新人看護師は優先順位がつけられない!付け方の6つのコツ!

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新人看護師は優先順位がつけられない!付け方の6つのコツ!

新人看護師で優先順位をつけるのが得意!という人は、ほぼいないと思います。

みんないつも先輩看護師に「優先順位を考えて動きなさい!」とか「優先順位、わかってる?」と言われながら働いているのではないでしょうか?

新人看護師が優先順位の付け方を間違わないためのコツをご紹介します。

新人看護師は優先順位をつけるのがみんな苦手・・・

新人看護師はみんな優先順位をつけるのが苦手だと思います。新人看護師が優先順位をつけるのが下手というのは、ある意味仕方がないことなのです。

なぜなら、優先順位を正しくつけるためには、経験が必要だからです。優先順位は、何の情報もない状態では正しくつけることはできません。

経験がないと、重要性の違いが判らないからです。だから、優先順位を決定することができません。

でも、経験があれば、「こっちが今は重要、「こっちは後回しでもOK」ということを判断できるようになります。

また、新人看護師はまだ技術が未熟で、1つの仕事をしていると、それ以外のことを考えられなくなります。だから、新人看護師は優先順位をつけるのが苦手なのです。

優先順位をつけるのが下手で、いつも先輩看護師から怒られているのは、あなただけではありません。

那須淳子「新卒看護師の看護ケア上の多重課題に関する実態調査」でも、新人看護師の93.4%は多重課題の優先順位をつけるのが困難と感じているという調査結果が出ています。

だから、優先順位をつけるのが苦手なのは、あなただけではないんです。その点は、安心してください。

新人看護師が優先順位を間違うと、患者さんの命が危険になる

新人看護師が優先順位を間違うと、どうなるでしょうか?「先輩看護師に怒られる!」というわけではありません。

確かに、先輩看護師に怒られますし、怒られればむかつくし、落ち込みますが、それが一番の問題ではないんです。

新人看護師が優先順位をつけるのを間違うと、患者さんの生命に危険が及ぶのです。だから、先輩看護師はあなたが優先順位を考えて動かないと怒るのです。あなたが嫌いだから、怒っているのではありません。

新人看護師が優先順位を間違わずに付ける6つのコツ

新人看護師が優先順位をつけるのが苦手なのは、経験がないので仕方がないことです。経験を積んでいけば、自然に正しい優先順位をつけて働けるようになります。

だから、必要以上に焦る必要も落ち込む必要もありません。ただ、優先順位を間違えてばかりだと、患者さんが危険ですので、新人看護師が優先順位を間違わずに付ける6つのコツを教えます。

  1. 生命が最優先!これでとりあえず大丈夫
  2. 先輩看護師に確認する
  3. 1日の振り返りで確認する
  4. 先輩に注意されたら、それを覚えておく
  5. プリセプターに多重課題の事例を出してもらう
  6. やるべきことは書きだしておく

生命が最優先!これでとりあえず大丈夫

新人看護師が優先順位をつける時には、「生命が最優先!」。これだけは忘れないようにしましょう。大げさに言ってしまえば、「今すぐやらないと患者さんの命が危険である」ということを、最優先でやれば、あとは順位はそれほどこだわらなくても大丈夫です。

患者さんが急変した、人工呼吸器のアラームが鳴った。モニターアラームが鳴った。これらのことは、何を差し置いても、とりあえず対処しましょう。

ほかの患者さんの対応をしていても、「ちょっと失礼します!」と断ってから、その患者さんのもとへ駆けつけてください。

「生命が最優先」、これができるようになれば、次は決められた時間にやるべきことをやるようにする。その次は、「その他」のくくりで構いません。

  1. 生命が最優先
  2. 時間でやるべきこと
  3. その他

この優先順位を間違わないようにすれば、大体のことには対応できるでしょう。

先輩看護師に確認する

新人看護師が優先順位をつける時に、迷ってしまったら、その都度先輩看護師に確認すると良いでしょう。

自分で、「こっちが優先」と思っても、間違っていることも多いですよね。それなら、間違う前に確認しておきましょう。

この時に、「どっちから先にやれば良いですか?」と聞いてしまうと、「自分で考えて!」と言われてしまいますので、「こっちが先で良いですか?」のように、自分の考えを伝えて確認するようにしてください。

先輩看護師に聞く時には、余裕があれば、優先順位の根拠を伝えると、さらに良いですね。

何も考えずに、ただ先輩に教えてもらうよりも、自分の考えを伝えて確認する形の方が、先輩も教えやすいですし、あなたの成長にもつながります。

1日の振り返りで確認する

新人看護師は、勤務終了後に先輩看護師に振り返りをしてもらうことも多いと思います。この振り返りの時に、その日の勤務で優先順位をつけるのに迷ったことがあれば、確認しておくと良いでしょう。

「今日の勤務で、これとこれとこれが多重課題であったのですが、この優先順位で良かったんでしょうか?」のように聞いてみると、先輩の考えを聞くことができます。

次に同じような多重課題にぶつかったら、正しい優先順位をつけることができますよね。

先輩に注意されたら、それを覚えておく

新人看護師が優先順位に関して、先輩に「それは後でいいから、まずはこっちをやって!」のように注意されたら、それを必ず覚えておきましょう。

注意されたことを覚えておけば、次に同じようなことがあった時には、正しく優先順位をつけることができます。

それを積み重ねていけば、いつの間にか、自然に正しい優先順位をつけられるようになるはずです。

「あぁ、また注意されちゃった~。うるさい先輩だなぁ。」で終わらせるのではなく、注意されたことをきちんと自分のものにしていくようにしましょう。

プリセプターに多重課題の事例を出してもらう

新人看護師が優先順位をつけるのがどうしても苦手という場合には、プリセプターに多重課題の事例を出してもらって、シミュレーションをしてみましょう。

複数患者を受けもった時に起こりやすい多重課題の事例をいくつか出してもらって、プリセプターと一緒にシミュレーションを行います。

また、事例を出してもらったら、それの優先順位に関するレポートを書いて提出するのも良いでしょう。

シミュレーションやレポート提出は面倒ですが、これらのことを行っておくと、新人看護師の経験のなさを補うことができます。

やるべきことは書きだしておく

新人看護師が正しく優先順位をつけるためには、やるべきことを書きだしておくと良いでしょう。経験がないのに、頭で考えるから、フリーズしたり、パニックになったりするのです。

やるべきことを書きだすようにすると、頭で考えるだけでなく、視覚で確認できますので、やるべきことの優先順位をつけやすくなります。

優先順位を付けたら、番号を振っていけば良いので、優先順位を簡単に確認できますし、やるべきことを忘れにくくなるというメリットもあります。

まとめ

新人看護師が優先順位を正しくつけるコツをまとめました。新人看護師は、どうしても優位選順位をつけるのが苦手です。

でも、きちんと優先順位をつけないと、患者さんの命が危険になりますので、優先順位を間違わずに付けられるようになりましょう。

優先順位をつける練習をしたいのに、先輩看護師が振り返りやシミュレーションをしてくれない、優先順位の確認をしても、答えてくれないという場合は、転職を考えても良いかもしれません。

そういう職場で働いていても、優先順位をつけられるようにはなかなかなりませんし、看護師として成長できません。

それなら、きちんと先輩看護師に指導してもらえるところに転職したほうが良いと思いませんか?

転職を考えている新人看護師は、転職サイトを使って転職活動をしましょう。転職サイトは担当コンサルタントが、教育体制や職場の雰囲気などを調べてくれるので、あなたに合った職場に転職することができるのです。

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