看護師の志望動機、大学病院に採用されるにはどうしたら良いのか教えて!

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看護師の志望動機、大学病院に採用されるためには、どんなものが良いのでしょうか?

看護師の志望動機は大学病院に採用されるには、どうやって書けば良いのでしょうか?

大学病院は熱意があって、レベルが高い看護師さんが集まる職場ですから、志望動機で差をつけないと採用してもらえません。

ライバルに差をつけて、採用してもらえるような大学病院の志望動機のコツを例文と一緒に教えますね!

看護師の志望動機、大学病院で働きたいあなたの本心を知ろう!

看護師の志望動機、大学病院に採用されるには、どういう事を書いたらの良いのか悩んでいませんか?

「大学病院って、普通の病院よりも採用試験が難しそうだし、ちゃんとした志望動機を書かないと、採用してもらえなそうだからどうしよう・・・」、こんな悩みを持つあなたは、まずあなたがなぜ大学病院で働きたいのか、あなたの心の中を見つめなおすことから始めましょう。

最先端の医療を行っている

看護師が大学病院で働きたい理由で最も多いのは、「大学病院は最先端の医療を行っているから」です。

大学病院は高度先端医療行為を必要とする患者に対応する病院である「特定機能病院」に指定されているところも多いんです。

せっかく看護師になったんだから、最先端の医療の中でバリバリ働きたいという志を持っている看護師さんは大学病院を志望する人が多いんです。

待遇面のレベルが全般的に高い

大学病院は、待遇面のレベルが全般的に高いというメリットもあります。看護協会のデータによると、勤続10年の看護師の月収は一般病院である医療法人や個人病院の場合、30万7452円です。

これが大学病院である私立学校法人だと35万7059円になるんです。ボーナスも5ヶ月分前後と多めですので、一般病院で働くよりも年収がアップします。

また、年間休日も多めですし、そのほかの福利厚生も充実しています。大学病院に転職すれば、年収がアップし休日も多くなるんです。

あなたが大学病院で働きたい理由は、この「最先端の医療」と「ハイレベルな待遇」の2つの理由があるからですよね。

さて、あなたの心の中に「最先端の医療」と「ハイレベルな待遇」の2つの理由があると分かったところで、次の段階に移ります。

次の段階とは、この2つの割合を考えることです。この2つの理由はあなたの中でどっちが優先ですか?また、何対何の割合でしょうか?

これは、あなたが大学病院で働こうと考えた時の思考を思い出すことで見えてきます。あなたは、「せっかく看護師になったんだから、最先端の医療に携わって、スキルアップしたいから、大学病院で働こう。」と最初に思ったはずです。

そして、大学病院の求人を探す中で、「大学病院って待遇のレベルが高いなぁ!」と気づいて、「最先端の医療を経験できて、しかも待遇のレベルが高いなら、絶対に大学病院で働こう!」と決めたのではないでしょうか?

そうすると、あなたの中では「最先端の医療」が優先になります。また、割合は細かい数字は人によって差はありますが、「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」程度の人が多いと思います。

「最先端の医療」が優先、そして「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」があなた大学病院で働きたい本心です。

この本心を真っ直ぐそのまま表現したら、ライバルに差をつけられる良い志望動機になるのでしょうか?

看護師の志望動機、大学病院編 駄目な例文①

看護師の志望動機、大学病院編=悪い例文その1

看護師の志望動機、大学病院に採用されるには、本心を真っ直ぐそのまま表現したら良いのでしょうか?この疑問を解決するために、まずは例文を使って考えてみましょう。

本心である「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」で、優先順位が上の「最先端の医療」を最初に書き、真っ直ぐにそのまま表現した例文をご紹介します。

本心の「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」&最初に「最先端の医療」&真っ直ぐな表現の例文

看護学校卒業後、療養型病院で3年間勤務してまいりましたが、急性期看護を学んで看護師の基礎を身につけたいと考え、最先端の医療を行っている貴院で働きたいと思い志望いたしました。貴院は最先端の医療を行いながらも、患者様との信頼関係を大切にする医療・看護を実践していると伺っておりますので、貴院でなら最先端の医療だけでなく、患者様本位の看護、患者様目線の看護を実践できるのではないかと思っております。また、貴院では前職よりも年収が50万円以上アップしますし、年間休日が10日以上増えますので、貴院の待遇面に魅力を感じたことも志望理由の1つです。

この例文の駄目なポイントは何?

