看護師が精神科へ転職|仕事の特徴やメリット・デメリット、向いている人、注意点

看護師は精神科の特徴を知っておくべき。

看護師が精神科へ転職する場合、精神科の仕事の特徴やメリット、デメリット、精神科の仕事に向いている人、精神科に転職する時の求人選びの注意点を知っておく必要があります。

転職は看護師キャリアの中でも重要なターニングポイントですので、絶対に失敗したくないですよね。これらのことをしっかり把握して、転職を成功させましょう!

看護師は精神科の仕事の特徴を知っておきましょう!

看護師は精神科の仕事の特徴を知っておくと、メリット・デメリットがわかりやすいです。精神科は外科や内科などと比べると、ちょっと特殊というイメージがあって、敬遠しがちな人もいるかもしれません。

でも、精神科って本当は専門性が高くてやりがいを感じることができるところなんですよ!

仕事の特徴1:診療の補助より日常生活援助が中心

診療補助よりも日常生活の援助が業務の中心というのが、精神科の仕事の大きな特徴です。

精神科の患者さんは、身体的な疾患ではなく精神的な疾患を抱えています。精神疾患からくるものや元々の持病として、何らかの身体的な疾患を持っている場合もありますが、基本的には精神疾患を除けば身体的な問題はありません。

そのため、一般病棟で行われるような処置や点滴などの治療は少ないので、精神科の看護師は清潔ケアや食事介助などの日常生活援助が主な仕事になるのです。

仕事の特徴2:長期入院が多い

精神科病棟は一般病棟と比べて、在院日数が長いという仕事場の特徴があります。厚生労働省の2013年1月分の病院報告によると一般病床の平均在院日数は18.5日ですが、精神病床は311.2日となっています。

精神科では数年にわたって入院している患者さんも多いんです。

仕事の特徴3:男性看護師が活躍している

精神科の仕事場のもうひとつの特徴として、男性看護師の存在が挙げられます。最近は男性看護師がどんどん増えてきていますが、一般病棟ではまだまだ少数派で、肩身の狭い思いをしている男性看護師も多いと思います。

でも、精神科は男性看護師が活躍できる場なんです。力仕事も多いですが、精神科は男性看護師にとって働きやすい職場と言えるかもしれません。

看護師が精神科に転職するメリットって何?

看護師が精神科に転職するメリットって何?

看護師が精神科に転職するメリットって何でしょう?精神科に転職することでどんなメリットがあるのかしっかり確認しておきましょう。

メリット1:コミュニケーションスキルがアップする

コミュニケーション能力を磨けるというのが、精神科に転職する第一のメリットです。精神科での治療や看護は、患者さんとのコミュニケーションが基本になっています。

でも、精神科の患者さんは精神疾患を抱えていますので、信頼関係を築くまではなかなかコミュニケーションを取ってもらえなかったり、うまく言葉で表せなかったりします。

それでも、看護師が根気強くコミュニケーションを通して、患者さんを良い方向へ導いていく必要がありますので、精神科で働くとコミュニケーションスキルがアップするんです。

コミュニケーションスキルは看護師として必要不可欠なものですので、精神科だけでなくほかの診療科に転職した時にも役に立ちますよね。それどころか、仕事とは関係ない日常生活の中でもメリットは大きいと思います。

メリット2:一人ひとりと向き合った看護ができる

精神科は入院期間が長いですし、精神疾患は同じ病名でも患者さんによって症状が少しずつ異なりますので、患者さん一人ひとりと向き合い、その患者さんに合わせた看護をすることができます。

これも一人ひとりをじっくり看護したい方にとっては大きなメリットです。

メリット3:残業が少ないので、プライベートを充実させることができる

もうひとつ、大事なメリットがあります。精神科は急性期病棟のようなバタバタした忙しさはなく、緊急入院や急変はほとんどありませんので、残業が少ないんです。定時で仕事が終わることも珍しくありません。

残業が少なければ、プライベートの時間が増えますので、仕事とプライベートをキッチリわけることができますし、プライベートを充実させることができますね。

看護師が精神科に転職するデメリットは?

看護師が精神科に転職するデメリットは?

