看護師の転職の平均回数はどのくらいなのでしょう?もし、平均回数を超えているなら、もう転職することができないのでしょうか?
看護師の転職の平均回数や、転職の回数が多くなった場合の転職方法を教えます!
目次
看護師の転職は平均回数はどのくらいなの?
看護師の転職は平均回数はどのくらいなのでしょう?
看護師は売り手市場と言われていますし、看護師求人はとても多いので、ある意味「転職するのが当たり前」、「スキルアップや給料アップを狙うなら、転職するべき」とされていますよね。
でも、気になるのは、看護師はどのくらい転職しているのかです。看護師の転職の平均回数は何回くらいなのでしょう?
看護師の転職の平均回数は、厚生労働省の看護職員就業状況等実態調査を見ればわかります。この調査の中に、現在看護師として働いている人の退職回数の結果が出ています。
現在看護師として働いている人の退職回数=転職回数となりますよね。
そして、この厚生労働省の調査結果は、0回が45.2%、1回が24.0%、2回が14.1%、3回が7.9%、4回が3.7%、5回が3.4%、無回答が1.6%です。
意外と少ないと思ったかもしれませんね。この厚生労働省の調査結果から、看護師の転職回数の平均は0~2回程度と言うことができるでしょう。
看護師の転職の平均回数はあくまで参考程度に!
看護師の転職の平均回数は、厚生労働省のデータを参考にすると、0~2回となります。
この記事を読んでいる看護師さんは、おそらく転職回数が多いと、転職に不利になるんじゃないか、今後の看護師人生に不利になるのではないかと不安に思っているんですよね。
だから、看護師の転職の平均回数を知りたいんだと思います。でも、転職の平均回数が0~2回であるならば、転職は2回までならOKかというと、決してそういうわけではないんです。
この厚生労働省のデータは、20~50代の全看護師の平均なのです。
20代で2回転職している人と、50代で2回転職している人では意味が違いますよね。
でも、50代で2回転職している人は、1つの職場で平均15年程度は勤めているんです3~4年しか勤めていない人と15年以上勤めている人では、信用性が違いますよね。
ですから、看護師は転職の平均回数はあくまで参考程度にして、「平均回数以内ならOK」、「平均回数を超えたらNG」というわけではないのです。
看護師の転職 回数は何回なら不利にならないの?年代別の具体的な回数は?
看護師の転職回数は平均0~2回ですが、同じ回数でも年代によって印象が変わってくることをお話ししました。
では、各年代ごとに具体的に「多いな」と思われない転職回数は何回なのかを考えていきましょう。
これは、正確なデータがあるわけではありませんし、あくまで印象によるものです。そして、20代前半で看護師になった場合で考えていきます。
看護師の転職回数で「多いな」という印象を与えないためには、1つの職場に5年以上勤める必要があります。
5年以上勤めれば、新人看護師なら一人前の看護師になりますし、中途採用の場合ならその職場に関することは隅々までわかるようになるからです。
もちろん、1つの職場にもっと長く勤めたほうが印象は良くなります。
でも、看護師は他の職業と比べて転職しやすい分、転職回数が多めですし、結婚・妊娠・出産等のライフスタイルの変化で一度退職する人が多いので、5年以上勤めれば、採用担当者から「すぐに辞めない」という信頼を得ることができるでしょう。
このことを踏まえて、「多い」と思われない看護師の転職回数を考えると、「自分の年代の十の位-1」となります。20代なら2-1で1回、30代なら3-1で2回、40代なら4-1で3回、50代なら4-1で4回ですね。
この回数であれば、採用担当者に「転職回数が多いな」と思われて不利になることはありませんし、「すぐに辞めずに長く勤めてくれるな」という信頼を得られるはずです。
ただ、この回数はあくまで目安ですので、20代で転職回数が2回だと絶対に不利になる、30代で転職回数が3~4回あると希望の職場に転職できないというわけではありません。
看護師は転職 回数が多くなってしまったら、長く勤めることをアピールしよう
看護師は転職回数が多くなってしまったら、どうすれば良いのでしょう?まだ20代なのに転職回数は3回ある、30代後半で転職回数が4回など多めの人もいるでしょう。
自分では転職を繰り返すつもりはなかったけれど、いじめや家庭の事情等で、やむを得ず転職を繰り返してしまった場合もありますよね。
転職の回数が多くなってしまったら、先ほどもお話しましたが、どうしても採用側に「またすぐに辞めて転職するだろう」と思われますので、転職に不利になるのです。
じゃあ、転職回数が多くなってしまったら、転職はできないのかというとそんなことはありません。
転職の回数が多くなってしまったら、志望動機を明確にして、長く勤めることを履歴書や面接でアピールすれば良いのです。
なぜ、その職場を志望するか、入職後はどんな看護をやりたいかなどを具体的に述べると、仕事に対するやる気や熱意を伝えることができますので、採用に一歩近づきます。
さらに、面接等で「長く勤めます!」としっかりアピールできれば、転職回数が多いというマイナス条件を跳ね返すことができるはずです。
だからといって、「やる気と長く勤めることをアピールすれば良いんだ!」と思って、何度も何度も転職を繰り返していると、さすがに転職できなくなりますので、今度の転職を最後にするつもりで、求人を厳選し、長く勤められるところを探してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?看護師の転職の平均回数は0~2回ですが、転職回数による印象は年代によって違います。
また、転職回数が多くなってしまっても、やる気と長く勤めることをアピールすれば、転職することは可能です。
「じゃあ、やる気と長く勤めることは、具体的にどうやってアピールすれば良いの?」と疑問に思う人もいますよね。
具体的なアピール方法を知りたい人は、転職サイトを利用すると良いですよ!
転職サイトは、担当者が履歴書や面接のアドバイスをしてくれますので、やる気や長く勤めることの具体的なアピール方法を伝授してくれるんです。
また、あなたの希望を伝えれば、それに合った求人を紹介してくれますので、今度は長く勤められる職場に出会えるはずですよ!
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