この例文を読んで、「ライバルに差をつけるどころか、差をつけられちゃうじゃない!」と」思った人は多いはずです。

その通り、これは駄目な例文、つまり不採用になってしまう志望動機なんです。なぜ不採用になるのでしょうか。

その理由は、この例文に2つの駄目なポイントが隠れているからなんです。

「ハイレベルな待遇」の印象が強く、熱意のアピールが不十分

この例文は、本心である「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」の割合で書いています。

でも、「あれ?もっと『ハイレベルな待遇』の割合が多くなかったっけ?」と「ハイレベルな待遇」の印象が強く残った人が多かったと思います。

志望動機では、この「ハイレベルな待遇」のような条件面に関する理由は、「最先端の医療」のようなやりがい面よりも強い印象を与えるという特徴があります。

条件面はやりがい面よりもだいたい1割アップの印象になると思っておけば良いでしょう。

ということは、「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」で書いても、実際の印象は「最先端の医療:ハイレベルな待遇=7:3」になります。

さらに例文では、真っ直ぐな表現を使っていますから、「ハイレベルな待遇」はさらに1割アップの印象になりますので、最終的には「最先端の医療:ハイレベルな待遇=6:4」の印象となるのです。

これでは、「最先端の医療ができる」というやりがいと「全体的にハイレベルな待遇」という条件面の割合がほぼ同じになります。

大学病院は熱意がある看護師さんが集まるところですから、やりがいと条件面がほぼ同じの割合だったら、ライバルに差をつけられてしまいますよね。

大学病院の採用担当の人も「この看護師さんは、他の人と比べてあまり熱意が伝わってこないんだよなぁ」と思うはずです。

これでは、ライバルに勝つどころか負けてしまい、採用は遠のいてしまいますよね。ですから、大学病院の志望動機は本心を真っ直ぐに表現するのは駄目なんです。

大学病院のデメリットを説明できていない

この例文のもう1つの駄目なポイントは、大学病院のデメリットを説明できていないことです。

大学病院で働くデメリットって何か知っていますか?大学病院のデメリットは、研修医がいるために採血等の看護技術を使う機会がなく、今まで身につけた手技が衰える可能性があることです。

また、大学病院は教育制度が整っていますよね。これは、大学病院の大きなメリットです。勉強会や院内研修が多いこと自体はやりがいになるという人も多いと思います。

でも、日勤が終わった後、夜勤明けの夕方などの勤務時間外に残業手当がつかず、しかも強制参加させられる勉強会や院内研修が多いのは誰でも嫌ですよね。

つまり、ただ働きのような研修が多いことが大学病院のデメリットになるんです。この2つのデメリットを知らない人が大学病院で働きだしたらどうなるでしょうか?

「あれ?大学病院の看護師って採血とか静脈注射をしないの?せっかく身につけた採血や静脈注射が下手になっちゃう。次の転職で不利になると困るから、今すぐ辞めたほうが良いかな?」と思いますよね。

また、「研修や勉強会って、残業手当がつかないの?スキルアップしたいけど、さすがにタダ働きは勘弁してほしい。」と思って辞めたくなるかもしれません。

つまり、大学病院のデメリットを知らずに入職すると、すぐに退職してしまう可能性があるんです。

採用担当の人は、すぐに退職するような人は、どんなに優秀な看護師さんだとしても採用しませんよね。

すぐに辞めるかもしれない優秀な看護師と、長く働いてくれる平均的なスキルの看護師なら、どちらを採用するでしょうか?