看護師が精神科に転職するデメリットは何でしょうか?メリットだけではなく、デメリットもきちんと知っておきましょう。

デメリット1:医療行為が少ない

精神科の治療の基本は、薬物療法や精神療法、行動療法になりますので、一般病棟で行われているような治療とはちょっと異なります。そのため、静脈注射や採血、気管吸引などの看護技術や処置介助などのスキルは身につけにくいというデメリットがあります。

デメリット2:精神的に疲れてしまうことも

精神疾患を持つ患者さんと接するのは、根気強さが必要です。これがデメリットにもなります。

長期入院の患者さんが多く、患者さんの病状に変化があまり見られない中で働いていると、精神的にグッタリと疲れてしまうかもしれません。

デメリット3:暴力、暴言の被害に遭うかも

精神科の患者さんは、突然興奮状態になって暴力を振るったり、暴言を言うことも珍しくありません。その暴力や暴言の矛先が、看護師に向かうこともあります。

精神科はこういうデメリットがあるので、そのデメリットをカバーできる男性看護師が重宝されているんです。

精神科の仕事に向いている看護師は?こんな方におすすめ!

精神科はこんな看護師の方におすすめ!

精神科の仕事に向いている看護師は、こんな人です!

精神科の仕事に向いている人=プライベートと仕事を両立させたい

プライベートを犠牲にすることなく、仕事をしっかりとこなしたいと言う方に、精神科の仕事は向いています。

精神科は残業が少ないですので、プライベートの時間をしっかり確保することができます。また、急性期病棟と比べるとバタバタしてなくて、ゆったりとした雰囲気の中で仕事ができますので、勤務後に疲労困憊!なんてこともありません。

ですから、精神科はプライベートと仕事を両立させやすいんです。育児との両立もしやすいので、ママさん看護師もたくさん活躍していますよ!

精神科の仕事に向いている人=人と話すのが好き

精神科の看護の基本は、患者さんとの対話・コミュニケーションです。人と話すのが好き、おしゃべりが好きという看護師さんは、精神科に向いています。

精神科の仕事に向いている人=相手のペースに合わせられる

精神科の患者さんは、精神疾患を抱えていますので、私たちには当たり前のことでも、患者さんにとってはすごく難しいこともあるんです。

そういう時でも、焦らずに自分のペースを押しつけず、患者さんのペースを尊重してあげられる人は、精神科に向いています。

看護師が精神科への転職を成功させる求人選びの注意点って?

看護師が精神科への転職を成功させる秘訣って?

看護師が精神科への転職を成功させるための求人選びの注意点を教えちゃいます!

注意点1:自分の興味のある精神科はどんなものかを確認!

まず最初の注意点です。

精神科といっても、病棟かクリニックか、急性期なのか慢性期なのか、開放病棟か閉鎖病棟かによって、患者さんや仕事内容は変わってきます。

精神科の中でもどんな分野に興味があるのか、どんな看護をしたいのかを自分の中でしっかり確認しておきましょう。

転職先には自分の希望に合った分野があるのかをあらかじめチェックしておかないと、転職後に「精神科だけど、なんか違う・・・」と転職を後悔することになります。

最近は、精神科も細分化されていて、精神科救急や児童・思春期病棟(外来)、アルコール依存症専門病棟(外来)、認知症病棟(外来)などがありますので、いろいろ調べてみると良いですよ!

注意点2:残業がどのくらいあるかをチェック!

次の注意点は残業についてです。

「精神科は残業が少ない」、これはあくまで「精神科の残業が少ないところが多い」ということですので、「精神科は100%残業が少ない」、「精神科は残業が多いところなんてない」ということではありません。

精神科救急や急性期病棟は、一般病棟並みに残業がある場合もありますので、残業はどのくらいあるかは、最初にチェックしておきましょう。

注意点3:転職サイトを利用しよう!

最後の注意点は、求人の探し方についてです。

例えば、「閉鎖病棟で働きたい」、「精神科救急で働きたい」と思っても、そこに配属されるかどうかは、実際に入職してみないとわからないことが多いですよね。

でも、転職サイトを利用すると、担当コンサルタントが採用前に病院側と交渉してくれるんです。また、残業時間も調べてくれますので、精神科への転職を成功させるためには、転職サイトを利用するのが一番の近道かもしれません!

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【1位】ナース人材バンク

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この記事を書いた人

看護師 rina

  • 取得資格:看護師、保健師
  • 出身:茨城県
  • 年齢:34歳
  • 看護師経験:大学病院、一般病院、介護老人保健施設、巡回健診、イベントナース
  • 経験がある診療科:救命救急センター、一般内科

看護大学を卒業後、都内の大学病院で5年間勤務。その後は、一般病院の療養型病院で2年間勤務しました。大学病院に勤務している時には、バイトで介護施設などでの勤務経験もあります。1児の母となった現在は、看護師ライターとして看護師の皆さんが、自分に合った働き方ができるように、転職やライフスタイルのアドバイスに関する記事を執筆しています。

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