看護師がしんどいから辞めたいと思ったら、どうすれば良いの？

看護師がしんどいから辞めたいと思うのは仕方のないことですよね。誰だって、しんどいのは嫌です。「しんどい」と感じるのは、自分の体力のキャパシティを超えているからです。

そんな状態が長く続けば、辞めたいと思うのは当たり前です。しんどくて辞めたいと思った時、どうすれば良いのか、その解決法を一緒に考えてみましょう。

看護師がしんどいから辞めたいと思うのはどんな時？

看護師がしんどいから辞めたいと思うのはどんな時でしょうか？勤務中のどんなシチュエーションで、「しんどい！もう辞めたい。」と思うのか気になりませんか？

看護師がしんどくて辞めたいと思うシチュエーションの具体例を挙げてみました。

1つ目は、勤務交代直前に緊急入院があったり、オペ戻りの患者さんが帰ってきた時です。勤務交代前は、誰でも疲れているものですよね。

「あと30分で夜勤さんに交代できると思っていたのに、救急外来から緊急入院がやってきた」、「オペ時間が延びて勤務交代直前にオペの患者さんが戻ってきた」、こんな時に「もうしんどい～。」と感じる看護師さんは多いと思います。

ドタバタのまま夜勤さんに送るわけにはいきませんので、日勤スタッフが残業して対応しなければいけません。

疲れている上にさらに大変な仕事がドンっと増えたら、「しんどい。辞めたい。」と思うのは当然です。

2つ目は、「明け日勤」を頼まれた時です。2交代制の勤務の場合、夜勤明けの次の日は休みまたは夜勤の入りが普通ですよね。

でも、「どうしても人が足りないから日勤に入って！」と師長に頼まれてしまったら、「もうしんどい。こんな勤務シフトがあるなら辞めたい」と思ってしまうのは仕方ないと思います。そのくらい「明け日勤」ってしんどいんですよね。

勤務交代前のドタバタや明け日勤で「しんどい！もう辞めたい！」と思うのは、看護師あるあるかもしれません！あなたもそんな経験はありませんか？

看護師がしんどいから辞めたいと思った時は、業務改善を提案しよう

看護師がしんどいから辞めたいと思ったら、どうすれば良いのでしょうか？今の職場に対して、「しんどい」以外の不満がなかったら、辞めてしまうのはもったいないですよね。

「しんどくて辞めたいけど、できれば今の職場で働きたい」という人は、師長に業務改善を提案してみましょう。

たとえば、残業が多くてしんどいなら、残業を少なくするように改善すれば良いですし、オペ戻りや緊急入院時の手続きや記録物が面倒で時間も手間もかかるという場合は、それを簡略化したりシンプルにしたりすれば良いんです。

このような業務改善を師長に提案してみましょう。大学病院のような大きな病院はシステム化されていて、業務改善する
余地がないかもしれませんが、規模が小さめな一般病院や個人病院などだったら、業務改善をすることで一気に残業が少なくなることもあります。

師長に提案する時のポイントとして、「もう今の状態が本当にしんどくてしんどくて・・・。本当にしんどいので、もう辞めようと思ったんですが、できればここで働いていたいので」と「しんどいこと」、「辞めたいと思ったこと」、「ここで働きたいこと」などをアピールすると効果的です。

看護師がしんどいから辞めたいと思った時は、異動や転職するのもあり！

看護師がしんどいから辞めたいと思った時の解決法の2つ目は、異動希望を出すことです。

業務改善する余地がない、業務改善を提案しても全然対処してくれない、今の職場に未練はないという場合は、今の職場から異動して、もっとゆとりのある職場で働けば解決ですよね！

たとえば、急性期病棟がしんどいと感じている時は、外来に異動すると良いですし、同じ病院内に療養型病棟があれば、そちらに異動しても良いでしょう。

ただ、病院全体で「明け日勤」などの無理なシフトを作っている、異動希望が通らない、異動したい部署もないという場合は、思い切って転職をしてみるのも1つの解決法です。

転職するなら、今度は「しんどい」と感じないようなゆとりのある職場が良いですよね。そういうゆとりのある職場を探すなら、転職サイトを使いましょう。

転職サイトの担当者に「ゆとりのある職場」をリクエストすれば、いくつかピックアップしてくれますよ！