看護師は妊娠で辞めるべき?妊娠で辞めるべきかどうかの見極めポイント4つ

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看護師は妊娠で辞めるべきでしょうか?

看護師は妊娠で辞めるべきでしょうか?妊娠しても働いている看護師さんはたくさんいますが、それでも妊娠しながら働くのは、やっぱり不安ですよね。

妊娠を理由に辞めるべきかどうかを見極めるチェックポイントを4つ教えます。

看護師は妊娠で辞めるべきかどうか=夜勤を免除してくれる?

看護師は妊娠で辞めるべきかどうか=夜勤を免除してくれる?

看護師は妊娠で辞めるべきかどうかの見極めポイント1つ目は、夜勤を免除してくれるかどうかです。あなたは今、夜勤がある部署で働いていますか?

妊娠中は規則正しい生活を送り、できるだけストレスなく過ごさないと、おなかの赤ちゃんに悪影響が出てきます。

今、日勤のみの部署で働いているなら良いのですが、一般病棟など夜勤がある部署で働いている場合は、師長に妊娠したことを報告して、夜勤を免除してくれるかどうかを確認してください。

夜勤をしながらでも、元気な赤ちゃんを産む看護師さんはいます。でも、全員がそうとは限りません。夜勤が原因で切迫流産や切迫早産になる人はたくさんいますし、本当に流産や早産になってしまう人もいるのです。

お腹の赤ちゃんのためを思うなら、少しでも流産や早産のリスクを少なくしなければいけません。

ですから、夜勤を免除してくれるかどうかで、妊娠しても続けるべきか辞めるべきかを決めると良いでしょう。

夜勤を免除してくれる職場なら、そのほかの面でもいろいろと配慮してくれるはずです。

看護師が妊娠で辞めるべきかどうか=妊娠後期に入ったらどこで働く?

看護師が妊娠で辞めるべきかどうか=妊娠後期に入ったらどこで働く?

看護師が妊娠で辞めるべきかどうかの見極めポイント、2つ目は妊娠後期に入ったらどうするかです。

いくら元気に妊娠中を過ごすことができたといっても、お腹が大きくなってくる妊娠後期は、色々と動きの制限が出ています。

お腹が大きくて思うように動けないこともありますし、腰が痛くなったり、お腹が張ることも多くなります。

また、お腹が大きくなってくると、力仕事なんてできませんし(妊娠初期からしたくありませんが)、急性期病棟のようにいつもバタバタしているところだと、ちょっとした時に、お腹をベッドや床頭台、ナースステーションのテーブルにぶつけてしまう可能性もあります。

さらに、「大丈夫でしょ」と思って、患者さんを車イスに移乗させた時に、お腹が大きくてバランスを崩し、患者さんと共倒れになって、お腹やお尻を強打し、さらにお腹の上に患者さんが思いっきり乗ってくるなんて可能性もなくはありません。

それを思うと、妊娠した看護師はお腹が大きくなった妊娠後期には、できれば、一時的に看護部で事務関係の仕事をさせてもらうべきですし、それが無理なら少しでも楽な部署、例えば外来の採血室などに一時的に配属転換してもらうべきなんです。

外来の採血室なら、基本的に座ってできる仕事ですし、力仕事もありませんので、妊娠後期になっても、仕事ができると思います。

それができない、ずっと病棟で勤務しろという病院なら、妊娠を理由に辞めることにした方がおなかの赤ちゃんのためにも、あなたのためにも良いと思います。

看護師が妊娠で辞めるべきかどうか=放射線を扱う部署?

看護師が妊娠で辞めるべきかどうか=放射線を扱う部署?

看護師が妊娠で辞めるべきかどうかの見極めポイント、3つ目は放射線を扱う部署かどうかです。

今、あなたが働いている部署はどこですか?放射線をたくさん扱う部署ではないでしょうか?

放射線は胎児の奇形につながるものですし、流産や発育遅延、精神遅滞、悪性腫瘍、遺伝的影響などの影響が出る可能性がありますので、妊娠中は放射線はできるだけ避けなければいけません。

そのため、放射線を扱う部署で働いているなら、妊娠を機に辞めることにした方が良いでしょう。

放射線を扱う部署というと、放射線科のレントゲン室やCT室を思い浮かべるかもしれませんが、それだけではないですよね。手術室やアンギオ室も危険です。

また、できればICUや救命救急センターで働いている場合も辞めるようにしたほうが良いと思います。

ICUや救命救急センターってレントゲン室まで患者さんを移動させられないので、ポータブルのレントゲンで撮影することが多いですよね。

あのポータブルレントゲンも放射線が出ていますから、やっぱり妊娠中にはできるだけ避けたほうが良いんです。

看護師が妊娠で辞めるべきかどうか=ママさん看護師は多い?

看護師が妊娠で辞めるべきかどうか=ママさん看護師は多い?

看護師が妊娠で辞めるべきかどうかの見極めポイントを3つご紹介してきました。

ここまでの3つは、妊娠中に安全に働けるかどうかという視点での見極めポイントでしたよね。

次にご紹介する4つ目のポイントは、出産後の視点でのポイントです。そのポイントとは、ママさん看護師が多いかどうかです。

あなたが今働いている部署には、子育て中のママさん看護師が多いでしょうか?それとも、独身の看護師が多いでしょうか?

ママさん看護師が多いなら、育児と仕事を両立させながら働きやすいということですので、出産後の育児休暇明けにも、復帰して育児と仕事を無理なく両立させることができるはずです。

でも、独身看護師が多く、ママさん看護師が少ないなら、その職場は育児と仕事を両立させるのが難しい可能性が高くなります。恐らく、ママさん看護師はみんな両立できなくて、辞めていったのでしょうから。

また、ママさん看護師が多い職場は、子供の病気で休んだり早退する時も「お互い様だから」とフォローしてもらえますが、独身の看護師さんが多いところは「あの人、いつも休んでばかりだよね」と子育ての大変さを理解してもらえずに、肩身が狭くなってしまうのです。

そのため、今あなたが働いている部署にママさん看護師が多ければ、辞めることなく続けて、育児休暇後もそこで働くべきです。

でも、独身の看護師さんが多ければ、妊娠を理由に辞めることも考えたほうが良いでしょう。

そして、子育てがひと段落したら、ママさん看護師が多くて、育児と仕事を両立させやすい職場に転職すると良いですよ。

まとめ

まとめ

看護師が妊娠を機に辞めるべきかどうかの見極めポイント4つをご紹介しましたが、いかがでしたか?

仕事も大切ですが、お腹の中の赤ちゃんとあなたの健康が一番大切ですのでその優先順位は忘れずに、妊娠を機に辞めるかどうかを決めましょう。

また、辞めるかどうかを決める時は、出産後のことも考えて決めると良いですよ。

看護師が妊娠を機に辞める場合は、出産後の復職先は早めに探しておきましょう。

出産後は育児に追われて、ゆっくり求人選びをしている暇はありません。そのため、「あぁ、面倒くさい。この求人でいいか」と妥協して求人を選ぶ可能性があるのです。

妥協した職場での育児と仕事の両立はとても大変ですから、妊娠中の時間がある今のうちに、ある程度求人を絞り込んでおいた方が良いですよ。

出産後に復職するための求人を選ぶなら、転職サイトを使いましょう。

転職サイトなら、ママさん看護師の割合を調べてくれますし、院内託児所の有無なども調べてくれますので、出産後に育児と仕事を両立しやすい職場を紹介してくれるんです。

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