看護師が行うグリーフケアの重要性

看護師のグリーフケアとは、どんなケアか知っていますか?グリーフケアはここ数年で少しずつ認知されてきているケア方法です。

看護師が行うグリーフケアの重要性やグリーフケアを実践できる職場、グリーフケアを学ぶ方法をまとめました。

看護師のグリーフケアとはどんなケア?

看護師のグリーフケアとはどんなケア?

看護師はグリーフケアという言葉を聞いたことがありますか?耳慣れない言葉だと思った看護師さんも多いと思います。初めて聞いたという人も多いですよね。

グリーフ(grief)とは、深い悲しみのことです。グリーフケアでの「グリーフ」は大切な人、大切な家族との死別や喪失体験による悲嘆のことを意味します。

そして、「グリーフケア」は遺族を支えるケア、遺族の悲しみ、喪失感、痛みに寄り添うケアのことを言います。

家族と死別した場合、睡眠の不調を訴える人は8割以上にも上るという調査結果が出ています。

日本グリーフケア協会によると、日本人の場合は、遺族は思慕の情を核にして、感覚の麻痺、怒りなどの精神的な反応、睡眠障害や食欲低下などの身体的な反応、落ち着きがなくなる、涙が溢れてくるなどの日常生活や行動の変化などが現れます。

ショック期、喪失期、閉じこもり期、癒し・再生期という4つの段階を踏んで、遺族は悲しみから回復しますが、家族を失った悲しみから回復するには4年半もの歳月がかかるとされているんです。

深い悲しみに苦しむ遺族に寄り添うことが看護師のグリーフケアです。遺族に対して、励ますのではなく寄り添うこと、受け入れることを重視し、悲しみを表出する場を用意します。

また、患者さんの死後ではなく、終末期からグリーフケアは始まっているという考え方もあります。終末期から患者と家族に寄り添い、家族の思いに触れるようにすることで、死後のグリーフケアに活かすことができるのです。

看護師がグリーフケアを行いたいなら、どこで働くべき?

看護師がグリーフケアを行いたいなら、どこで働くべき?

看護師がグリーフケアを行いたいなら、どんな職場で働くべきなのでしょうか。グリーフケアは遺族に寄り添うことが基本です。

でも、一般的な病院では、患者さんが亡くなると、エンゼルケアを行ったら、すぐに霊安室に移動し、そこからは早めに自宅へ向かうことになります。そして、遺族は入院費の支払い以外では病院に来る機会はないでしょう。

つまり、一般的な病院では、看護師がグリーフケアに興味があっても、行うべき機会も時間もないのです。では、看護師がグリーフケアを行いたいなら、どこで働けば良いのでしょうか?

グリーフケアを実践したいなら、「遺族外来」がある病院で働きましょう。

遺族外来とは、家族を亡くした遺族が訪れて、医療者と話をし、一緒に考えていく外来のことです。

遺族外来はまだまだ多くはありませんが、埼玉医科大学国際医療センターや旭川医科大学病院、国立がん研究センター中央病院、淀川キリスト教病院(グリーケア外来)、市立甲府病院(緩和ケア内科)、筑波大学附属病院(グリーフケア外来)などがあります。

また、看取りを行っている訪問看護ステーションも、グリーフケアを行っているところが増えています。

訪問看護ステーションは長期間患者さんと家族とかかわりを持っていますので、大病院でのグリーフケアに比べて、本当の意味で寄り添うグリーフケアができると思います。

グリーフケアを積極的に行っている訪問看護ステーションは増えてきていますので、まずは看取りを行っている訪問看護ステーションをピックアップして、そこからグリーフケアを行っているところを選ぶと良いでしょう。

看護師がグリーフケアを学びたいなら、セミナーに参加しよう!

看護師がグリーフケアを学びたいなら、セミナーに参加しよう!

看護師がグリーフケアを学びたいなら、セミナーに参加すると良いでしょう。グリーフケアに興味があっても、実際にどんな看護をするのかよくわかりませんよね。

また、多くの病院では、院内研修でグリーフケアを行っていないと思います。それなら、外部のセミナーに参加してグリーフケアを学びましょう。

グリーフケアのセミナーを行っているのは、日本グリーフケア協会やグリーフ専門士養成スクールなどがあります。また上智大学や北里大学看護キャリア開発・研究センターなどでもグリーフケアに関するセミナーを開催しています。

日本グリーフケア協会のセミナーを受けると、グリーフケアアドバイザーの2級、1級、特級の資格を取得できますので、興味のある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

まとめ

看護師のグリーフケアについてまとめました。グリーフケアは、その重要性・必要性からどんどん取り入れている医療機関が増えてきていますので、今のうちからグリーフケアのスキルを身につけておくと、今後あなたの看護師としての武器・特技になるでしょう。

グリーフケアを行っている病院や訪問看護ステーションを探すなら、転職サイトを使うと良いですよ。

転職サイトなら、担当者にグリーフケアを行っている病院(訪問看護ステーション)を紹介してほしいと伝えれば、担当者が細かく調べてくれますので、グリーフケアを行っている職場に転職できるんです。

しかも、病院の場合は担当者が配属交渉をしてくれますので、遺族外来(グリーフケア外来)に配属になる可能性が高くなるのです。

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