男性看護師の実態が気になる!年収と6つの悩み&解決法

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男性看護師の実態が気になる!年収と6つの悩み&解決法

男性看護師が急増しています。ここ10年ほどで、世間的に男性看護師は珍しい存在ではなくなりましたよね。

それでも、実際に働いている男性看護師は、男性だからこその悩みを抱えながら働いているのです。男性看護師の年収や悩みと解決法をまとめました。

男性看護師の年収は493万7900円!

男性看護師は、みんなどのくらい年収・給料を貰っているか気になっているのではないでしょうか?

厚生労働省の平成28年賃金構造基本統計調査によると、男性看護師の年収は493万7900円(月給34万2400円、ボーナス82万9100円)となっています。

女性看護師の年収は479万5000円ですので、男性看護師の方が女性看護師よりも平均年収がやや高いんです。

これは、男性看護師は女性とは違い、結婚や出産で働き方を変える必要がないこと、女性よりも男性のほうが夜勤回数が多い傾向にあること、大病院で働いている人が多いことなどが理由と考えられます。

男性看護師の仕事上の悩みと解決法

男性看護師の仕事上での悩みとその解決法をご紹介します。男性看護師の仕事上の悩みには、女性患者からケアを拒否されること、肩身が狭いこと、将来的に不安なことの4つがあります。

  1. 女性患者からケアを拒否される→解決法は?
  2. 肩身が狭い→解決法は?
  3. 将来的に不安→解決法は?
  4. 医師に劣等感→解決法は?

女性患者からケアを拒否される→解決法は?

男性看護師の仕事上の悩みの1つ目は、女性患者からケアを拒否されることです。

「え~?男の看護師とか無理なんだけど~。」と言われたり、「女性の看護師さんに代えてください」と言われたりすると、あなたに責任がないことで、どうしようもないことと言えども、やはりショックですよね。

仕事だから、別にいやらしい気持ちになるわけでもないし、そんなの頭の片隅にもないのに、女性患者からケアを拒否されると虚しさでいっぱいになると思います。

女性看護師に堂々と代わってもらえばOK!

女性患者からケアを拒否された場合は、同僚の女性看護師にケアを代わってもらいましょう。この時に、変に卑屈になる必要はありません。「ごめん、悪いんだけど代わってくれる?」と一言伝えれば大丈夫です。

その代わり、あなたは男性のメリットである体力面で女性看護師を助けてあげて下さい。積極的に移乗などの力仕事を手伝えば、女性看護師も快く女性患者のケアを代わってくれるはずです。

男性看護師は優しい性格の人が多いので、なかなか自分から代わってほしいことを言い出せない人が多いと思いますが、必要な時には代わってもらわないといけません。

拒否されても、「仕事ですから」と言って、無理にケアをすると、モンスターペイシェントに「セクハラよ!」とか「痴漢!」と訴えられるリスクがあります。

悲しい現実ですが、リスク回避のためにも、変に卑屈にならず、堂々と代わってもらってください。

また、今急速に普及しているPNSの病院で働くのも良いかもしれません。PNSとはパートナーシップ・ナーシング・システムの略です。

PNSは看護師が常に2人1組で働きますので、女性患者のケアはパートナーの女性看護師にやってもらえば良いので、問題はすべて解決します。

肩身が狭い→解決法は?

男性看護師の悩み、2つ目は肩身が狭いことではないでしょうか?確かに男性看護師の数は増えています。

日本看護協会の調査によると、平成26年末時点で男性看護師(正看護師のみ)の数は7万3968人です。平成16年末の時点では3万1594人なので、10年で2倍以上に増えています。

ただ、まだまだ女性看護師の方が多いんです。平成26年末の男性看護師の人数は7万3968人ですが、看護師全体の数は114万2319人ですので、女性看護師は106万89351人となります。

男性看護師7万人に対し、女性看護師は106万人。男性看護師は6.4%しかいない。これが男性看護師の現状なのです。

6.4%しかいなかったら、肩身が狭い思いをするのは、仕方がないことと言えるかもしれません。

需要が高い職場で働けば解決!

