固定チームナーシングのメリットとデメリットのまとめ!

固定チームナーシングのメリットとデメリットを理解していますか?

固定チームナーシングの看護方式を導入している病院は多いですが、「固定チームナーシングっていったい何?」とイマイチよくわからないという看護師さんも多いのではないでしょうか?

固定チームナーシングの基礎知識とメリットデメリットをまとめました。

固定チームナーシングの基礎知識

固定チームナーシングの基礎知識

固定チームナーシングとは何か、どんな看護方式なのかを、あなたはきちんと知っていますか?固定チームナーシングの基礎知識を確認しておきましょう。

固定チームナーシングとは、病棟内でチームを複数作って、チームで患者さんの看護を行うという看護方式のことです。

1つのチームはチームリーダー1名とチームメンバー数人で構成されます。

病棟内でチームごとのスキルに差が出ないように、チームリーダーやチームメンバーのスキルを考慮して、チーム分けされ、基本的にはメンバー交代はなく、チームメンバーは年間通して固定されるのが特徴です。

そして、1人の患者さんを1人の看護師が担当するのではなく、チームで担当します。

メンバーが固定されているチーム単位で、看護を提供する」という看護方式が、固定チームナーシングですね。

もちろん、日々の受け持ちはチーム全体で行うのではなく、チームメンバーの1人の看護師が行います。

ただ、日々の受け持ちは基本的にチームメンバーの誰かが受け持つことになりますし、看護計画の立案・評価・修正などは、チームで相談しながら行うことになります。

固定チームナーシングのメリット4つ

固定チームナーシングのメリット4つ

まずは、固定チームナーシングのメリットから確認してきましょう。

24時間365日、継続した看護を提供できる

固定チームナーシングのメリットは、24時間365日、継続した看護を提供できることです。

例えば、1人の看護師が受け持つプライマリーナーシングの場合、その看護師が勤務していない時もあります。

担当の看護師が勤務していない時に、何か変化があったとしても、タイムリーに対応することができない可能性があります。

でも、固定チームナーシングなら、チームメンバーの誰かは勤務するようなシフトが組まれますので、「勤務していないから」という理由で対応できないということがなく、いつでもタイムリーな看護を提供することができるのです。

全ての患者に質の高い看護を提供できる

固定チームナーシングのメリットの2つ目は、全ての患者に質の高い看護を提供できることです。

例えば、プライマリーナーシングで新人看護師が担当になった患者と看護師歴15年のベテラン看護師が担当になった患者では、同じ質の看護は提供できないですよね。

当然、新人看護師が提供する看護の質は低いものになるでしょう。でも、これは新人看護師が悪いというわけではありません。新人なんだから、看護師歴15年の看護師と同じ質の看護を提供できるわけないのです。

でも、患者さんにとってみたら、「新人だから仕方がない」では済まされないものがありますよね。誰だって、できるだけ質の高い看護を受けたいと思いますから。

でも、固定チームナーシングなら新人からベテランまでいるチーム全体で看護を提供しますので、どの患者にも質の高い看護を提供することができるのです。

看護師の精神的な負担軽減につながる

固定チームナーシングのメリットの3つ目は、看護師の精神的な負担軽減につながることです。

「1人で患者を責任もって受け持つ」、これは新人や若手看護師にとっては、とても荷が重いですよね。

看護計画で迷って相談した時も、「それはあなたの受け持ちでしょ?」と言われてしまうことがありますし、まだまだ日々の業務でわからないことがいっぱいあるのに、その中で患者を責任もって受け持つというのは、精神的な負担になります。