あなたが採用するならどっちのタイプの看護師を採用しますか?長く働く平均スキルの看護師だと思います。

今は平均スキルでも、大学病院の教育制度で成長して、スキルアップしてもらえば良いんですから。それに、看護師1人を採用するのって、意外に手間も時間もかかるんですよね。

ですから、長く働くということは、それだけでアピールポイントになりますし、逆にすぐに退職するかもしれないことは、ただそれだけで不採用の理由となるんです。

すぐに退職しない、長く働くとアピールするためにも、大学病院のデメリットを志望動機の中で説明するようにしましょう。

本心を真っ直ぐに表現すること、そして大学病院のデメリットを説明しないことが、駄目な例文の2つのポイントなんです。

次は、この2つの駄目なポイントをどうすれば解決できるかを例文を交えて考えていきましょう。

看護師の志望動機、大学病院編 駄目な例文②

看護師の志望動機、大学病院編=悪い例文その2

看護師の志望動機で大学病院に採用されるためには、先ほどの2つの駄目なポイントを解決する必要があります。

2つの駄目なポイントとは、大学病院を志望する本心を真っ直ぐに伝えることで、「ハイレベルな待遇」の印象が強く、大学病院への熱意が伝わらなかったことと、大学病院のデメリットを説明しないことですぐに辞めるかもしれないと思われることでした。

では、これを解決していきましょう。まずは、「ハイレベルな待遇」の印象が強くなったことです。この解決方法は簡単ですよね。

志望動機の中から「ハイレベルな待遇」に関する文章を切り捨てちゃえば良いんです。

「ハイレベルな待遇」に関することを書かずに「最先端の医療:ハイレベルな待遇=10:0」の志望動機にすれば、印象が強くなることなんてないはずです。

そして、大学病院のデメリットを説明すれば、ライバルに差をつける良い志望動機になると思いませんか?本当にそうなのか、例文をご紹介しますので、考えながら読んでみてください。

「最先端の医療:ハイレベルな待遇=10:0」&大学病院のデメリットを説明した例文

看護学校を卒業後、地元の急性期病院で5年間勤務してまいりましたが、急性期看護をもっと深めたい、もっとスキルアップできる環境で働きたいと考え、最先端の高度医療を行い、教育制度が充実している貴院を志望いたしました。貴院は特定機能病院として高度で専門的な医療を行いつつも、患者様に優しい看護、患者様目線の看護を実践していると伺っておりますので、患者様1人1人に寄り添った看護を実践していきたいと思っております。また、貴院の充実した教育制度にも魅力を感じました。クリニカルラダー制度と充実した院内研修があると伺っておりますので、積極的に研修等に参加しながら、大学病院の看護師として自己研鑽に励み、成長していきたいと考え、ぜひ貴院で働きたいと思いました。

駄目なポイント2つは解決できたの?

この例文では、不採用になる駄目なポイント2つを解決できたのでしょうか?1つずつ検証していきましょう。

「ハイレベルな待遇」はあまり目立たず、熱意をアピールできた?

この例文は「最先端の医療:ハイレベルな待遇=10:0」で書いていますから、「ハイレベルな待遇」は目立たないどころか、存在していませんので、ここでは解決できています。

また、なぜ大学病院で働きたいのか、なぜ大学病院の中でもそこを選んだのかを伝えることで、熱意をアピールできています。

大学病院のデメリットを説明できた?

大学病院のデメリットは勤務時間外のただ働きのような研修が多いことや研修医がいるために看護技術を使う機会がないことでした。

例文では、教育制度が充実していることに触れていますので、勤務時間外の研修が多いことを知っていると伝えています。

そして、「積極的に研修に参加する」や「成長したい」との言葉で、勤務時間外の研修が多くても積極的に参加して、成長するきっかけにしたいとデメリットは気にしていないと説明しています。

また、「大学病院の看護師として自己研鑽に励み」で、「大学病院の看護師は静脈注射など看護技術は少ないことはわかっている。それでも、自分で機会を見つけて技術を磨きたい」と大学病院のデメリットとそれへの対応策を説明できていますね。

大学病院の採用担当の人も「こういう看護師さんなら、時間外の研修もしっかり参加するだろうし、自己研鑽に励むようなやる気のある人なら、院内の静脈注射研修などで自分で技術を身につける機会を見つけるだろうから、長く勤めるだろうから採用しても大丈夫だろう」と思ってくれるはずです。