職場で肩身が狭い思いをしている男性看護師は、男性看護師の需要が高い職場で働きましょう。男性看護師が重宝される職場で働けば、肩身が狭い思いをすることもなくなるはずです。

<男性看護師の需要が高い職場>

  • 精神科
  • 救急外来や救命救急センター
  • ICUやCCU
  • 手術室
  • 整形外科
  • 小児科

このような職場では、男性看護師の需要が高くなっています。精神科は患者が暴れたり、暴力行為があるため、男性看護師は重宝されます。また、救急や集中治療部門やオペ室は体力的にハードなので、男性看護師向きの職場と言えるでしょう。

整形外科は患者のADLが低いために力仕事が多いので、男性看護師の活躍の機会はたくさんあります。小児科病棟では父親代わりのような存在になれるので、男性看護師の需要は意外と高いのです。

需要が高い職場ならやりがいを感じることができますし、男性看護師も多く集まってきますので、肩身が狭い思いをすることはないはずです。

将来的に不安→解決法は?

男性看護師の仕事に関する悩みの3つ目は、将来的に不安があることです。看護師の給料はサラリーマンに比べると高いと言われていますが、年収がなかなか上がらないのが現状です。

男性看護師の平均年収は493万7900円でしたよね。では、男性サラリーマンの平均年収はどのくらいなのでしょう?

国税庁の平成27年分民間給与実態統計調査によると、男性サラリーマンの平均年収は520万5000円です。ちなみに、50代になると平均年収は650万円以上になります。

男性看護師の場合は結婚・出産で働き方を変える必要がない分、しっかり稼がなくてはいけません。

このサラリーマンとの年収差を考えると、将来的に不安になる男性看護師は多いのです。

管理職を目指せば万事解決!

男性看護師が将来的な不安を解決するためには、管理職を目指しましょう。看護師長や看護部長ですね。看護師長になれば、年収700万円前後、看護部長になれば年収800万円前後は稼ぐことができます。

男性看護師でも管理職になれるのか疑問に思うかもしれませんが、男性看護師の増加と共に、管理職として活躍している男性看護師も増えているんです。

男性看護師は結婚・出産・育児で働き方を変える必要がないので、女性看護師に比べてキャリア的にも有利です。

給料をアップさせるために、認定看護師や専門看護師になるのはおすすめできません。この2つの資格は、やりがいを感じることはできるものの、資格手当は数千円前後なので、年収は数万円しかアップしないのです。

それなら、認定看護管理者の資格を取得して、管理職の道を目指したほうが、確実に稼ぐことができると思います。

もし、今から転職して管理職を目指すなら、大病院よりも中規模病院へ転職することをおすすめします。男性看護師は大病院で働くことが多いですね。

男性看護師が多い大病院は、肩身が狭い思いをすることなく、男性看護師同士のつながりを持って働けるメリットがありますが、管理職への競争率が高くなります。

大病院で働く女性看護師は、仕事が好きでやる気があり、管理職を目指す人が多いので、さらに競争率が高くなるんです。

その点、中規模病院なら、男性看護師はそれほど多くなく、ゆるいスタンスで働く女性看護師が多いので、希望すれば管理職になりやすいのです。

医師に劣等感→解決法は?

男性看護師の仕事に関する悩みの4つ目は、よく2ch掲示板に男の看護師による書き込みがありますが、医師に劣等感を持ってしまうことです。

看護師は医師からの指示を受けて、働くことが多いです。医療行為に関しては、医師の指示がないとできません。

それが看護師だから仕方がないことですが、自分よりも年下の医師に偉そうに指示出しされたら、やっぱりイラっとしますし、なんで看護師になったんだろうと後悔することもあると思います。

しかも、これからあなたが看護師を続けていくと、自動的に年下の医師が増えていくことになります。

さらにムカつくのが、偉そうな若い医師ほど、仕事ができない&使えないことが多い

ことですよね。

でも、こちらが若い医師よりも医学的知識を持っていて、指示の間違いを指摘したり、ミスをフォローできたとしても、結局は看護師であって、医師の指示がないと医療行為を行えないというジレンマを感じて悩んでしまうのです。

医師への劣等感は訪問看護で解決!

医師に対して劣等感を持っている人は、訪問看護師を目指してみてはいかがでしょうか?

訪問看護も、医師からの指示を受けて医療行為をしますが、病院のように医師と同じ空間で働くわけではないので、それほど気にならないと思います。

しかも、訪問看護は医師がいないので、自分の裁量で看護ができる部分が大きいですから、「看護師は医師の指示がないと何もできない」と感じることなく、看護師としてのやりがいを感じられるはずです。

男性看護師のプライベートの悩みと解決法

男性看護師の悩み、次はプライベートに関する悩みをご紹介します。恋愛や結婚について悩んでいる男性看護師は多いんです。

  1. モテるって聞いていたのに…→解決法は?
  2. 結婚できる気がしない→解決法は?

