看護師が転職後に出戻りたいと思ったら、出戻りはOKなんでしょうか?NGなんでしょうか?
転職後に「やっぱり前の職場が良かったな」と出戻りをしたいと思って、スムーズに出戻りできるケースと出戻りが難しいケースをご紹介します。
また、出戻りをしたけど、やっぱり辞めたいと思った場合の対処法もご紹介しますね!
看護師が転職後に出戻りたいと思って、スムーズに出戻りできるケース
看護師が転職後に出戻りたいと思ったら、出戻りをすることができるのかどうか、これはその状況によりますので、「必ず出戻りできる!」、「絶対に出戻りできない!」と断言することはできません。
でも、出戻りがスムーズにできるケース、出戻りが難しいケースはありますので、それぞれの代表例を知っておきましょう。まずは、スムーズに出戻りができるケースからです。
円満退職をした場合
スムーズに出戻りができるケース、1つ目は円満退職をした時です。円満退職だったら、あなたへの職場の印象は良いままですよね。
前職を退職して転職した理由にはいろいろあると思いますが、師長を始め職場のみんなが納得する退職理由であり、しかもきちんと社会人としてのマナーを守って辞めた場合は、円満退職となりますね。
円満退職なら、また出戻りで働きたいと思った場合、温かく迎え入れてくれるはずです。
条件面での折り合いがついた場合
転職後に出戻りがスムーズにいく2つ目のケースは、条件面での折り合いがついた場合です。
たとえば、前の職場はやりがいもあり、人間関係も良かったけど、「夜勤があって、育児との両立が難しいから」とか「土日は働けないから」などの理由で前職を辞めて転職した。
でも、転職先は人間関係が悪くて、前の職場を懐かしく思って出戻りをしたいなと思うようになることもありますよね。
そういう場合は、ただ単に出戻りをすると、また「夜勤があって、育児との両立が難しいから」とか「土日は働けないから」という悩みに直面して、すぐに退職を余儀なくされることになります。
でも、「日勤のみの勤務でOK」とか「常勤じゃなくて非常勤で」などの条件で職場側がOKしてくれたら、出戻りをして働いても、以前の悩みは解消できますので、スムーズに出戻りができるでしょう。
配属希望が通る場合
転職後に出戻りをしたい場合は、配属希望が通るかどうかを確認しなければいけません。もし、配属希望が通らないなら、出戻りをする意味がない可能性があるからです。
あなたが出戻りをしたいと思った理由が待遇面であるならともかく、師長の人柄や人間関係、やりがいなどの理由で出戻りを考えている場合、前と同じ部署に配属されないと、出戻りをする意味がないですよね。
前と同じ部署に配属してもらえるなら、出戻りがスムーズにいき、楽しく働けるはずです。
看護師が転職後に出戻りたいと思っても難しいケース
看護師が転職後に出戻りたいと思っても、出戻りが難しいケース、もしくは出戻りをしても、またすぐに辞めたくなるケースも知っておきましょう。
退職時に揉めた
出戻りが難しいケースの1つ目は、退職時に揉めた場合です。看護師が退職する時は、師長に引き止められることが多く、しつこく引き止められると揉めることもあります。
退職時に師長や職場側と揉めてしまうと、いくらほかの同僚と仲が良くても、採用してもらえないこともありますし、採用されて出戻りできたとしても、仕事がやりにくくなってしまうでしょう。
前職で人間関係が微妙である場合
転職後と比べると、前職はやりがいもあったし、待遇も良かったから出戻りたいと思っても、前職での人間関係が微妙だった場合は、出戻りが難しいかもしれません。
なぜなら、出戻りができたとしても、職場での人間関係が微妙だった場合、職場で「あの人、転職したのに、また戻ってきたよ。図太い神経しているよね~。」のように、あなたが出戻りをしたことを快く思わない人が多い可能性が高いからです。
同僚からそのように思われてしまったら、仕事がしにくいですし、職場では孤立して、ストレスフルな状態になってしまいます。
看護師が転職後に出戻りをして辞めたい場合はどうする?
看護師が転職後の出戻りをしたいと思って、スムーズに行くケースと難しいケースをご紹介しましたが、スムーズに行くケースでも実際に出戻りをしてみると、「辞めたい」と思うこともあるでしょう。
また、難しいケースだったとしても、一か八かに賭けて出戻りをしたけれど、「やっぱり出戻りしなければ良かった」と思うこともありますよね。
転職後に出戻りをしたけど、やっぱり辞めたいという場合はどうしたら良いでしょうか?また、出戻り後にすぐに退職して、次の職場へ転職することはできるのでしょうか?
このケースは、正直ちょっと難しいですよね。だって、あなたは転職後に出戻りをした。この時点で、転職を短期間で2回繰り返しているわけです。
そして、さらに辞めてほかのところへ転職する場合、転職を3回繰り返すことになるんですよね。
短期間に3回の転職を繰り返すのは、採用側から見るとどうでしょうか?「この看護師さん、またすぐに辞めちゃうかもな」と思われるはずです。そう思われたら、不採用の可能性が高くなりますので、転職が難しくなるのです。
でも、「辞めたい。辞めたい。」と思いながら働いていても、何のメリットもありませんし、ただつらいだけですよね。
ですから、今度の転職は絶対に失敗しないようにしましょう。もう今度の転職が看護師人生の最後であるくらいの覚悟を持って、転職をするんです。
今までの出戻り前の転職先を辞めたいと思った理由、そして出戻り先で辞めたいと思った理由を徹底的に洗い出して、なぜ転職を繰り返してしまったのかの原因究明をしましょう。
そして、原因をきっちり解決できる職場を探し、そこに転職するんです。ほかの条件では妥協したとしても、原因が解決できるかどうかは、絶対に妥協してはいけません。
そうすれば、今度は長く勤められる職場に転職することができ、転職を繰り返すことにはならないはずです。
まとめ
看護師が転職後に出戻りをするのは可能ですが、出戻り後に「失敗だった!」と思うと、次の転職が厳しくなりますので、出戻りをする前は、出戻りをしてスムーズに働けるのかどうかをきちんと見極めるようにしてください。
出戻りをしたいけど、条件面や配属先の交渉に自信がないという人は、転職サイトを使うと良いですよ!
転職サイトなら、担当者があなたの代わりに交渉してくれますので、出戻りができるかどうかをしっかり見極めることができます。
さらに、万が一出戻りをしてから辞めたいと思った場合でも、看護師の転職のプロである担当者が、あなたの失敗原因を一緒に究明してくれますので、次の転職は成功させることができるんです。
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