月入職の求人を出す職場すべてが、新年度の4月に看護師をしっかり補充できるとは限りません。
1月入職の求人の中には、人間関係が悪かったり、残業が多いなどで離職率が高く、万年看護師不足に悩まされている。4月入職の大量募集を出しても、必要な人数が集まらないという職場もあるんです。
4月に看護師を補充できなければ、4月以降もブラックな状態が続きますよね。
1月入職の求人の中には、一時的にブラックな求人だけでなく、根本的にブラックな求人も混ざっていますので、1月入職の転職求人の質のおすすめ度は★★なのです。
まとめ
1月入職の転職のおすすめ度を、求人を数・質の両面から総合的に判断すると★★★になります。
転職求人の質はブラックなものが多いものの、求人の数はそれなりに多いので、たくさんある求人の中から厳選すれば、ブラックではない求人を見つけることができるでしょう。
1月入職の転職を考えている看護師さんは、転職サイトを使うと良いですよ!
転職サイトなら、担当者に1月に入職したいこと、さらにブラックな職場は嫌で、できるだけ看護師が不足していないところという条件を伝えれば、ブラック求人を避けることができるんです。
ちなみに、1月に転職することを検討している場合、今が1月の何ヶ月前であろうと、転職を検討し始めた今のうちに転職サイトに登録しておくことをおすすめします。
早めに転職サイトに登録しておくと、担当者にアドバイスをもらいながらゆっくり&じっくり転職活動を始められますし、担当者に1月に転職したいことを伝えておけば、1月には珍しいブラックではない求人が出たら、すぐに連絡してもらうこともできるんです。