看護師の給料が高い病院はどこ?年収アップのポイントや注意点まとめ

看護師の給料が高い病院はどこ?年収アップのポイントや注意点まとめ

看護師の給料が高い病院はどこでしょうか?せっかく働くなら、できるだけ給料が高い病院で働きたいと思うのは、当たり前のことですよね。

看護師の給料が高い病院をランキング形式でまとめました。また、年収アップのために給料が高い病院を探すポイントや額面以外に大切なことも説明しています。

看護師の給料が高い病院どこだ!?ランキング形式でチェック!

看護師の給料が高い病院はどこでしょうか?どうせ働くなら、がっちり稼ぎたい。これは、誰でも考えることです。

看護師の給料が高い病院を、設置主体別、都道府県別にランキング形式でまとめました。

  1. 設置主体別看護師の給料ランキング
  2. 都道府県別看護師の給料ランキング
  3. 看護師の給料が高い病院はここ!

設置主体別看護師の給料ランキング

まずは、設置主体別の看護師の給料ランキングです。病院は様々な法人や団体が設置しています。設置主体によって看護師の給料は変わってきますので、設置主体別の平均給料ランキングベスト5を見ていきましょう。

日本看護協会の「2013年 病院における看護職員需給状況調査」を使用し、勤続10年の看護師の平均給料(税込み)でランキングを作りました。

  • 第1位 私立学校法人(私立大学病院)=35万7059円
  • 第2位 社会保険団体(社会保険連合会や健康保険組合)=33万9274円
  • 第3位 国・厚生労働省(国立病院機構や国立大学病院)=33万6161円
  • 第4位 都道府県・市町村(公立病院)=33万2909円
  • 第5位 公的医療機関(日本赤十字、済生会)=33万1518円

勤続10年の看護師の平均給料は31万8010円とですので、このベスト5の病院はいかに給料が高いかがわかると思います。

これらの病院は、ボーナスも多めなので、年収も高くなる傾向にあります。

都道府県別看護師の給料ランキング

次に、都道府県別の看護師の給料ランキングを見ていきましょう。同じ日本でも、どこで働くかによって、看護師の給料は変わってきます。

ここでは、厚生労働省の平成28年賃金構造基本統計調査から都道府県別の看護師の給料ランキングベスト5を作りました。

全国平均の看護師の平均給料は、男性で34万2400円、女性で33万700円となっています。

<都道府県別男性看護師の給料ランキング>

  • 第1位 奈良県=38万9900円
  • 第2位 京都府=37万2500円
  • 第3位 東京都=37万1100円
  • 第4位 栃木県=37万700円
  • 第5位 大阪府=36万9700円

<都道府県別女性看護師の給料ランキング>

  • 第1位 神奈川県=36万5300円
  • 第2位 東京都=36万4200円
  • 第3位 大阪府=35万1300円
  • 第4位 栃木県=35万800円
  • 第5位 奈良県=34万8300円

一部例外はあるものの、男女ともに都会は給料が高いですね。東京周辺、大阪周辺は看護師の給料が高いのです。

看護師の給料が高い病院はここ!

設置主体別の看護師の給料が高い病院ランキングと都道府県別の看護師の給料ランキングを紹介しましたが、この結果から、給料が高い病院というのが浮かび上がってくると思います。

看護師の給料が高い病院は、東京や大阪周辺にある私立大学病院です。東京や大阪周辺にある私立大学病院に勤めれば、平均以上の給料を稼ぐことができるのは、ほぼ間違いないでしょう。

ただ、付属病院を持っている私立大学は全国に29大学しかありません。東京・大阪周辺に絞ると、さらに少なくなるでしょう。

また、私立大学病院はERやICU、CCUなどを備え、高度で専門的な治療を行っているため、看護師に要求されるレベルも高くなります。私立大学病院の看護師は、入職後も日々自己研鑽に励まなくてはいけません。

東京・大阪周辺の私立大学病院で働くという道は、狭き門なのです。

看護師が給料が高い病院を探す6つのポイント

看護師は給料が高い病院で働きたいからといって、全員が東京や大阪周辺の私立大学病院で働くわけにもいきませんよね。

東京や大阪周辺でない人は、給料が高い病院で働きたいからといって、わざわざ引っ越すというのも考え物です。引越し費用を考えたら、いくら給料が高くても、下手をすればマイナスになる可能性があるのですから。

「東京や大阪周辺の私立病院」以外で、看護師の給料が高い病院を探すなら、どんなポイントをチェックして、求人を探せば良いのでしょうか?

