新人助産師が仕事を辞めたい4つの理由と理由別解決法のまとめ!

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新人助産師が仕事を辞めたいと思うことは多々あります。

新人助産師が仕事を辞めたいと思うことは多々あります。

お産に関係した仕事をしたい、赤ちゃんを取り上げたいと思って憧れの助産師になったのに、実際に働いてみると、「もう助産師なんて辞めたい」、「仕事辞めたい」と思うことばかりの毎日。

新人助産師が仕事を辞めたい理由と辞めたい時の解決法をまとめました。

新人助産師が仕事を辞めたい4つの理由

新人助産師が仕事を辞めたいと思う瞬間はたくさんあります。憧れの助産師になったのに、1年目で仕事を辞めたくなってしまうのではなぜなのでしょう?新人助産師が仕事を辞めたいと思う理由を4つご紹介します。

仕事ができない!

新人助産師が仕事を辞めたいと思う理由の1つ目は、仕事ができないことです。

助産師の仕事は、臨機応変さが求められます。陣痛の経過時間、分娩所要時間、分娩での出血量、会陰裂傷、新生児の状態などを見ながら、的確な判断が必要です。

でも、新人助産師はまだまだ知識不足・技術不足です。これは、仕方がないことです。だって、助産師になってまだ1年目なのですから。

自分では頑張っているつもりでも、思うように仕事ができない、わからないことばかりの毎日だと、仕事を辞めたいと思うようになるものです。

特に、先輩助産師に「まだそんなこともできないの?」、「この前教えたのに、なんでやってないの?あんた、そんなんじゃ助産師やっていけないよ!」などと厳しい言葉を投げつけられたら、「私、もう助産師辞めたい」と思うようになってしまうと思います。

激務すぎて辛い

新人助産師が仕事を辞めたいと思う2つ目の理由は、激務すぎて辛いことです。お産は24時間365日、いつでもやってくるものです。

また、いくら分娩が集中しているからといって、陣痛が来ている人に、「今、混み合っているので、もうちょっと待っていてくださいね。」とは言えません。

夜勤も多いですし、残業も多いんです。同じ看護職の看護師も激務と言われていますが、助産師はそれ以上の激務であることが多いので、新人助産師はプライベートな時間が全く取れず、家に帰っても寝るだけ。

起きたらまたすぐに、疲れた重い体を引きずって仕事という毎日になってしまうので、こんなに辛いなら、もう仕事を辞めたいと思ってしまうのです。

人間関係がストレス

新人助産師が仕事を辞めたいと思う3つ目の理由は、人間関係がストレスであることです。助産師はどうしても人間関係に悩まされることが多いんです。

先ほども言いましたが、助産師は激務ですので、みんな心身ともに余裕がない状態で働いています。そうすると、新人助産師は先輩からきつく当たられたり、いじめの対象になることが多いんです。

休憩室では、先輩助産師が大声で新人助産師の悪口を言っていることも珍しくありません。患者さんや赤ちゃんには天使のような笑顔で接していたのに、休憩室では悪魔のような顔で、新人助産師の悪口を言っているんです。

悪口を言われるのも辛いですが、そんな先輩助産師の姿を見ていると、「こんな職場で働いていてはいけない」と思ったり、自分の将来もあんなふうになるのかと思うと恐怖を感じますよね。

また、助産師は看護師との関係も難しいですし、お産に関しては医師との関係も難しいので、人間関係にウンザリして、仕事を辞めたいと思うこともあります。

自分のやりたい仕事ではない

新人助産師が仕事を辞めたい理由の4つ目は、自分のやりたい仕事ではないことです。助産師は普通分娩に関しては、医師の指示を必要としません。

でも、大きな病院だと医師の補助的な役割となり、助産師としての活動ができないこともあります。また、自分の中での理想とはかけ離れたようなお産をしている病院で働いていると、「こんなはずじゃないんだけど」と思うこともあるでしょう。

「母乳絶対派」と「ミルクでもOK派」など、病院によって、また先輩助産師によって考え方が違うこともありますよね。

さらには、分娩だけではなく周産期全体を看たいのに、産褥期は看護師が担当しているから助産師は分娩しかやらせてもらえないというケースもあると思います。

せっかく頑張って助産師になったのに、自分のやりたい仕事ができなかったら、仕事を辞めたいと思ってしまいますよね。

新人助産師が仕事を辞めたい時の理由別の解決法

新人助産師が仕事を辞めたいと思ったら、どうしたら良いのでしょうか?「はぁ、仕事辞めたい」と思っている新人助産師さんのために、辞めたい理由別の解決法をご紹介します。

