看護師が日勤リーダーの仕事をする時のコツや日勤リーダーをしたくない時の対処法

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看護師で日勤リーダーの仕事が好きな人は少ないですよね。

看護師で日勤リーダーの仕事が好きな人は少ないですよね。

リーダー業務が好きな看護師さんは少数派で、みなさん「あぁ、今日は日勤リーダーかぁ。仕事に行きたくないなぁ」と思うのではないでしょうか?

看護師の日勤リーダーの仕事や日勤リーダーをする時のコツ、日勤リーダーをしたくない時の対処法をまとめました。

看護師の日勤リーダーはどんな仕事をするの?

看護師の日勤リーダーはどんな仕事をするの?

看護師の日勤リーダーは、どんな仕事をするのでしょうか?

「そろそろ、リーダー業務をやってみない?」と師長や先輩看護師から言われて、不安で仕方がない看護師さんのために、まずは日勤リーダーの仕事を確認しておきましょう。

いつもスタッフ看護師として働いていると、日勤リーダーの仕事はなんとなくわかっているけれど、具体的にはよく分からないということもありますよね。

医師からの指示受けや医師への報告

日勤リーダーの看護師の仕事は、医師からの指示受けです。

点滴や内服薬の処方、呼吸器設定や酸素量の変更、その他の指示は受け持ち看護師ではなく、リーダー看護師がまとめて受けて、リーダー看護師から受け持ち看護師に伝えることが多いですよね。

この時は、正確に指示受けをして、正確に受け持ち看護師に伝えなければいけないので、リーダー看護師はとても責任重大です。

週明けの月曜日の日勤リーダーなんて、指示受けだけで1日が終わることもよくあります。

また、受け持ち看護師から患者さんの異常などの報告が上がってきたら、それを主治医に報告することも、日勤リーダーの看護師の重要な仕事になります。

日勤リーダーは看護師と医師の橋渡し役と言えるかもしれませんね。

病棟全体をマネジメントする

病棟全体をマネジメントすることも日勤リーダーの大切な仕事です。

例えば、忙しくてアタフタしている部屋持ち看護師のところに、暇そうにしているフリーの看護師を手伝いに行くように指示したりなどです。

また、医師の処置がある時は、医師がやりたい時間と看護師側が処置介助につける時間を調整して、無理なく処置ができるようにします。

日勤リーダーの看護師は、病棟全体がどうなっているのか、誰が忙しくて、誰が暇そうなのかを常に把握する必要があります。

そして、できるだけみんなが働きやすいように調整するのが仕事なんです。

また、いかに昼休憩を上手に、時間通りに回すのか、みんなにしっかり昼休憩を取ってもらいつつも、病棟の業務を滞ることなく進められるかも、日勤リーダーの腕の見せ所と言えるでしょう。

ほかの病棟・部署との窓口になる

例えば、手術室の入室時間やオペ迎えの連絡、外来からの緊急入院の連絡、検査出しの時間などで病院内のほかの病棟や部署から連絡が来ることがあります。その時の窓口になるのも、日勤リーダーですね。

看護師が日勤リーダーをする時のコツは?

看護師が日勤リーダーをする時のコツは?

看護師が日勤リーダーをする時のコツは何でしょうか?日勤リーダーが上手くいかない時ってありますよね。

また、日勤リーダーをすると、自分が看護師としていかに中途半端だったか、できない看護師かを思い知らされる人が多いと思います。

少しでもスムーズに日勤リーダーの業務を行うためのコツを5つご紹介します。

メモを取る

日勤リーダーをする時のコツ、1つ目はメモを取ることです。日勤リーダーをしていると、医師から指示受けをしつつ、ナースコールの対応をし、部屋持ち看護師からは報告を受け、その間にほかの部署から電話が入り…。

このように、日勤リーダーはとにかく忙しいんです。部屋持ちをしている時と比べて、情報量が多く、次々に情報が入ってくるので、その情報を整理しないと、どんどん忘れていきますし、間違って伝えてしまうこともあるでしょう。

そうならないために、メモを取りましょう。私のおすすめは、付箋を使うことです。

私が救命救急センターで働いていたころ、リーダー業務が上手な先輩看護師がいたのですが、その先輩看護師は付箋を活用していました。

「今すぐやらなくても良いけれど、必ずやらなくてはいけない。少し後回しでもOK」というものは、大きめの付箋にマジックで用件を書いて、リーダー用のテーブルにどんどん貼っていっていました。

そして、その用件を終えたら、その付箋はゴミ箱へ。付箋を使うと、常に目にする場所にやるべきことを書いておけますし、終わったらすぐに捨てられるので、日勤リーダーの情報整理にはピッタリなんです。

医師には必ず確認する

日勤リーダーをしていると、医師からの指示受けをしますが、時々「え?先生、そんな指示出しちゃうの?」というような指示や、イマイチ理解できない指示、必要性を感じない指示が出ることがあります。

そういう時は、必ず医師に確認しましょう。もしかしたら、医師が勘違いして指示を出している可能性があります。

それなのに、指示をそのまま受けて、部屋持ち看護師に伝え、間違った指示を実行してしまったら、患者さんは最悪の場合、死んでしまいます。

ですから、疑問に思った時は、必ず「先生、この指示なんですけど。どうしてこの指示なんですか?」と確認してください。

そうしないと、たとえ患者さんに被害はなくても、部屋持ちをしているベテラン看護師さんから、「なんでこんな指示受けたの?リーダー失格じゃないの?」と突っ込まれることになります。

リーダー業務が上手な先輩に相談する

日勤リーダーをする時のコツ、3つ目はリーダー業務が上手な先輩に相談してみましょう。

あなたの病棟に、「この先輩が日勤リーダーだと働きやすいんだよなぁ」と感じる人はいませんか?