  1. 基本給
  2. 夜勤手当
  3. 経験年数の加算
  4. 各種手当の充実度
  5. ボーナスの支給実績
  6. 昇給率

基本給

給料が高い病院で働きたい看護師は、基本給をチェックしましょう。看護師の基本給は低いと言われていますが、「基本給は低くても仕方がない」と諦めるのではなく、少しでも基本給が高いところを探すべきです。

基本給は「これだけの賃金は絶対に支給しますよ」という給料です。夜勤に入らなくても、残業しなくても、基本給は絶対にもらえるのが基本給なのです。

また、基本給はボーナスの支給額にも影響してきますよね。先ほどご紹介した日本看護協会の「2013年 病院における看護職員需給状況調査」によると、基本給の平均は次のようになっています。

  • 3年課程卒の新卒看護師=19万7689円
  • 大卒の新卒看護師=20万4683円
  • 勤続10年の看護師=24万4392円

勤務地が都市部か田舎かによっても変わりますが、できればこの基本給の平均額以上の基本給をもらえる求人を探すようにしましょう。

夜勤手当

看護師が給料が高い病院を探したいなら、夜勤手当の額にも注目です。夜勤手当は看護師の給料の中で高い割合を占めています。夜勤手当にこだわるかどうかで、看護師の給料は大きく変わってきます。

日本看護協会の「2012年 病院勤務の看護職の賃金に関する調査」によると、夜勤手当の平均額は、以下のとおりです。

  • 2交替制=10119円
  • 準夜勤=3812円
  • 深夜勤=4635円

2交替制の場合、夜勤手当の平均額は約1万円ですが、2000円未満の病院もありますし、2万円以上の病院もあります。

月に4回の夜勤に入ると考えると、夜勤手当が2000円なら1ヶ月で8000円。夜勤手当が1万円なら、1ヶ月で4万円。夜勤手当が2万円なら1ヶ月で8万円。

これだけの差が出るんです。夜勤に入るつもりの看護師さんは、夜勤手当の額には必ずこだわりましょう。

経験年数の加算

看護師が給料が高い病院を探すなら、経験年数を全部加算してもらえるかどうかを確認しなければいけません。

今までの看護師の経験年数を評価して、給料に加算してもらえれば、基本給は高めからスタートになります。

でも、経験年数をまったく評価してもらえないと、新人看護師の初任給と同じ給料しかもらえません。

そのため、給料が高い病院を探すなら、必ずあなたの経験年数をきちんと全部加算してくれるかどうかを確認するようにしましょう。

そのためにも「看護師は経験加算の仕組みを知らないと損!給料アップ秘訣はこれ!」も読むことをオススメいたいします。

各種手当の充実度

給料が高い病院を探すなら、各種手当の充実度もチェックが必要です。住宅手当や家族手当、皆勤手当などですね。

東京都だと住宅手当は2~3万円もらえることも珍しくありません。また、家族手当は金額だけではなく、子どもがいれば自動的にもらえるのか、あなたの扶養に入れていないともらえないのかなどの条件が病院によって違います。

手当はもらっておいて損はありませんので、手当の種類や手当の額、手当が支給される条件はきちんと確認しておきましょう。

例えば、家族手当は扶養に入れている家族がいないと支給されない病院が多いですが、一部の病院は子どもがいれば扶養に入っていなくても支給してくれることがあります。

ボーナスの支給実績

給料が高い病院を探すなら、絶対に無視できないのがボーナスの支給実績です。ボーナスの支給実績は、月収には関係ありませんが、年収に大きく関係します。

基本給が25万円の場合、ボーナスが2ヶ月分の病院と5ヶ月分の病院では年収で75万円の差が出ます。月収は同じでも、年収は75万円も違ってくるんです。

だから、給料が高い病院を探すなら、ボーナスの支給実績は多い病院を選びましょう。できれば、4ヶ月分以上はほしいですね。

昇給率

最後に、昇給率です。看護師の昇給率は低いです。基本給の項目のデータを見返してみてください。10年働いても4~5万円しか昇給しないのです。

  • 3年課程卒の新卒看護師=19万7689円
  • 大卒の新卒看護師=20万4683円
  • 勤続10年の看護師=24万4392円

昇給率は、おおよそ2%前後でしょうか。昇給率が高ければ、長く働けば働くほど、どんどん基本給が高くなり、給料がアップしていくということですから、昇給率は少しでも高い病院を選んだほうが良いのです。