仕事が覚えられないから辞めたい時の解決法

仕事が覚えられないから辞めたい時の解決法、まずはメモを取る癖をつけましょう。言われたこと、指示されたことはとりあえずメモを取るようにして下さい。

そして、その日の仕事終わりには、プリセプターや先輩助産師に振り返りをお願いしましょう。

分娩を担当した勤務後に、どうすれば良かったのか、どういう点に注意すべきかを先輩視点で指摘してもらうようにすると、自分では見えなかった改善点が見えてくるはずです。

それでもなかなか仕事が覚えられない、または振り返りをお願いしても拒否される&嫌がられるという場合は、教育体制が整っている病院へ転職してください。

大病院の産科なら、教育体制が整っていますので、一からきちんと指導してもらえます。特に、1人1人に合わせたスピードで指導してくれるところを選ぶと、「仕事が覚えられないから辞めたい」と思わずに働けると思います。

激務すぎて辛いから辞めたい時の解決法

激務すぎて辛いから辞めたい時は、まずは限界に達しているほど辛いことを師長に相談してください。

助産師はお産がない産婦人科クリニックで働くこともできます。お産がなければ今よりも確実に仕事は楽になるはずです。

ただ、新人助産師にはお産がないクリニックで働くのは、おすすめできません。せっかく助産師になったのですから、助産師として一通り経験するまでは、やはりお産がある病院・クリニックで頑張ったほうが良いからです。

ですから、まずは師長に一度相談して、仕事量やシフトを調整してもらえないかどうか交渉しましょう。師長もあなたが限界まで追い込まれていると分かれば、調整してくれるはずです。

それでも、ダメならお産件数が少なめの病院やクリニックに転職すると良いでしょう。ただ、転職する時はお産件数だけではなく、教育制度が整っているかどうかを確認してくださいね。

人間関係がストレスだから辞めたい時の解決法

人間関係がストレスだから辞めたい時の解決法は、まずはイジメを受けているなら、師長に相談しましょう。先輩助産師からイジメを受けているなら、それはきちんと上司に相談して対処すべきです。

また、先輩の派閥争いに巻き込まれていたり、職場全体の雰囲気にウンザリしているなら、師長に相談しても解決しませんので、人間関係が良いところに転職しましょう。

イジメを受けているのに、師長が何の対処もしてくれない場合も、すぐにそんな職場は捨てて、転職したほうが良いですね。

助産師の職場は、どこも人間関係が悪いというわけではありません。人間関係が悪いところが少なくないのは事実ですが、人間関係が良く、職場全体で新人助産師をバックアップする、みんなで協力して良い職場を作るという職場もあるんです。

そういう職場に転職したら、今抱えているストレスが解消して、仕事を辞めたいと思う気持ちもなくなると思います。そして、「助産師になりたい」と思っていたころの熱い気持ちを思い出せるはずです。

自分のやりたい仕事ではないから辞めたい時の解決法

自分のやりたい仕事ではないから辞めたい時は、転職をするしかありません。やりたくない仕事を、我慢してやっていても、仕事へのモチベーションが上がりませんし、仕事に身が入らないので、なかなか仕事を覚えられないと思います。

やりたい仕事、理想の仕事を求めて転職するなら、下調べが超重要になります。まずは、あなたが助産師としてやりたい仕事、理想の助産師の仕事を書き出してみましょう。

そして、それを満たす職場を探さなくてはいけません。その病院・クリニックのお産の方針、お産についての考えはしっかりと確認しておく必要がありますし、助産師の仕事内容、看護師と助産師の仕事の割り振りなどもチェックしておきましょう。

まとめ

新人助産師が仕事を辞めたい理由と理由別の解決法をまとめましたが、いかがでしたか?新人助産師はせっかく頑張って助産師の資格を取ったのですから、助産師を辞めずに、まずは助産師として働き続けながら、今の辞めたい理由を解決できる道を探りましょう。

1年目でもどうしても嫌なら転職してOKです。ただ、次は長く働けるところを選んでくださいね。

教育制度が整っているところ、お産の件数が少なめのところ、人間関係が良いところ、理想の仕事ができるところに転職するなら、転職サイトを使うと良いですよ。

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