もしいるのであれば、あなたが日勤リーダーをして、その先輩がスタッフとして働いていた時の日勤後に、「リーダー業務のコツを教えてください。どうしても苦手なんです。」と相談してみましょう。

そうすると、先輩の視点から、あなたの日勤リーダーとしての改善点を指摘してくれると思います。

また、その先輩が日勤リーダーをする上で気を付けるべきことなども教えてくれますので、一度相談してみると良いですよ。

慣れるまで耐える

日勤リーダーをする時のコツ、4つ目は慣れるまで耐えることです。最初から日勤リーダーを上手にできる看護師なんていません。

最初はみんな不安で失敗をしながら、少しずつリーダー業務に慣れていくんです。

時々、ベテラン看護師さんで重箱の隅をつつくような指摘をしてきたり、「リーダーさ~ん。この指示、どうなってんのぉ?ちゃんとやってくれないと、患者さん死んじゃうよぉ?」と厭味ったらしく言ってくる人がいます。

パートや准看護師だからリーダー業務をしないけど、経験だけはあるという看護師さんの中に、時々リーダー業務デビューをしたばかりの看護師をイジメる人がいます。

もう、そういう意地悪な看護師さんは放っておきましょう。きちんと注意して、改善点を伝えてくれる人、厳しいことを言うけれど、親身になってくれる人の意見や指摘は聞くべきですが、ただ意地悪なことを言ってくる人の言うことなんて聞く必要はありません。

「この人、ストレスが溜まっているんだなぁ。後輩イジメをすることでしか、ストレス発散できないんだろうなぁ。なんか、哀れだわ。」と思って、やり過ごしましょう。

リーダー業務は回数を重ねれば、慣れてきます。少しずつコツがつかめてきます。

日勤リーダーをスムーズにできるようになれば、意地悪な看護師の標的は別な人に移ると思います。それまでの辛抱です。

世話好き先輩を頼る

日勤リーダーをする日は、スタッフの中に世話好き先輩がいないかどうかをチェックしましょう。

病棟に1人はいませんか?頼られることに喜びを感じる先輩。「仕方ないなぁ」と言いつつも、嬉しそうに手伝ってくれる先輩。

そういう先輩がいたら、困ったらその先輩に「どうしたら良いですか?」と相談しましょう。変に自分で判断してミスをするよりも、頼ってしまったほうが良いケースはたくさんあります。

余りにおんぶに抱っこになるのはNGですが、どうしても困った時は、迷わずに頼るようにしましょう。

「困った時はこの人に!」と頭の中に入れておくと、少し安心して日勤リーダーができると思います。

看護師が日勤リーダーの仕事をしたくない時の対処法

看護師が日勤リーダーの仕事をしたくない時の対処法

看護師が日勤リーダーの仕事をしたくない時は、どうすれば良いのでしょうか?

どうしても、日勤リーダーの仕事が苦手、日勤リーダーの日は本当に憂鬱で仕方がないという人もいると思います。

そういう時は、どうすれば良いのでしょうか?憂鬱で仕方がないのに、無理に日勤リーダーをする必要はないですよね。

日勤リーダーをすると、看護師として成長できるのは確かなことですが、別に部屋持ちやフリーの看護師をしていたって、看護師として成長することができます。

日勤リーダーをしないと、成長できないというわけではありません。人には向き不向きがありますから、部屋持ちやフリーだと楽しく働けるのに、日勤リーダーの仕事は本当に憂鬱という場合は、無理に日勤リーダーをしなくても良いと思うんです。

日勤リーダーをしたくない時は、今の職場で働き続けるのは、残念ながら無理だと思います。

一度日勤リーダーをやったのに、「やっぱり嫌だから、日勤リーダーはしません」というのは、たとえ師長が許しても、他の同僚の看護師さんから、「あの人だけズルい!」と思われてしまうからです。

そのため、他の病棟に「日勤リーダーはしない」という約束で異動させてもらえるかどうかを師長に相談してみましょう。

それで、OKだったら異動してください。もし、「それは無理よ」と言われたら、転職しましょう。

クリニックや介護施設は日勤リーダーを置かないところが多いですし、訪問看護ステーションもリーダー業務はありません。療養型病棟も日勤リーダーを置かないところがあります。

そういうところに転職すれば、日勤リーダーのプレッシャーから解放されて、看護師として楽しく働けるはずです。

まとめ

まとめ

看護師の日勤リーダーの仕事内容や日勤リーダーをする時のコツ、どうしても嫌なときの対処法をまとめました。

日勤リーダーをやらないと看護師として一人前にならないとも言われていますが、どうしても嫌なときは、無理にやる必要はないと思います。

日勤リーダーがどうしても嫌なら、リーダー業務がない職場へ転職しましょう。リーダー業務がない職場はクリニックや介護施設、訪問看護ステーション、一部の療養型病棟などです。

もし、日勤リーダーが嫌で転職するなら、転職サイトを使うと良いですよ。転職サイトなら、担当者が本当にリーダー業務がないかを調べてくれます。

また、急性期病棟で働きたい人は担当者が病院側と交渉して、日勤リーダーを免除してくれるところを探してくれますので、リーダー業務から解放されて働くことができるんです。

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