でも、固定チームナーシングなら、チームで看護をしますので、困った時はチーム内の先輩看護師に相談できるというメリットがあるのです。

また、1人ではなくチームで看るというのも、精神的な負担を軽減することができますね。

役割・目標が明確化できる

固定チームナーシングのメリットの4つ目は、チーム内での役割が明確化することで、個人の目標設定がはっきりすることです。

たとえば、チームリーダーはリーダーシップを発揮して、より良いチームとすべく、チーム運営をしていくという目標ができます。

チームメンバーは経験年数によって、後輩を指導する、1人で看護計画を立てられるようになるなどの目標を見い出しやすくなります。

さらに、新人や若手看護師は、身近に目標とする先輩がいますし、看護計画や仕事のことで迷ったら、気軽に相談できる先輩がいるというメリットもあるのです。

固定チームナーシングのデメリット3つ

固定チームナーシングのデメリット3つ

次は固定チームナーシングのデメリットを詳しく見ていきましょう。固定チームナーシングのデメリットは3つあります。

退職者・異動者がいると残ったメンバーの負担が大きくなる

固定チームナーシングのデメリットは、年間を通して同じメンバーで固定したチームで行います。チーム間でのメンバーの移動・交換は基本的にありません。

そのため、チーム内で退職者や異動者が出ると、残ったチームメンバーの負担が大きくなるのです。

中途入職者がいたら、メンバー追加もありますが、中途入職者は即戦力にならないこともあります。

年度初めの4月は各チーム7人編成だったのに、1つのチームだけ退職者が続出して、半年後には4人しかいなくなってしまったら、そのチームは7人分の仕事を4人で回さなければいけないので大変なんです。

チームの結束が必要不可欠になる

固定チームナーシングのデメリットの2つ目は、チームの結束が必要不可欠になることです。

これは、一見デメリットには思えないかもしれません。確かに、結束すればデメリットにはなりません。

でも、面倒なことが多い看護師の人間関係の中で、チームメンバー全員と連携を密にとって、働いていくのって、なかなか難しいこともありますよね。

嫌いな先輩、苦手な先輩と一緒のチームだったら、チームリーダーがイジメてくる先輩だったら、もう一年間は地獄ですよね。

また、チームメンバー全員が、一生懸命働くとは限りません。「私、アセスメント苦手だから、あなたが看護計画をやっておいてね~」といつも仕事を押し付けてくる人もいます。

そのため、固定チームナーシングはきちんとチームが結束できれば、働きやすいのですが、1人でも自分勝手な人がいる、苦手な人がいると働きにくいことこの上ないのです。

チームで担当している患者さん以外の情報に疎くなる

固定チームナーシングのデメリットの3つ目は、チームで担当している患者さん以外の情報に疎くなることです。

固定チームナーシングでは、基本的にチームで担当する患者さんしか受け持ちません。そのため、他のチームで担当している患者さんの情報には疎くなるのです。

病棟でリーダーをしていれば、全体的な情報を掴むことはできますが、リーダーをしない看護師は、チームの患者さん以外はほとんどわからないなんてこともあります。

もし、昼休憩を回すために、一時的に他のチームの患者さんを受け持つことになった時、もし突然その患者さんが急変したら、どんな経過をたどってきたのかわからず、スムーズに対応できないこともあるのです。

まとめ

まとめ

固定チームナーシングのメリットとデメリットをまとめました。固定チームナーシングは、「チームで患者さんを看る」ので、アセスメントや計画立案などに自信がない人はチームの先輩に指導してもらいながら、学んでいくことができるので、大きなメリットになると思います。

もし、今の看護方式がプライマリーナーシングで疲れてしまったという人は、固定チームナーシング方式で看護をしている病院に転勤すると良いでしょう。

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この記事を書いた人

看護師 rina

  • 取得資格:看護師、保健師
  • 出身:茨城県
  • 年齢:34歳
  • 看護師経験:大学病院、一般病院、介護老人保健施設、巡回健診、イベントナース
  • 経験がある診療科:救命救急センター、一般内科

看護大学を卒業後、都内の大学病院で5年間勤務。その後は、一般病院の療養型病院で2年間勤務しました。大学病院に勤務している時には、バイトで介護施設などでの勤務経験もあります。1児の母となった現在は、看護師ライターとして看護師の皆さんが、自分に合った働き方ができるように、転職やライフスタイルのアドバイスに関する記事を執筆しています。

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