この大学病院のデメリットを説明する時のコツは、婉曲的な表現を使うようにすることです。真っ直ぐ正直に伝えてしまうと、悪い印象を与えてしまうのです。

「大学病院は、手当がつかない時間外のただ働きのような研修が多いですが、私はスキルアップしたいので、手当がつかなくても積極的に参加したいと思います。

また、研修医がいるため大学病院の看護師は採血などは行わないそうですが、院内研修等で看護スキルを磨く機会を積極的に見つけていくつもりです。」となります。

これでは、あまりに露骨すぎて、大学病院のデメリットをただ単に指摘しているだけになってしまいます。

これでは、どんなに「デメリットを知っています。だから、大学病院で長く勤めます」とアピールしても無意味ですよね。

それに、そもそも露骨にデメリットを指摘してくる人は社会人として失格ですし、大学病院にふさわしい人材とは言えませんので不採用になってしまうでしょう。

そのため、デメリットを説明する時は、婉曲的な表現を使うことを忘れないでくださいね。

これで、不採用になる駄目なポイント2つは解決できました。それでも、この例文はライバルに差をつけて採用を勝ち取れるような良い例文ではないんです。

なぜなら、この例文にはもう1つの駄目なポイントがあるからです。

もう1つの駄目なポイントとは?

この例文のもう1つの駄目なポイントは、信頼性に欠けてていることです。

駄目な例文では「ハイレベルな待遇」が強調されて熱意のアピール不足が問題でしたので、例文ではあえて「ハイレベルな待遇」を志望動機に入れませんでしたよね。

でも、それがあだとなって信頼性が欠けてしまったのです。

なんで、「ハイレベルな待遇」を志望動機に入れず、「最先端の医療:ハイレベルな待遇=10:0」にしたことで、信頼性に欠けた志望動機になったのでしょう?

そもそもあなたの大学病院の志望動機の本心は「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」でしたよね。

つまり、「最先端の医療」の理由だけではなく、「ハイレベルな待遇」の理由も持っているということです。

そして、このことはあなただけではありません。大学病院を志望する看護師さんのほとんどが、待遇面にも魅力を感じているんです。

もちろん、このことは大学病院の採用担当の人も知っています。それなのに、「最先端の医療」だけの志望動機を読んだら、どう思うでしょうか?「この看護師さん、嘘ついてるよね。熱意をアピールしたいのかもしれないけど、嘘をつく人は信頼できないなぁ」と思うはずです。

だから、この志望動機の例文は信頼性に欠けているのです。信頼できない人は採用してもらえませんよね。

ですから、「最先端の医療:ハイレベルな待遇=10:0」で「ハイレベルな待遇」に触れない志望動機は採用してもらえないのです。

看護師の志望動機、大学病院編 良い例文

看護師の大学病院への志望動機は、バランスよくいきましょう。

看護師の志望動機で大学病院に採用されるには、結局どういう志望動機にしたら良いのでしょうか?

本心を真っ直ぐ伝えても駄目でしたし、熱意を伝えようと「最先端の医療:ハイレベルな待遇=10:0」の割合でも駄目でしたよね。

本心を真っ直ぐ伝えた駄目な例文をもう一度思い出してみましょう。

本心は「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」でした。ただ、真っ直ぐ伝えてしまったことで、「最先端の医療:ハイレベルな待遇=6:4」の印象になってしまって、熱意をアピールできなかったんですよね。

それなら、本心の「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」をそのままの割合の印象にできたら、熱意をアピールできると思いませんか?

本来の割合そのままの印象にする秘訣は、「ハイレベルな待遇」を真っ直ぐに伝えるのではなく、婉曲な言い回しにすることです。

そして、大学病院のデメリットを説明すれば、今度こそライバルに差をつけて、大学病院の採用を勝ち取れるはずです。

本心の割合のまま「ハイレベルな待遇」には婉曲的な言い回し&デメリットを説明した例文

今までは、地域密着型の急性期病院で3年間働いてまいりましたが、これからはさらに高度で専門的な医療に携わりたい、看護師としてもっとスキルアップをしたいと考え、最先端の医療を行っていて、教育制度が充実している貴院を志望いたしました。貴院では最先端の医療と患者様に優しい医療の調和が取れた看護を実践していると伺っておりますので、貴院で働けば、様々な経験を通して、広い視野を持った大学病院の看護師として成長しつつ、患者様に寄り添った看護ができるのではないかと思っております。また、貴院は教育制度が充実していますし、専門看護師や認定看護師の方が多数活躍されていますので、積極的に研修に参加して自己研鑽に励みつつ、看護のプロフェッショナルの方と一緒に働かせていただくことで、より専門的で高度な看護を学び、実践していきたいと思います。貴院は子育て支援やそのほかの制度が充実していますので、貴院でなら仕事と生活のバランスを取って、将来的にも長く勤めていけるのではないかと思ったことも貴院を志望した理由の1つです。

不採用になる駄目なポイントは解決済?