看護師の給料が高い病院を探すなら、割に合うかどうかを確認

看護師の給料が高い病院ランキングや給料が高い病院を探すポイントをご紹介しました。誰だって、給料は高いほうが良いですし、お金はいくらあっても困るものではありませんので、給料が高い病院を探すのは、間違いではありません。

でも、ただ給料だけにこだわって転職先を決めると悲惨なことになりかねないのです。

  1. 給料が高くてもブラック病院だったらどうなる?
  2. どんな病院で働くかはあなたの価値観次第!

給料が高くてもブラック病院だったらどうなる?

給料が高い病院を探すのは間違いではありません。でも、給料にだけこだわるのは問題です。もし、給料が高くても、その病院がブラックだったら、どうですか?

たとえば、看護師の年収が1000万円の病院があったとします。看護師の平均年収は480万円ですから、平均年収の2倍以上の給料を稼げるなんて、夢のような病院ですよね。

でも、その病院は残業が月100時間以上あって、1ヶ月の休みは4日間しかない。有給は絶対に使えない。師長が横暴で最悪。先輩看護師はみんな意地悪。新人&転職者にはいじめをするのが慣習化。

こんな病院だったら、どうでしょうか?年収1000万円の価値はないと思いませんか?それなら、給料の手取りは下がっても、もっと良い職場があると思いませんか?

いくら給料が高くても、その金額以上にブラックな病院だったら、給料が高いとは感じることができずに、割に合わないと感じてしまうことがあるんです。

たとえば、最初に給料が高いとお話した私立大学病院は、確かに給料が高いですが、激務で残業が多いので、疲れ果てて退職する人も少なくありません。

そういう人にとっては、私立大学病院は仕事内容と給料額が見合っていないのです。

どんな病院で働くかはあなたの価値観次第!

じゃあ、給料が高くて、ホワイトな職場に転職すれば良いじゃない!と思うかもしれません。確かにそのとおりです。

給料が高くて、働きやすいホワイトな病院なら、額面以上に給料が高いと感じることができると思います。

ただ、そのような理想的な職場はほとんどないのが現実です。しかも理想的な職場は、看護師の定着率が高いので、なかなか求人が出ません。

だから、現実的には「給料が高くて、ちょっと忙しい病院」を探すのが良いと思います。

ただ、あなたの価値観によっては、「給料がそこそこで、まあまあ楽な病院」、「給料はそこまで高くないけれど、かなり楽な病院」でも、給料が高いと感じることができるでしょう。

給料が高い病院を探す上で、一番大切なことは「割に合うかどうか」です。その給料と、業務内容・職場環境が釣り合っているか、満足できるかどうかを必ず確認するようにしてください。

まとめ

看護師の給料が高い病院ランキングと給料が高い病院を探すポイントなどをまとめました。給料が高い病院は東京・大阪周辺の私立大学病院です。

ただ、私立大学病院以外にも給料が高い病院はありますので、ご紹介したポイントをチェックしながら求人を探しましょう。また、あなたの価値観に合っていて、割に合うかどうかも重視して下さいね。

給料が高い病院を探すなら、転職サイトを利用すると良いですよ。転職サイトでは私立大学病院の求人を扱っていますし、それ以外の病院からも担当コンサルタントがご紹介した6つのポイントを調べて、給料が高い病院の求人をピックアップしてくれます。

また、業務内容や残業時間、職場環境なども調べてくれるので、あなたの価値観に合った職場の求人を探すことができるのです。

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この記事を書いた人

看護師 rina

  • 取得資格:看護師、保健師
  • 出身:茨城県
  • 年齢:34歳
  • 看護師経験:大学病院、一般病院、介護老人保健施設、巡回健診、イベントナース
  • 経験がある診療科:救命救急センター、一般内科

看護大学を卒業後、都内の大学病院で5年間勤務。その後は、一般病院の療養型病院で2年間勤務しました。大学病院に勤務している時には、バイトで介護施設などでの勤務経験もあります。1児の母となった現在は、看護師ライターとして看護師の皆さんが、自分に合った働き方ができるように、転職やライフスタイルのアドバイスに関する記事を執筆しています。

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