モテるって聞いていたのに…→解決法は?

男性看護師の悩みの1つに、「看護師になったら、女性からモテると思っていたのに、実際は全くモテない」というものがあります。

女性に囲まれて働くのだから、きっとモテるだろうと思っていたのに、実際は全くモテない。それどころか、同僚の女性看護師からは男性扱いされないと悩んでいる人も多いと思います。

モテるためには職場選びとできる男になること、清潔感が大切!

男性看護師がモテるためには、職場選びとできる男になること、清潔感が大切です。

あなたの今の職場は、女性看護師の年齢層はどうですか?男性看護師がモテるためには、20代前半の女性看護師が多い職場に転職しなければいけません。

30代以上の看護師が多いと、どうしても既婚者が多くなるので、あなたを恋愛対象に見てくれる割合が少なくなります。

また、まだ仕事ができない新人や若い看護師の前で、先輩看護師として頼りになるところを見せると、それだけでカッコよく見えて、恋愛対象に入るのです。

新人看護師が困っているところを、さりげなくフォローしたりすると、かなりの好印象です!「さりげなく」がポイントです。偉そうにフォローしたことをアピールするのはダメですからね!

男性看護師がモテるためには、清潔感も必要ですよね。看護師なら髪型やひげ、ユニフォームなどの身だしなみに気を付けていると思いますが、もう一度見直してみましょう。

医師でも、常にヨレヨレの白衣&ぼさぼさの髪型で清潔感がないとモテません。「キモい!」と思われてしまいます。だから、男性看護師がモテるためには、清潔感が大切なんです!

ちなみに、コミュニケーション力はモテるためには、それほど必要ありません。無理に女性同士の会話に入ろうとすると、うざいと思われたり、女性として扱われたりします。

仕事上の必要なコミュニケーションは大切ですが、それ以外は無理に会話に入ろうとする必要はありません。それよりも、仕事ができて清潔感があることが大切です。

結婚できる気がしない→解決法は?

男性看護師の悩みの2つ目は、結婚できるかどうかです。彼女はできるものの、普通のOLさんとは生活リズムが合わなくて、多忙なために、デートする時間も取れず、LINEが来てもすぐに返せないから、いつも振られてしまう。

このまま看護師を続けていたら、結婚できないんじゃないかと不安になる人もいると思います。

同僚の女性看護師は恋愛対象に入れていますか?

結婚できるかどうか不安に思っている男性看護師は、同僚の女性看護師を恋愛対象に入れていますか?

私の経験上、独身の男性看護師は「女性看護師を女性として見れない!無理無理!」と言っている人が多いです。

まぁ、女性看護師を恋愛対象として見れないのは、仕方がないことなのかもしれませんが、意識して女性看護師を恋愛対象に入れてみると、結婚がぐっと近づくと思います。

看護師同士なら、仕事に対して理解があるので、生活リズムが合わなくても、LINEをすぐに返信せずに、既読スルーにしても、「夜勤中なら仕方ない」のように理解してくれます。

残業でデートに遅刻しても、看護師の忙しさがわかっているので、そこから別れ話に発展することはないでしょう。

あなたの仕事を一番理解してくれるのは、同業者、つまり女性看護師なんです。

しかも、あなたもわかっていると思いますが、女性看護師って独身でしかも彼氏なしの人が多いですよね。だから、あなたが女性看護師を恋愛対象に入れれば、一気に結婚へ進むことができるんです。

まとめ

男性看護師は増加傾向にあるとはいえ、まだまだ少数派です。それゆえに、いろいろな悩みを抱えながら働いていますよね。

でも、その悩みはちょっとした一工夫で解決可能です。悩みを解決するために転職を考えているなら、転職サイトを利用すると良いですよ。

転職サイトなら、男性看護師の需要が高い職場の求人や若い女性看護師が多い職場の求人をすぐに紹介してもらえます。

また、担当コンサルタントが管理職になりやすい病院や認定看護管理者の資格取得を支援してくれる病院、男性看護師が活躍できる訪問看護ステーションを探してくれます。

もちろん、病院の男性看護師の割合なども調べてくれますので、今の悩みを確実に解決できる職場に転職することができるのです。

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