この例文は、駄目なポイントを解決できて、良い例文になったのでしょうか?

「最先端の医療」と「ハイレベルな待遇」は良いバランスで、熱意をアピールできた?

この例文では駄目な例文①と同じように本心の割合である「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」の割合で書いています。

でも、駄目な例文①とは違う印象を持ったはずです。駄目な例文①よりも、「最先端の医療」の印象が強く残り、仕事の熱意が伝わってきましたよね。

先ほど説明した通り、待遇面はやりがい面よりも印象に残りやすいので、「ハイレベルな待遇」は自動的に1割アップの印象になります。

でも、この例文では、「ハイレベルな待遇」に婉曲的な言い回しを使っていますので、「ハイレベルな待遇」の印象を1割ダウンさせることに成功しているんです。

そのため、プラスマイナスゼロとなり「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」そのままの印象となります。

「最先端の医療」が8割あれば、仕事への熱意を伝えられますし、「ハイレベルな待遇」も2割ありますので、志望動機の信頼性を欠くこともありませんよね。

「ハイレベルな待遇」には婉曲的な言い回しを使うことができた?

この例文では、「子育て支援やそのほかの制度が充実しているので、仕事と生活のバランスを取って長く勤める」と婉曲的な言い回しを使っています。

これを真っ直ぐな言い回しにしてみましょう。「子育て支援や福利厚生が充実していて、給料など全体的に待遇のレベルが高いので、長く勤めます」となります。

婉曲的な言い回しと真っ直ぐな言い回しでは、受ける印象がぜんぜん違いますよね。

ところで、まっすぐな言い回しには「給料」という言葉が出てきているのに、婉曲的な言い回しには給料に関する言葉が出てきていないことに疑問を持ちませんでしたか?

この疑問を持つのはもっともだと思います。確かに、婉曲的な言い回しには給料のワードは出てきていませんから。

なぜ、婉曲的な言い回しに給料のワードが出ていないかというと、志望動機の中では、いくら婉曲的な言い回しだろうと金銭的なワードを出すのは相応しくないからです。

そのため、婉曲的な言い回しの「そのほか」という言葉に給料に関することも含めてしまっています。なんでも婉曲的に表現すれば良いというものではないことを覚えておきましょう。

大学病院のデメリットを説明している?

これは既に解決済ですが、もう一度確認しておきますね。大学病院のデメリットは、勤務時間外のただ働きのような研修が多いことや研修医がいるために看護技術を使う機会がないことでした。

「教育制度が充実している」ことに言及しているので、勤務時間外の研修が多いことは知っていて、それでも「積極的に参加する」やスキルアップ志向があることを伝えて、「スキルアップのためですので、時間外の研修でもどんどん参加します!」とデメリットへの対策を説明しています。

また、「大学病院の看護師として」や「自己研鑽に励みつつ」で「大学病院の看護師は看護技術を使う機会が少ないけど、積極的に自分で看護技術を磨く機会を見つける」とデメリットを知っていることとその対策を説明できていますね。

このように説明できれば、「この人は大学病院に向いている人材だし、すぐに辞めることはないだろう。ぜひ、うちの大学病院で働いてもらおう」と採用担当の人は思うでしょう。

これで、ライバルに差をつける大学病院の良い志望動機の完成です!

<大学病院の良い志望動機のポイント>
・「最先端の医療:ハイレベルな待遇=8:2」の割合で書く
・「ハイレベルな待遇」には婉曲的な表現を!
・大学病院のデメリットを婉曲的に説明する

この3つのポイントを守れば、大学病院の採用はグッと近づくはずです。

ただ、この例文のパターンに当てはまらない人もいますよね。たとえば、「私は精神病院での勤務経験しかないんだけど、どうすれば良いの?」という不安を持っている看護師さんもいると思います。

自分に合った志望動機を考える自信がない人は、転職サイトを使ってみてはいかがでしょうか?転職サイトは転職活動全般をサポートしてくれるので、志望動機に悩んでいるなら、担当者に相談すれば、良いアドバイスをもらえますよ!

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